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2022-12-28 12:03:17 +03:00

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{
"386000611_0": "縮まる距離",
"386000611_1": "(…………)",
"386000611_2": "(……駄目です。\\n 結果が変わらない",
"386000611_3": "(響さんたちが持って来てくれた御神体。\\n 何回調査を繰り返しても――",
"386000611_4": "(聖遺物の反応が見られません。\\n 古木で作られた、ただの像としか……",
"386000611_5": "(いや、\\n そう決めつけるのは早計です",
"386000611_6": "(ボクたちの想像を易々と越えてくるのが、\\n 聖遺物――ブラックアートと呼ばれるもの",
"386000611_7": "(まだ、ボクが気付けていないことがあるのかもしれません)",
"386000611_8": "(……星屑と呼ばれる、\\n イズともアルカ・イズとも異なる脅威",
"386000611_9": "(そして友奈さん、東郷さん、夏凜さん。\\n 勇者と呼ばれる皆さんのこと……",
"386000611_10": "(わからないことばかりです。今、わかっている事……",
"386000611_11": " いいえ、ボクが感じている事は1つだけ)",
"386000611_12": "(それは、友奈さんたちが、とても『良い人』だということ。\\n 響さんや、ここにいる皆さんたちと同じように……",
"386000611_13": "「だからこそ、帰るべき場所に帰してあげたいッ!\\n そのためにも、ボクができることをやらなくっちゃッ」",
"386000611_14": "「そうだッ!\\n 御神体が造られた年代から何かわかるかも――」",
"386000611_15": "「のう、おぬし」",
"386000611_16": "「ひゃああッ!?」",
"386000611_17": "「そそ、そんなに大声を出すでないッ!\\n びっくりするし、耳がキーンとするじゃろうがッ」",
"386000611_18": "「す、すみません……。\\n まさか、後ろに誰かいるとは思わず……」",
"386000611_19": "「む……先に驚かせたのはわしの方じゃったか。\\n すまなんだ、みんなにこの場所を聞いての」",
"386000611_20": "「いえいえ、ボクこそ失礼しました。\\n それで、何か御用でしょうか」",
"386000611_21": "「用というほどではないのじゃが……\\n お上さまの様子がちと気になっての」",
"386000611_22": "「ああ、すみません。\\n 大切な物なのに、長い時間お借りしてしまって」",
"386000611_23": "「ただ、まだ結果が出ていないので、\\n もう少しの間、お借りしたいのですが……」",
"386000611_24": "「構わぬ。\\n どうやら、大切に扱ってくれておるようじゃからの」",
"386000611_25": "「……え?」",
"386000611_26": "「よだれやペンキの汚れが綺麗に落とされておる。\\n お上さまも、心なしか喜んでおられるようじゃ」",
"386000611_27": "「もしもお上さまに対して失礼を働いていれば、\\n 強硬手段も已む無しと思っておったが……」",
"386000611_28": "「<ruby=けいけん>敬虔</ruby>な行いにこそ、使わしめたるわしが報いる意義もあろう。\\n 友奈たちのためにも、存分に調べ尽くすがよいぞ」",
"386000611_29": "「はいッ!",
"386000611_30": " ありがとうございますッ!」",
"386000611_31": "「……そうだ、ヤコさん。\\n これを持っておいてもらえますか」",
"386000611_32": "「むむ?\\n なんじゃこれは」",
"386000611_33": "「通信機というものです。\\n そうですね、簡単に説明すると……」",
"386000611_34": "「これを耳に着けていただければ、\\n 離れていても、ボクとお話ができるようになります」",
"386000611_35": "「なんじゃとッ!?\\n 友奈たちが持っていた、『すまほ』のようなものかッ」",
"386000611_36": "「そう考えていただいて大丈夫です。\\n 御神体の調査が完了したら、すぐにそれで連絡しますので」",
"386000611_37": "「ふむ、感謝するぞ。\\n それにしても、おぬしは小さいのに色々と気が利くのお」",
"386000611_38": "「いえ、そんな……。\\n ボクにできることは、これくらいですから……」",
"386000611_39": "「そんな事はない。\\n わしは、おぬしも頼りにしておるぞ」",
"386000611_40": "「っと、頑張ってるところを邪魔してはならんな。\\n わしはそろそろお暇させてもらおう。あとは頼む」",
"386000611_41": "「はいッ!\\n 任せてくださいッ」",
"386000611_42": "「まったく……ここにいる者たちはみんな、良いやつばかりじゃの。\\n お上さまの庇護下にあるこの街の住民でない事が悔やまれるわ」",
"386000611_43": "「――それでも、どうか、お上さまよ。\\n 彼女らが幸いであるよう、何卒、お護りくださいませ……」"
}