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2022-12-28 12:03:17 +03:00

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{
"377000821_0": "「プロデューサー。どこに行くのかしら?」",
"377000821_1": "「ちょっと野暮用……、と言いたい所ですが、\\n 関係者以外立ち入り禁止区域に面倒な用事がありましてね」",
"377000821_2": "「そこを通していただきたいのですが……。\\n そうもいかないようですね」",
"377000821_3": "「理解が早くて、助かるわ」",
"377000821_4": "「少し前までの僕なら、\\n 全力で誤魔化していたところなのですけどね」",
"377000821_5": "「心境の変化というヤツです。\\n 歩きながらでよければ、全部ご説明しますよ」",
"377000821_6": "「そう、ありがとう。それじゃあ聞かせてちょうだい。\\n 隠していたことを、全部ね」",
"377000821_7": "「オメガタクトが、聖遺物の裏取引を……ッ!?」",
"377000821_8": "「ええ。ウンともスンとも言わない聖遺物をかき集め、\\n ライブを隠れ蓑に音楽で起動実験を行う」",
"377000821_9": "「歌の力に、聖遺物が反応するというのは\\n 分かっていましたから」",
"377000821_10": "「大半は<ruby=れいき>励起</ruby>すらしませんが、たまに波長が合って起動した\\n ものを、武装勢力などに売り飛ばしているのです」",
"377000821_11": "「音楽会社を隠れ蓑にした死の商人。\\n それがオメガタクトの正体ですよ」",
"377000821_12": "「だから、政府とつながりがあったのね。\\n 情報統制や隠蔽の見事さもうなずけるわ」",
"377000821_13": "「我々は少し前に、『セイレーン』と呼ばれる聖遺物の\\n 起動に成功しました」",
"377000821_14": "「聴いたものの精神を汚染する歌を放つという、\\n 兵器として価値のある代物でした」",
"377000821_15": "「しかし、それをクライアントに引き渡す前に、\\n ヤツが現れたのです」",
"377000821_16": "「……まさか、カルマノイズッ!?」",
"377000821_17": "「その時は、名前も知らぬ怪物でしたがね。\\n 形も、今の形状とは少し違っていました」",
"377000821_18": "「カルマノイズは聖遺物に引き寄せられるように現れた後、\\n それを取り込み、形状を変えて姿を消してしまったのです」",
"377000821_19": "「それが、今まで戦ってきた、カルマノイズの本体ね」",
"377000821_20": "「なるほど、歌を唄うのも、歌に引き付けられて現れるのも、\\n セイレーンの影響を受けたんだわ」",
"377000821_21": "「セイレーンは、すでに売り先が決まっていました。\\n 商品が紛失したので、上層部は大慌てでしたよ」",
"377000821_22": "「SSFは本来、純粋なアイドルイベントの予定でしたが、\\n 急遽、ここでも聖遺物の起動実験が行われることになったのです」",
"377000821_23": "「同じことを繰り返すつもりなのッ!?」",
"377000821_24": "「むしろ、起動した聖遺物があれば、\\n カルマイズを倒せるかもしれない」",
"377000821_25": "「カルマノイズの知識がない上層部は、\\n それくらい楽観的に考えているのですよ」",
"377000821_26": "「だけど、聖遺物を起動するための歌に引き付けられて、\\n きっとカルマイズは現れる」",
"377000821_27": "「そうしたら、起動実験どころじゃないわ。\\n カルマイズによる大量虐殺が起こってしまう……」",
"377000821_28": "「ええ……。僕の考えが甘かったです。\\n いえ、保身のために、目をつぶっていただけかもしれませんが」",
"377000821_29": "「だから、僕は今から実験を止めに行きます」",
"377000821_30": "「……あなた、戦えるの?」",
"377000821_31": "「戦う? めっそうもありませんッ!\\n 制御室に侵入し、スマートに実験を停止させる計画ですよッ」",
"377000821_32": "「その後は?\\n 逃げられる算段はあるの……」",
"377000821_33": "「それは――」",
"377000821_34": "「まったく、仕方がないわね。わたしも行くわッ!\\n クリスティーナを悲しませる訳にはいかないもの」",
"377000821_35": "「分かりました。協力に感謝しますよ」",
"377000821_36": "「それじゃあ、急ぎましょう。\\n カルマイズが出るまでに、実験を止めないとッ」",
"377000821_37": "「この先の配線から、セキュリティーをハッキングします。\\n 混乱を生んで、その間に制御室に――」",
"377000821_38": "「さすが、プロデューサーをしている世界線でも、\\n そういう小賢しいことはできるのね」",
"377000821_39": "「小賢しいとは何ですかッ!\\n ここは天才的と――」",
"377000821_40": "「侵入者発見。排除シマス」",
"377000821_41": "「なあッ!?\\n こんなのがいるだなんて、聞いていませんよッ」",
"377000821_42": "「まったく、詰めが甘いんだから……。\\n ついてきてよかったわ」",
"377000821_43": "「Seilien coffin airget-lamh tron――」"
}