31 lines
3.1 KiB
JSON
31 lines
3.1 KiB
JSON
{
|
||
"377000731_0": "「…………」",
|
||
"377000731_1": "「そうですか、ありがとうございます。\\n 引き続き、よろしくお願いしますね」",
|
||
"377000731_2": "「……では」",
|
||
"377000731_3": "「やはり、カルマノイズが唄う時間は徐々に長くなっていますか。\\n 被害者の精神ダメージも、重くなっている」",
|
||
"377000731_4": "「もし、装者の皆さんの言うようにカルマノイズが\\n SSFに現れたら……」",
|
||
"377000731_5": "「今までのように、『犠牲者無し』では、\\n 済まないかもしれません……ッ!」",
|
||
"377000731_6": "「ウェルプロデューサーッ!!」",
|
||
"377000731_7": "「どうしたのですか? ここはオメガタクトの実験場内です。\\n そのような大声を出すなど……」",
|
||
"377000731_8": "「お話があります。\\n 少しお付き合いいただけますか」",
|
||
"377000731_9": "「……分かりました」",
|
||
"377000731_10": "「話というのは?」",
|
||
"377000731_11": "「今回の実験、本当に行っていいのですか?」",
|
||
"377000731_12": "「装者のような事を言い出しますね。\\n 今更是非を問うとは」",
|
||
"377000731_13": "「SSFは表の顔……。真の目的はこの実験場で、\\n フォニックゲインを利用した聖遺物の起動実験です」",
|
||
"377000731_14": "「あなたも分かっているでしょう」",
|
||
"377000731_15": "「……ええ。僕もあなたも、知りすぎてしまった。\\n 消されないためにも、協力するしかない状況でした……」",
|
||
"377000731_16": "「でしたら、今回も――」",
|
||
"377000731_17": "「我々は、あのカルマノイズという存在を\\n 甘く見過ぎていたのかもしれません……ッ!」",
|
||
"377000731_18": "「このままでは、\\n 多くの犠牲者を出す可能性もあるのですよ?」",
|
||
"377000731_19": "「上層部の決意は変わりません。\\n カルマノイズが出たとしても、装者をぶつければいいとね」",
|
||
"377000731_20": "「しかし、装者がカルマノイズを止められる保証なんて、\\n どこにもないじゃありませんかッ!」",
|
||
"377000731_21": "「今さら正義漢ぶると?\\n 君だって、今まで見て見ぬふりをしてきたでしょう?」",
|
||
"377000731_22": "「ええ、そうです。そして、あなたも悪人ではないと\\n 思っているから話しているんですッ!」",
|
||
"377000731_23": "「このままでは、クリスティーナの命だって\\n 危険にさらされてしまうのですよッ!」",
|
||
"377000731_24": "「実験を中止させれば、我々の命が脅かされるッ!\\n 死んでしまったらそれまでですッ!」",
|
||
"377000731_25": "「もう、やるしかないんですよ……ッ!」",
|
||
"377000731_26": "「そうですか……」",
|
||
"377000731_27": "「申し訳ありませんが、僕はもう、あなたには従えません。\\n 気が変わらないと言うなら、これで失礼します」",
|
||
"377000731_28": "「…………」"
|
||
} |