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JSON
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{
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"377000232_0": "「とりあえず、片付いたか……?」",
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"377000232_1": "「ああ。小型の個体は、\\n 例の歌を発することはできないようだったな」",
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"377000232_2": "「お2人ともッ!\\n クリスティーナさんが……ッ!」",
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"377000232_3": "「何かあったのですか?」",
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"377000232_4": "「避難の混乱で逸れてしまって……ッ!」",
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"377000232_5": "「おいおい、それはシャレにならないだろッ!」",
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"377000232_6": "「申し訳ありませんッ! 僕は向こうの方を見てきますので、\\n 皆さんも手分けして捜してもらえないでしょうか?」",
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"377000232_7": "「カルマノイズに襲われたら事だ。行くぞ雪音」",
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"377000232_8": "「ああ。\\n 無事でいてくれよ……ッ!」",
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"377000232_9": "「公園か。まさかこんなところには……」",
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"377000232_10": "「って、いたッ! ……あいつ、何やってんだ?\\n のんきにダンスの練習か?」",
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"377000232_11": "「…………」",
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"377000232_12": "「なあ、何してんだ。\\n 無事なのはよかったけど」",
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"377000232_13": "「……ちょっと待ってて。今、つかめそうなの。\\n この感覚を、逃がしたくないから」",
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"377000232_14": "「はいはい。見つけたって連絡しとくか」",
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"377000232_15": "「……よしッ! 完璧につかんだわッ!\\n フッ、また可愛くなってしまったわね」",
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"377000232_16": "「ずいぶん練習熱心なんだな」",
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"377000232_17": "「ええッ! よりすごいアイドルになるために、\\n 1分1秒だって無駄にはできないわッ!」",
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"377000232_18": "「マネージャーからは、時間が空いたからってすぐ\\n いなくなるなってよく怒られるけど……」",
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"377000232_19": "「お前、まさかこの前のライブであたしが間違えられた時も、\\n 直前まで練習を……?」",
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"377000232_20": "「その通りよッ!\\n どうしても納得のいかないところがあったから」",
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"377000232_21": "「まさか、ニセモノにスポットライトを\\n 奪われるとは思わなかったけどッ!」",
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"377000232_22": "「熱心なのはいいけど、今は護衛対象なんだから\\n 勝手な行動はするなよな」",
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"377000232_23": "「だけどッ!\\n あたしは護衛対象である前にアイドルなのよ?」",
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"377000232_24": "「宇宙一可愛いアイドルは、\\n ステージの上で完璧なパフォーマンスしか見せないのッ!」",
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"377000232_25": "「だから、ステージ上にいる以外の時間は、\\n 少しだって無駄にできないのよ」",
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"377000232_26": "「…………」",
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"377000232_27": "「……なによ。言いたい事があるなら言いなさいよ」",
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"377000232_28": "「いや……」",
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"377000232_29": "(ただの自信過剰な奴かと思ってたけど、\\n その分の努力はしてるんだな……)",
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"377000232_30": "「マネージャーに連絡くらいは\\n してやれって思うけどな」",
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"377000232_31": "「マネージャーは心配性だから、\\n 早めに待機を、とか体力の温存を、とか言うもの……」",
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"377000232_32": "「それは確かに、言いそうだな……」",
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"377000232_33": "「ま、そこまで言うなら好きなだけ練習してな。\\n 見ててやるから」",
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"377000232_34": "「ありがと。\\n 覚えたてのターンを見せてあげるわッ!」"
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