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{
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"326000222_0": "「チッ……やっぱりこうなったか」",
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"326000222_1": "「アルカ・ノイズ……使われちゃったね」",
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"326000222_2": "「でも、わたしたちがいるから大丈夫ッ!」",
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"326000222_3": "「そうだな。\\n さっさと終わらせて、後は警察にバトンタッチだッ!」",
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"326000222_4": "「はああああッ!」",
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"326000222_5": "「残りはッ!?」",
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"326000222_6": "「大分減ってきたよッ!」",
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"326000222_7": "「思ったより大量に買い込んでいたみたいだが、\\n あたしたちの敵じゃないッ!」",
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"326000222_8": "「よし、次――。なッ!?」",
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"326000222_9": "「どうして警察の人がッ!?」",
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"326000222_10": "「お、俺だって手柄を立てて昇進を――ッ!」",
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"326000222_11": "「逃げてくださいッ!」",
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"326000222_12": "「おいッ! 戻ってこいッ!\\n 特異災害の相手は俺たちの役目じゃないッ!」",
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"326000222_13": "「こんな少女たちだって戦っているんだ、俺だって――ッ!」",
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"326000222_14": "「……え、き、効かないッ!? そんな――」",
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"326000222_15": "「――くそったれッ!」",
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"326000222_16": "「うわああああああ――ッ!!」",
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"326000222_17": "「間に合わなかった……」",
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"326000222_18": "「……ああああああッ!!」",
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"326000222_19": "「ひ、響ッ!?」",
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"326000222_20": "「コイツらのせいで――ッ!」",
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"326000222_21": "「おいッ! 無茶に突っ込むなッ!\\n ……ダメか。あたしらで援護するぞッ!」",
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"326000222_22": "「う、うんッ!」",
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"326000222_23": "「はあああああああッ!!」",
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"326000222_24": "「1人で突っ走りやがってッ! 援護する身にもなれッ!」",
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"326000222_25": "「わたしが響を護るッ!」",
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"326000222_26": "「はあッ、はあッ……」",
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"326000222_27": "「今ので全部だな。\\n まったく、この前といいどうしたんだ――ッ!?」",
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"326000222_28": "「おいッ! どういうつもりだッ!?」",
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"326000222_29": "「響ッ!? どうしたのッ!?」",
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"326000222_30": "「……がああああああッ!!」",
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"326000222_31": "「警官隊の方へッ!?」",
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"326000222_32": "「バカッ! 何やってんだッ!」",
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"326000222_33": "「響ッ!」",
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"326000222_34": "「――ッ!! があッ!」",
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"326000222_35": "「きゃあああッ!?」",
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"326000222_36": "「大丈夫かッ!」",
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"326000222_37": "「う、うん……」",
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"326000222_38": "「あいつ、一体どうしちまったっていうんだッ!」",
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"326000222_39": "「どうしたッ! 何があったッ!」",
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"326000222_40": "「どうもこうもあるかッ! あのバカが暴走してるッ!」",
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"326000222_41": "「なんだとッ!?」",
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"326000222_42": "「響の様子がおかしくて……。アルカ・ノイズは倒したのに、\\n 今度はわたしたちや警察の人に拳を向けてきて――」",
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"326000222_43": "「くッ……わかったッ! 1分でいいッ!\\n 響くんの注意を引いてくれッ!」",
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"326000222_44": "「1分って……そんな短時間で何を――ッ!?\\n おいッ!」",
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"326000222_45": "「がああああッ!!」",
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"326000222_46": "「ぐあ……ッ!\\n ったく、大人しくしてろッ!」",
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"326000222_47": "「――ッ!?」",
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"326000222_48": "「響ッ! 聞こえるッ!?\\n 正気に戻ってッ!」",
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"326000222_49": "「うううう……」",
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"326000222_50": "「なんだ、あいつ……頭を押さえて……?」",
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"326000222_51": "「頭痛……?」",
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"326000222_52": "「ぐうう……ああああッ!!」",
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"326000222_53": "「そんな、響から瘴気がッ!?」",
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"326000222_54": "「一体、何がどうなってるんだよッ!?\\n おいッ! とにかく今は呼びかけ続けろッ!」",
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||
"326000222_55": "「う、うんッ! ひび――」",
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"326000222_56": "「きゃあああッ!?」",
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"326000222_57": "「なッ! こうなったら怪我させてでも止めるしか――」",
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"326000222_58": "「その役目は俺に任せろッ!!」",
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"326000222_59": "「――おっさんッ!?」",
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"326000222_60": "「お前たちは下がっていろッ!」",
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"326000222_61": "「弦十郎さん……響をお願いします」",
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"326000222_62": "「ああッ!」",
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"326000222_63": "「うう……があああああッ!!」",
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"326000222_64": "「我を失っている、といった状況だな。\\n とにかく、連れ帰って調べてみるしかないだろう」",
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"326000222_65": "「があ――ッ!!」",
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"326000222_66": "「おおおおおおおッ!!」",
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"326000222_67": "「――ッ!? あ…………」",
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"326000222_68": "「響ッ!?」",
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"326000222_69": "「ふう……心配ない、気絶させただけだ。\\n 今のうちに響くんを運ぶぞッ!」",
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"326000222_70": "「これは……ッ!?」",
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"326000222_71": "「響の容体はッ!?」",
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"326000222_72": "「身体については前回同様、おかしなところは見られません。\\n ですが――脳波が著しく乱れています」",
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"326000222_73": "「脳波って……どういうことだ?」",
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"326000222_74": "「……わかりません。\\n 精神に何か大きな負荷がかかっているとしか……」",
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"326000222_75": "「精神に……?」",
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"326000222_76": "「はい……。\\n 脳波の数値が通常では考えられないものになっています」",
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"326000222_77": "「こんな異常な状態が続けば、\\n 響さんの精神にどんな影響が現れるかわかりません」",
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"326000222_78": "「そんなッ!」",
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"326000222_79": "「それに、先ほどの戦闘時に響さんが発した瘴気は、\\n カルマノイズを上回る濃度でした」",
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"326000222_80": "「これはただの病気などではありません。\\n なんらかの外的要因があるとしか……」",
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"326000222_81": "「響を……響を助ける方法は何かないのッ!?」",
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"326000222_82": "「……今はなんとも言えません。\\n でも、必ず響さんを助ける方法を見つけてみせます」",
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"326000222_83": "「……こいつのこと、頼んだぞ」",
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"326000222_84": "「はい」",
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"326000222_85": "「響……」"
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