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{
"312000131_0": "「おわった、おわったー」",
"312000131_1": "「おかえりなさい」",
"312000131_2": "「ただいまー。\\n みんな、健康そのものだったよ」",
"312000131_3": "「オールグリーンだったデスッ!」",
"312000131_4": "「よかった」",
"312000131_5": "「検査結果って、こんなに早く出るものなの?」",
"312000131_6": "「外傷の類ならすぐなのですが、\\n まだ結果が出ていないものもたくさん……」",
"312000131_7": "「そうだったんデスかッ!?」",
"312000131_8": "「すみません。本格的な解析もこれからですし……。\\n でも、できるだけ早く終わるように頑張りますッ」",
"312000131_9": "「分かったわ。\\n 無理しなくていいから、しっかりね」",
"312000131_10": "「ありがとうございますッ!\\n では、急ぎ対応しますッ」",
"312000131_11": "「危ないッ!」",
"312000131_12": "「わわッ!?」",
"312000131_13": "「っと、大丈夫か?\\n 不用意に駆け出すとは感心しないな」",
"312000131_14": "「はわわわッ。す、すみませんッ!」",
"312000131_15": "「ちょうどよかった。みなさんお揃いですね」",
"312000131_16": "「今回の『黒衣の花嫁事件』について、\\n マリアくんの報告とあわせて、一度状況を整理しておきたい」",
"312000131_17": "「発令所へ集合してくれ」",
"312000131_18": "「わかりましたッ!」",
"312000131_19": "「響……」",
"312000131_20": "「ごめん、すぐには帰れそうにないかも。\\n 未来は先に帰ってて。夕飯までには帰れると思うから」",
"312000131_21": "「うん」",
"312000131_22": "「緒川、事件について、\\n これまで判明している情報を頼む」",
"312000131_23": "「分かりました。\\n まず、哲学兵装として力を発したドレスについて」",
"312000131_24": "「『呪いのウェディングドレス』として、\\n ファッション業界の一部では噂になっていたものです」",
"312000131_25": "「なんでも、結婚を前に亡くなった女性の霊が、\\n ドレスに宿っているのだとか」",
"312000131_26": "「れ、霊……、デスかッ!?」",
"312000131_27": "「こ、……こら、ひっつくな」",
"312000131_28": "「ドレスの所有者は、\\n 撮影に臨んでいたドレスブランドのオーナー、幸谷氏」",
"312000131_29": "「マリアさんがモデルをしたドレスの\\n デザイナーでもありますね」",
"312000131_30": "「あのふわふわドレスのデザイナーさんがッ!?」",
"312000131_31": "「呪いのウェディングドレスまで\\n 作ってしまったんデスか」",
"312000131_32": "「いえ。問題のドレスは、19世紀に制作されたもので、\\n 今ではアンティークと呼ばれる逸品です」",
"312000131_33": "「元々は米国の博物館に展示されていたものを、\\n 幸谷氏が高値で競り落としたそうです」",
"312000131_34": "「曰くの付いたドレスを欲しがるとは、\\n もの好きもいたもんだな……」",
"312000131_35": "「噂は気になるけれど、歴史的価値があるのも事実よ。\\n 重厚感のある見事なデザインだったわ」",
"312000131_36": "「ウェディングドレスなのに真っ黒だったのも、\\n アンティークだったからなんですか」",
"312000131_37": "「それが、もとは美しい純白だったとか。\\n ……ほら、これがその写真よ」",
"312000131_38": "「白いドレス……ッ!?\\n わたしたちが見た時は黒かったけど、形は同じですね」",
"312000131_39": "「あの時は驚きの黒さだったデス。\\n 本当に同じドレスなんデスか」",
"312000131_40": "「目の前で白いドレスが黒く染まっていくのを見たわ。\\n 力の発動と共に変化したんだと思う」",
"312000131_41": "「『近寄るだけで不幸が訪れる』という噂を聞いたけれど、\\n 不吉な雰囲気は十分あったわね」",
"312000131_42": "「色の変化は、哲学兵装としての力の発動を――、\\n 『不幸』とは出現する敵を指していると考えられます」",
"312000131_43": "「いずれにせよ、事件解決に向け、\\n 哲学兵装としての道理と、その力の特定は急務となるだろう」",
"312000131_44": "「俺たちに課せられた任務は、哲学兵装の回収――、\\n 及び、ドレスを纏った女性の救出だ」",
"312000131_45": "「行方については目下捜索中だが、\\n 敵の出現を確認次第、お前たちには殲滅にあたってもらう」",
"312000131_46": "「敵の正体について、まだまだ不明な点も少なくない。\\n くれぐれも慎重にことにあたってくれ」",
"312000131_47": "「了解ッ!」",
"312000131_48": "「では、情報収集は緒川さんたちにお任せするとして、\\n ボクはみなさんの戦闘情報の分析を……」",
"312000131_49": "「それって、わたしたちにも手伝えることかな?」",
"312000131_50": "「え? えーっと……」",
"312000131_51": "「嫌なら断っていいんだぞ。\\n 騒がしいのがいても、かえって邪魔するだけじゃないのか」",
"312000131_52": "「い、いえ、そんなことはッ!」",
"312000131_53": "「こういう時は、いつも1人で机に向かっているものですから、\\n その……、嬉しくて」",
"312000131_54": "「戦闘情報の分析……、そうだな」",
"312000131_55": "「ここはひとつ、\\n 違う角度からメスを入れてみるか」",
"312000131_56": "「なるほど。\\n それで、ここから――」",
"312000131_57": "「こうッ! 一発入れたんだなッ!?」",
"312000131_58": "「そうですッ!\\n それで、このへんからクリスちゃんが入ってきて……」",
"312000131_59": "「『ちょせぇのが次から次へとッ!\\n ソイツが親玉かーッ』」",
"312000131_60": "「――って」",
"312000131_61": "「ば、バカッ!\\n 状況再現するのに、モマネは必要ないだろッ」",
"312000131_62": "「『フッ、親玉はウェディングドレスよッ!\\n 彼女自身は人質に――』」",
"312000131_63": "「<size=40>『――過ぎないわッ!』」</size>",
"312000131_64": "「って、マリアもやってたデス」",
"312000131_65": "「ちょっとッ! \\n そんな変なポーズとった覚えはないからッ」",
"312000131_66": "「なるほど。\\n 被害者女性を中心に、敵が呼び寄せられたわけか」",
"312000131_67": "「クリスさんは敵と距離をとって戦い、\\n 切歌さんは最前線で切りこんでいたわけですね」",
"312000131_68": "「わたしがもっと早く駆け付けられたら、\\n 切ちゃんに無茶なんてさせなかったのに……」",
"312000131_69": "「そんな時もある。\\n 次はわたしたちが先陣を切り、皆を支えればいい」",
"312000131_70": "「……はいッ!」",
"312000131_71": "「ありがとうございました。\\n 人で机に向かうより、感覚的に頭に入った気がします」",
"312000131_72": "「では、これらの情報を、\\n みなさんの検査結果とあわせて解析を続けますッ」",
"312000131_73": "「……こんなオモシロ芝居で、収穫なんてあったのか?」",
"312000131_74": "「そうだよッ!\\n わたしたちも、これから収穫すればッ」",
"312000131_75": "「はぁ?」",
"312000131_76": "「師匠ッ! 分析結果がでるまで、\\n ここでシミュレーションさせてください」",
"312000131_77": "「理屈がわからなくても、\\n 体で覚えられることだって、あると思いますッ」",
"312000131_78": "「わたしからもお願いします」",
"312000131_79": "「次はちゃんと戦えるように、予習しておきたいです」",
"312000131_80": "「ああ、分かった。すぐ用意する。\\n ここからなにかを掴み取れッ」",
"312000131_81": "「はいッ!」"
}