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"353000211_0": "クリスマス嫌いの錬金術師",
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"353000211_1": "「……ん?\\n このシンフォギア装者、反応が薄いぞ」",
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"353000211_2": "「リーダー、まさかと思うが奴ら……」",
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"353000211_3": "「オイラたちのこと知らないとか?」",
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"353000211_4": "「ば、バカなッ! 錬金術師界に彗星のごとく現れたニューホープ、\\n かの有名なルプレヒトだぞッ!?」",
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"353000211_5": "「……ごめんなさい。知らないです」",
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"353000211_6": "「ぐはッ!?」",
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"353000211_7": "「何もしてないのにダメージをッ!?」",
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"353000211_8": "「リーダーッ!? しっかりしろッ!」",
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"353000211_9": "「うちのリーダーは、繊細なハートの持ち主なんだぞッ!\\n あんまりイジメるなよッ!」",
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"353000211_10": "「なんだかやりづらいなぁ……」",
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"353000211_11": "「ルプレヒトですが、\\n 情報部に確認したところプロフィールが届きました」",
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"353000211_12": "「ウワハハハハハハハッ!!!\\n それ見たことかッ! お前たちが物知らずなだけなのだッ!」",
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"353000211_13": "「彼らは元々、パヴァリア光明結社の一員だったようです」",
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"353000211_14": "「パヴァリア光明結社ッ!?」",
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"353000211_15": "「いかにも。\\n 吾輩たちはアダム様によって見出された優秀なる錬金術師……」",
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"353000211_16": "「どうして結社の一員が野放しに……?」",
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"353000211_17": "「彼らは結社の一員として身元は割れていたものの、\\n 行方がつかめていませんでした」",
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"353000211_18": "「どうも、大した悪事を行っていなかったことから、\\n 捜査の優先順位が極めて低かったようで……」",
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"353000211_19": "「単刀直入に言えば、小悪党だから放置されていた、と」",
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"353000211_20": "「小悪党……」",
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"353000211_21": "「い、いッ、言うに事欠いて小悪党だとおッ!?\\n そんな……こ、このオレたちを……ッ!」",
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"353000211_22": "「落ち着けリーダー。\\n 無知蒙昧な人間の言葉など……」",
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"353000211_23": "「へへッ、本気出しても捕まえられなかった\\n 負け惜しみさッ!」",
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"353000211_24": "「ある意味、厄介な相手を取りこぼしていたみたいですね……」",
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"353000211_25": "「今一度、パヴァリア光明結社に対する捜査を\\n 見直すことにしよう」",
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"353000211_26": "「……あなたたちのことはわかりました」",
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"353000211_27": "「ああ、そうか。\\n オレたちの偉大さを思い知ったかッ!」",
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"353000211_28": "「クリスマスはみんなが幸せになれる大切な日ですッ!\\n それを台無しにするなんて……ッ!」",
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"353000211_29": "「皆が幸せになれる、だと?」",
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"353000211_30": "「へへへッ! ちゃんちゃらおかしいねッ!\\n ぜ~んぶ、めちゃくちゃにしてやるッ!」",
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"353000211_31": "「そんな……ッ!」",
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"353000211_32": "「もう怒りましたッ!\\n あなたたちにクリスマスを壊されるわけにはいかないッ!」",
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"353000211_33": "「ウワハハハハッ!\\n クリスマスに浮かれる小娘に何ができるッ!」",
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"353000211_34": "「いでよ、アルカ・ノイズどもッ!」",
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"353000211_35": "「邪魔しないでッ!\\n あの人たちを止めないといけないの……ッ!」",
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"353000211_36": "「瞬く間にアルカ・ノイズを消し去るとは……。\\n だがしかし、これで終わりと思うなよ」",
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"353000211_37": "「お前たちみたいな小娘に計画を止められてたまるかッ!\\n べろべろば~ッ!」",
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"353000211_38": "「いでよ、アルカ・ノイズッ!\\n クリスマスを破壊し尽くすのだ」",
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"353000211_39": "「ああッ!?\\n クリスマスセールのお店がッ!?」",
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"353000211_40": "「なーにがクリスマスセールだッ!\\n 金を持っているヤツしか幸せになれないじゃないかッ!」",
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"353000211_41": "「資本主義に染まった聖夜……、\\n なんと穢らわしきことよ……」",
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"353000211_42": "「もうやめてくださいッ!\\n これ以上、ひどいことしないでッ!」",
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"353000211_43": "「ふん、やめられるものかッ!\\n この身体に、クリスマスへの憎しみが満ちている限りはなぁッ!」",
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"353000211_44": "「憎しみ……?」",
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"353000211_45": "「ああ、そうだよ。\\n オイラたちはクリスマスが憎くて憎くて仕方がないッ!」",
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"353000211_46": "「どうして? なんで、クリスマスを恨んでるの?」",
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"353000211_47": "「お前たちに喋る必要なんてないッ!」",
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"353000211_48": "「そーだ、そーだッ!\\n 戦場で敵とペラペラしゃべるバカがどこにいるんだよッ!」",
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"353000211_49": "「ただ震えるがいい。\\n 我々の底知れぬ憎しみの深さに怯えてなッ!」",
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"353000211_50": "「あなたたちのことなんて、少しも怖くありませんッ!」",
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"353000211_51": "「な、なにぃ?\\n 錬金術師たるオレたちが辿り着いた真実に臆さないだとッ!?」",
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"353000211_52": "「それならば、仕方がない……\\n 耳の穴かっぽじって、よーく聞けよ。小娘たちッ!」",
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"353000211_53": "「お前たちがはしゃぐクリスマスが、\\n いかにくだらない日なのか教えてやるッ!」",
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"353000211_54": "「そして、オレたちルプレヒトの\\n 崇高な計画に恐れおののくがいいッ!!」"
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