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JSON
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{
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"354000311_0": "とんだ問題児",
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"354000311_1": "「……あら、いるじゃない。\\n 可愛い坊やが」",
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"354000311_2": "「ショウマ~? どこ行った~?\\n ったく、勝手に歩き回るなって言ったのにッ!」",
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"354000311_3": "「ねぇねぇ、ボク。\\n ちょっといいかしら~?」",
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"354000311_4": "「わッ!? お姉さん、誰?」",
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"354000311_5": "「あーしは、このパークの職員よ」",
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"354000311_6": "「パーク内でトラブルがあって、1人でいるのは危険なの。\\n だから、一緒についてきて」",
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"354000311_7": "「…………」",
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"354000311_8": "「あら、警戒してるの?\\n 今の子ってお利口さんなのね」",
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"354000311_9": "「それなら……。\\n 見て見て、この服♪」",
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"354000311_10": "「こんな格好、パークの職員さんくらいしかしないでしょ?\\n だから、お姉さんを信じて。ね?」",
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"354000311_11": "「……ぐすッ」",
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"354000311_12": "「うう、オレ……オレ……1人になって心細くて……」",
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"354000311_13": "「……そうよね。よしよし」",
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"354000311_14": "「お姉さん……」",
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"354000311_15": "「ボクのお名前は?」",
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"354000311_16": "「オレ……ヒトシ……」",
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"354000311_17": "「ウフフ、可愛い名前じゃない」",
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"354000311_18": "「もう大丈夫よ、ヒトシくん。\\n お姉さんがみんなのところに連れて行ってあげるから」",
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"354000311_19": "「……ッ!\\n ヒトシくん、そこに隠れて――」",
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"354000311_20": "「あッ!\\n 見て見て、あんなところに女の子がいるよッ!」",
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"354000311_21": "「女の子?\\n どこにいるの?」",
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"354000311_22": "「ほら、いるじゃん。\\n ベンチの後ろに隠れてるだろッ!」",
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"354000311_23": "「ねぇ、お姉さん。\\n オレより、あの子を先に助けてあげてよ」",
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"354000311_24": "「それなら……。\\n 坊やは大人しくここで待っててねッ!」",
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"354000311_25": "「わかったッ!」",
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"354000311_26": "「排除対象を検知したペリ。\\n 制圧するペリーッ!」",
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"354000311_27": "「すごい数……。\\n 女の子を助け出したら、坊やと一緒に――」",
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"354000311_28": "「って、いないじゃないッ!\\n 女の子なんて」",
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"354000311_29": "「ばーかばーかッ! 大人のくせに頭わり~ッ!\\n 騙されてやーんのッ!」",
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"354000311_30": "「何が助けてやるだよ、余計なお世話だっつーのッ!」",
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"354000311_31": "「んなッ!?」",
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"354000311_32": "「うわ、怒ったッ!?\\n 逃げろ~ッ!!」",
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"354000311_33": "「待ちなさーいッ!!」",
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"354000311_34": "「もうッ、アンタたちは邪魔しないでったらッ!」",
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"354000311_35": "「ううううう~ッ……!\\n なんなのよ、あのおこちゃまは~ッ!!」"
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