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2020-12-25 21:31:19 +01:00

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{
"351000341_0": "「はぁ……。結局、あたしだけが戦力アップに\\n 貢献できていないのか。くそッ……」",
"351000341_1": "「わかってるよ……兄貴……、\\n 俺だって……」",
"351000341_2": "「ん? この声は……。誰かいるのか?」",
"351000341_3": "「なんだ、君か……。\\n こんな遅い時間に何をやってるんだ」",
"351000341_4": "「別に。ちょっと眠れなかっただけだ。\\n あんたこそ、誰かと話してたと思ったけど人か」",
"351000341_5": "「あ、ああ、ちょっとな……」",
"351000341_6": "「それ、戦闘機だよな?\\n あんたのか」",
"351000341_7": "「……一応な。昔、兄貴と一緒に\\n この<ruby=-15>イーグル</ruby>でギャオスと戦ったんだ」",
"351000341_8": "「ん? 兄貴がいたのか?」",
"351000341_9": "「ああ。だけど、5年前にギャオスとの戦いで命を落としちまった」",
"351000341_10": "「……そうか」",
"351000341_11": "「君たちは、ギャオスと戦えてすごいけど……」",
"351000341_12": "「俺の兄貴も空軍のエースパイロットで、英雄だったんだぜ。\\n ガメラと一緒に並んで飛んで、ギャオスと戦ったこともある」",
"351000341_13": "「ガメラと一緒に、並んで飛んだッ!? マジかよ……」",
"351000341_14": "「ああ」",
"351000341_15": "(ガメラと一緒に飛ぶ……。\\n ガメラって本当に人類の味方だったんだな……",
"351000341_16": "「東京、ハワイ、サンフランシスコ、香港……。\\n 本当に色んな所でガメラと共に戦ってたんだ」",
"351000341_17": "「兄貴にとってガメラは戦友だったんだよ」",
"351000341_18": "「あんたは、ガメラと並んで飛んだりしてないのか?」",
"351000341_19": "「20年以上前の話だぞ。俺はまだ子供だ」",
"351000341_20": "「だけどさ、\\n 兄貴からガメラの話を聞かされるたびに思ったもんだ」",
"351000341_21": "「俺もいつか兄貴とガメラの隣で、\\n 戦闘機を駆って並んで飛びたいってな」",
"351000341_22": "「そして念願叶って、俺は戦闘機乗りになった」",
"351000341_23": "「だけど、ガメラはいなくなり、\\n 兄貴もギャオスにやられた……」",
"351000341_24": "「俺自身も、ギャオスとの戦いで撃墜されたんだ」",
"351000341_25": "「こいつはコクピットと右翼に軽微な損傷だけで済んだけど、\\n 俺は大怪我を負っちまった……」",
"351000341_26": "「それ以来、このざまさ。\\n 戦闘機に乗ろうとしても身体が震えちまう」",
"351000341_27": "「そうだったのか……」",
"351000341_28": "「君たちはすごいな。\\n あんな恐ろしいギャオスと戦えて」",
"351000341_29": "「それに、歌で人を励まして、元気にすることもできる……」",
"351000341_30": "「いや、あたしなんか……」",
"351000341_31": "(ギャオスの大群が攻めてきたら\\n このままじゃ、みんなの足を引っ張りかねない……",
"351000341_32": "「戦闘機には乗れないけど、俺は俺にできることをやる」",
"351000341_33": "「もうすぐ、Zプランの切り札が完成するんだ」",
"351000341_34": "「Zプラン……?」",
"351000341_35": "「ポイントZの元凶、\\n ジズとその眷属を葬り去るための作戦だ」",
"351000341_36": "「あれが完成すれば、ジズもギャオスにも勝てる。\\n そうすれば他の地域の人類戦線とだって……」",
"351000341_37": "「なあ、その切り札って、八坂司令がかんでるんだろう?」",
"351000341_38": "「そうだけど……」",
"351000341_39": "「あたしには、その切り札がなんなのかわかんねーけど、\\n 軍人のトップが考える切り札なんて、いい印象がない」",
"351000341_40": "「ましてや、あいつが考える物なんて……」",
"351000341_41": "「八坂司令は、人類のことを第一に考えている立派な司令だ。\\n あの人についていけば間違いない」",
"351000341_42": "「そうなのか……?」",
"351000341_43": "「だとしても、本当にそれが正しいかの判断は、\\n 自分自身ですべきだな」",
"351000341_44": "「……俺自身で?」",
"351000341_45": "「…………」",
"351000341_46": "「そんじゃ、あたしは行くよ。\\n あんたと話せてなんだかすっきりした」",
"351000341_47": "「あーそうそう、最後に一言言わせてくれ」",
"351000341_48": "「なんだ?」",
"351000341_49": "「隊長なんだから、\\n 真っ先に逃げようとする癖はやめた方がいいぞ」",
"351000341_50": "「そ、それは……」",
"351000341_51": "「じゃあな」",
"351000341_52": "「…………」"
}