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"347000111_0": "未知との出会い",
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"347000111_1": "「んん……、わたしは寝ていたのか……?」",
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"347000111_2": "「いてて、一体何が起こったんだ……」",
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"347000111_3": "「ここは……海ッ!?\\n いつの間にこんなところに来たの?」",
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"347000111_4": "「うーん……全く見覚えのない場所だな」",
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"347000111_5": "「場所もそうだが、感じる空気というか、\\n 気配に違和感を覚える……」",
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"347000111_6": "「何が起きたのかしら?\\n 確かわたしたちは任務中だったわよね」",
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"347000111_7": "「ああ。妙な目撃情報が相次いでいて……」",
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"347000111_8": "「そうそう。天使みたいなのとか、\\n 骨の魔物みたいなのが出たって話だったよな」",
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"347000111_9": "「そこへ向かう途中で空に変な裂け目が……」",
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"347000111_10": "「もしかして、これもその目撃情報に関係あるのかしら?」",
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"347000111_11": "「錬金術に似た術を使う奴も目撃されたって話だし、\\n そいつの術に巻き込まれたのかもな」",
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"347000111_12": "「可能性はある。\\n しかし、あの瞬間に見た巨大な剣は一体……」",
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"347000111_13": "「剣? そんなのどこにあるんだ」",
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"347000111_14": "「裂け目に飲み込まれた後、\\n 妙な空間の中で見たんだが……」",
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"347000111_15": "「そんなのあったか?」",
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"347000111_16": "「いいえ、わたしも見た覚えがないわ」",
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"347000111_17": "(2人とも見ていない、だと。\\n なら、あれはわたしの見間違い……?)",
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"347000111_18": "「もしかして、そこにあるボロボロの剣のことか?」",
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"347000111_19": "「この剣は……」",
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"347000111_20": "「任務のときは持ってなかったけど、\\n そこに落ちていたの?」",
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"347000111_21": "「いや、これはわたしが見た剣じゃない。\\n 錆びついていて、刃こぼれしてしまっているようだ」",
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"347000111_22": "「どう見てもガラクタだな」",
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"347000111_23": "「わたしが見たのは不思議な輝きを放つ紫色の……」",
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"347000111_24": "「今のは何ッ!?」",
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"347000111_25": "「獣の咆哮のようにも聞こえたが――」",
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"347000111_26": "「翼、後ろだッ!」",
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"347000111_27": "「ああ、わかっている。\\n そう容易く、わたしの背後を取れると思うなッ!」",
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"347000111_28": "「さすがだよ、なまくら刀で撃退するなんて」",
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"347000111_29": "「いや、ギアを纏う余裕が無かったから\\n これを振るっただけなんだが――」",
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"347000111_30": "「油断するなッ! まだ殺気が消えてないッ!」",
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"347000111_31": "「くッ、死んだふりなんてセコイ真似しやがってッ!」",
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"347000111_32": "「大丈夫ッ!?」",
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"347000111_33": "「この程度の攻撃を避けるくらい余裕だッ!\\n けど、こいつらは一体なんなんだ……?」",
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"347000111_34": "「気になるけど、考えてる暇は無さそうよッ!」",
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"347000111_35": "「ああ、推して参るッ!」",
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"347000111_36": "「Imyuteus amenohabakiri tron――」"
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