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2020-08-28 11:18:17 +02:00

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{
"344000722_0": "「そこを通して……ッ!」",
"344000722_1": "「スヴァフラーメが倒されて……ッ!?」",
"344000722_2": "「こ、こうなったら……」",
"344000722_3": "「下がれ。ここからは私自ら指揮を執ろう」",
"344000722_4": "「国王様ッ!? はッ、承知しました」",
"344000722_5": "「礼儀がなっていないな。\\n 私の城に入っておきながら、この振る舞いとは」",
"344000722_6": "「あなたは……。\\n 自分から出てくるとは思いませんでした」",
"344000722_7": "「なぜ貴様相手に私の方が隠れなくてはならないのだ」",
"344000722_8": "「貴様の目的はわかっているぞ。\\n グランドフィナーレの邪魔をしに来たのだろう」",
"344000722_9": "「その通りです。お金と力を集める……、\\n なんのためにそんなことをするのかわかりませんが……」",
"344000722_10": "「なんのため?\\n クク、ハッハッハッハッハッ」",
"344000722_11": "「別に、理由など無い」",
"344000722_12": "「な――ッ!?」",
"344000722_13": "「私は、欲しいから手に入れるのだッ!」",
"344000722_14": "「ただ、欲望を満たすためだけに\\n こんな争いを起こしているって言うんですかッ」",
"344000722_15": "「何もおかしなことはあるまい」",
"344000722_16": "「私は生まれた時から大企業の跡取り息子。\\n 誰もが羨むステータスだったろう」",
"344000722_17": "「だが私は知ってしまったのだ。\\n 父が私以外の者に社長の座を譲ろうとしているのをッ」",
"344000722_18": "「私の物を誰かが横取りしようとしていると知って、\\n 私は我慢ならなかった――ッ」",
"344000722_19": "「そんな時出会ったのがあのドヴェルグ族だ。\\n 奴は途方もない憎しみを、力を持て余していた」",
"344000722_20": "「私はただ『私の欲望』という目的を与えてやればよかったのだ。\\n 奴の呪いは指向性を持ち、兵器として形になったッ」",
"344000722_21": "「最強の兵器を従える私の欲望を止めることはできないッ!\\n 私は、この世のすべてが欲しいのだッ」",
"344000722_22": "「……」",
"344000722_23": "「欲しいといえば、もう1つ。\\n シンフォギア、それもぜひ手に入れたくなったぞ」",
"344000722_24": "「スヴァフラーメには劣るだろうが、\\n これほど健闘するとは思わなかったのでな」",
"344000722_25": "「シンフォギアは\\n 装者の想いに応えてくれる無限の力です」",
"344000722_26": "「あなたなんかに扱えるわけが――」",
"344000722_27": "「ならば、装者ごと手に入れよう」",
"344000722_28": "「なッ!?」",
"344000722_29": "「貴様は器量も悪くないし、ちょうどいい」",
"344000722_30": "「は、はい……ッ!?」",
"344000722_31": "「喜ぶがいい。\\n 貴様を我が妻として迎え入れようッ」"
}