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"342000912_0": "「城が見えてきましたッ! あと少し――ッ!」",
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"342000912_1": "「足を止めるなッ!\\n 正面の敵以外は無視して進むんだッ!」",
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"342000912_2": "「正面以外はオレがカバーしてやるッ!\\n 敵を貫く一条の槍となって、突き進めッ!」",
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"342000912_3": "「近づいて来ているのですか……?\\n こちらには5万の自動人形がいるというのに……」",
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"342000912_4": "(それも、まさか正面からこちらを貫こうなどと……。\\n 正気の作戦ではない。しかし、それ故に対処が――)",
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"342000912_5": "「……まだ、排除できないのですか?\\n 神の敵、いえ、あの者に自由を許すなど……ッ!」",
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"342000912_6": "「ジャンヌ様、あの者とは……?」",
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"342000912_7": "「サンジェルマン……あの者の顔が頭をちらつく……、\\n やはり、わたし自らが倒さなければいけないようですッ!」",
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"342000912_8": "(なッ……。やはり奴の存在が、洗脳に影響を――)",
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"342000912_9": "「聖女よ、どうか落ち着いてください。\\n もうすぐ、騎士たちによって彼の者たちは殲滅されます」",
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"342000912_10": "「……いえ、それは無理でしょう。\\n あの者たちを止めるのは、騎士たちには荷が重い」",
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"342000912_11": "「わたしが出ます。\\n ――聖女の輝きで、全て消し去りましょう」",
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"342000912_12": "「ジャンヌ様ッ! くッ……」",
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"342000912_13": "(……いや、聖女はサンジェルマンを消そうとしている。\\n ならば、洗脳自体はまだ有効なはず)",
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"342000912_14": "「聖女の輝きさえ当たれば、どうせ終わりです。\\n ならば、私はそれをサポートするだけでいい」",
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"342000912_15": "「……いいでしょう。決着をつけましょうか。\\n サンジェルマン……ッ!」"
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