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2020-08-28 11:18:17 +02:00

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{
"342000411_0": "二課との共同戦線",
"342000411_1": "「――なんだとッ!?\\n そんな事態が起こっていたというのかッ」",
"342000411_2": "「……ああ。\\n このままでは欧州は再び混沌にまみれるだろう」",
"342000411_3": "「つまり、ここ1週間のアルカ・ノイズの反応も――」",
"342000411_4": "「錬金術師協会の拠点が襲われたときのものだ」",
"342000411_5": "「むう……」",
"342000411_6": "「その襲ってきたという敵は、\\n 本当にあのジャンヌ・ダルクなの」",
"342000411_7": "「本部に現れたのは彼女で間違いない。\\n 私は本人とも親交があったからわかる」",
"342000411_8": "「ただ、何故蘇ったのかは不明だ。\\n 記憶や意思も何者かに操られているようで……」",
"342000411_9": "「ジャンヌ・ダルクって……、\\n 百年戦争で活躍したフランスの英雄ですよね」",
"342000411_10": "「ええ、その功績からオルレアンの乙女とも呼ばれているわ。\\n 最期は異端審問の末、火刑に処せられたけど……」",
"342000411_11": "「またとんでもない話ですね」",
"342000411_12": "「事情はわかった。\\n それで、俺たちの協力を求めに来た、ということだな」",
"342000411_13": "「その解釈で相違ない。協力してもらえるだろうか?」",
"342000411_14": "「もちろんだ。秘密裏なものとはいえ、君たちと我々は\\n 同盟関係だからな。できる限りのことはさせてもらおう」",
"342000411_15": "「そう言ってもらえると助かる」",
"342000411_16": "「なあ、それでそのジャンヌを操っていた、\\n もう人の敵ってのは……」",
"342000411_17": "「そちらについてはまだ――」",
"342000411_18": "「これは――プレラーティからか。\\n ――失礼」",
"342000411_19": "「サンジェルマン、そっちの様子はどうなワケダ」",
"342000411_20": "「今ちょうど協力を約束してもらったところだ」",
"342000411_21": "「それなら、二課にも聞いてもらいたいワケダ。\\n もう人の敵がわかった」",
"342000411_22": "「本当なの?\\n ……いいわ、周りにも聞こえるようにした」",
"342000411_23": "「ジャンヌを蘇らせた敵の名は、ジル・ド・レェ。\\n 奴は先ほど、チフォージュ・シャトーを襲撃してきたワケダ」",
"342000411_24": "「ジル・ド・レェって、あなたの昔の――」",
"342000411_25": "「そう、相棒だった。だが、危険な研究を行ったために、\\n 今まで局長に封印されていたワケダ」",
"342000411_26": "「その話は知っているわ。\\n それじゃ封印から抜け出したってこと」",
"342000411_27": "「そうらしい……。\\n そして恐らく、奴がジャンヌ・ダルクを蘇らせたワケダが」",
"342000411_28": "「人の知らぬ間に、\\n 随分と迷惑なことをしてくれる奴がいたもんだな」",
"342000411_29": "「キャロル? 無事だったのか?」",
"342000411_30": "「当たり前だ。\\n あの程度の者にオレが後れを取るものか」",
"342000411_31": "「あたしたちも無事なんだゾッ!」",
"342000411_32": "「……おい、今マスターが話してんだろ。\\n お前はでしゃばるなっての」",
"342000411_33": "「……派手に乱入も悪くない」",
"342000411_34": "「フフ、今回は二課とも共同戦線ですわね」",
"342000411_35": "「お前たちは……ッ!\\n いいから待機しておけッ」",
"342000411_36": "「……ジルはこちらを襲撃した後、ジャンヌと\\n 日本で合流するようなことを言って、姿を消したワケダ」",
"342000411_37": "「なんですって……? では、ジャネットは今、日本に?\\n まさか、私を追って――」",
"342000411_38": "「単純に、次の目的が二課なのかも知れないワケダが」",
"342000411_39": "「…………」",
"342000411_40": "「ともかく、わたしたちもそっちに急ぐワケダ」",
"342000411_41": "「あいつはオレの獲物だ。\\n 余計な手出しはするなよ」",
"342000411_42": "「……すまない。\\n こちらを戦場にするつもりはなかったのだが……」",
"342000411_43": "「いや。敵の最終目的がなんであれ、\\n 二課もその邪魔になるという判断かもしれん」",
"342000411_44": "「ま、ロクな目的じゃないでしょうし、遅かれ早かれ\\n 二課とも戦いになったでしょ。あなたのせいじゃないわよ」",
"342000411_45": "「そういうことだ。\\n だから、一緒に戦おう」",
"342000411_46": "「……ありがとう」",
"342000411_47": "「――敵についての情報は、現時点ではこれで全てだ。\\n あまり有用な情報はないかも知れないが」",
"342000411_48": "「いや、参考になった。感謝する。\\n しかし、聖女の輝きか……それへの対処は難題だな」",
"342000411_49": "「『存在を消し去る光』ね。\\n 流石にそれだけじゃ見当もつかないわね」",
"342000411_50": "「防御不能の一撃必殺……。\\n そりゃ確かに厄介だな」",
"342000411_51": "「緊急警報だとッ!? 何があったッ!」",
"342000411_52": "「市街地より、アルカ・ノイズの反応ですッ!」",
"342000411_53": "「モニター、出しますッ!」",
"342000411_54": "「――サンジェルマン、どこへ隠れたのですかッ!」",
"342000411_55": "「あなたが姿を現さないならば、\\n わたしは配下を動かし、ここを戦場と変えますッ」",
"342000411_56": "「また、彼女をかくまう者、協力する者は神の敵とみなし、\\n 全てわたしが断罪します……」",
"342000411_57": "「あの数のアルカ・ノイズと自動人形を暴れさせるだとッ!?\\n とんでもない被害がでるぞッ」",
"342000411_58": "「あの子の中には、まだ600年前の戦争の感覚が\\n 残っているのかも知れない……」",
"342000411_59": "「だから戦場に?\\n ――そんなことあたしがさせるかッ」",
"342000411_60": "「彼女の狙いは私だ。私が出よう。\\n それなら、最悪の場合でも私人の犠牲で――」",
"342000411_61": "「いや、今の目的が君だとしても、\\n あの様子では、いずれ戦うことになるだろう」",
"342000411_62": "「ならば、ここで全力で叩くべきだ。\\n 頼んだぞ、奏ッ」",
"342000411_63": "「ああ、もちろんだッ!」",
"342000411_64": "「感謝する……ッ!」"
}