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JSON
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{
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"304001042_0": "「…………」",
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"304001042_1": "（あれは、お婆さんの、風呂敷……）",
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"304001042_2": "「あれあれ。さっきのお嬢さんじゃないかい」",
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"304001042_3": "「え……ッ！？」",
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"304001042_4": "「さっきはびっくりしたよ。あの、ノイズとかいうんだっけ？\\n お化けが出てきてね。もう、腰抜かすかと思ったよ」",
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"304001042_5": "「……そっか」",
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"304001042_6": "「通りがかりの人に手を引いて助けられなかったら、\\n あたしゃ今頃どうなってたかねぇ……」",
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"304001042_7": "「……助け、られた……？」",
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"304001042_8": "「お嬢ちゃん、あんたも無事でよかったよ」",
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"304001042_9": "「はい、これ……」",
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"304001042_10": "「ああ、わたしの荷物。拾ってくれたのかい？\\n ありがとうねえ」",
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"304001042_11": "「それじゃ……」",
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"304001042_12": "「気をつけて帰るんだよぉ」",
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"304001042_13": "「……良かった、本当に。でも――」",
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"304001042_14": "（あのおばあさんは助けられた、助けてくれる人がいた。\\n ――なのにッ！）",
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"304001042_15": "「どうして……どうしてわたしには――ッ！」",
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"304001042_16": "「…………気持ち悪い」",
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"304001042_17": "「なんなの……この、胸のむかつきは……」",
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"304001042_18": "（お婆さんに荷物を返す時……響、少しだけ笑ってた……）",
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"304001042_19": "（やっぱり、響は……）"
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