better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
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"316001111_0": "世界はそういう風にできている",
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"316001111_1": "「司令、また政府側から会議への出席を求められています」",
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"316001111_2": "「ここのところひっきりなしだな」",
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"316001111_3": "「仕方のないことだ」",
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"316001111_4": "「ヴィマーナの残した爪痕の収拾もあるが……」",
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"316001111_5": "「ヴィマーナの出現によって、聖遺物への関心が高まり、\\n 研究を開始した国も少なくない」",
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"316001111_6": "「政府のヤツらも、目の色が変わってきているからな」",
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"316001111_7": "「都合がいいですね」",
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"316001111_8": "「国家の中枢なぞ、そんなものだ」",
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"316001111_9": "(聖遺物による技術革新……。\\n オズワルドの想い描いた世界に一歩近づいたのかもしれないな)",
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"316001111_10": "(弦が聞いたら、何を言うか……)",
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"316001111_11": "「ですけど、シンフォギア・システムの研究に国が\\n 動いてくれているのはありがたいことですね」",
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"316001111_12": "「司令がうまく言いくるめたみたいよ」",
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"316001111_13": "「……流石だ」",
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"316001111_14": "「失礼しまーす」",
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"316001111_15": "「いらっしゃい、シャロンちゃん」",
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"316001111_16": "「来たか」",
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"316001111_17": "「姉妹たちの様子はどうだ?」",
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"316001111_18": "「みんな元気になってきてるよ。\\n お医者さんも順調だって」",
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"316001111_19": "「それは良かったな」",
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"316001111_20": "「うんッ!」",
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"316001111_21": "「融合症例の治療も順調のようですね」",
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"316001111_22": "「そうでなければ困る。\\n 帰った翼や立花くんたちに示しがつかないからな」",
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"316001111_23": "「ところで司令、会議の方は?\\n 日程は、来週の頭ときていますが」",
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"316001111_24": "「ああ、無論出席する」",
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"316001111_25": "「承知しました」",
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"316001111_26": "「……そういえば、司令。\\n 今日、午後から米国へ行くと聞いていますが、私用ですか?」",
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"316001111_27": "「あのね、お母さんのお墓参りに行くの」",
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"316001111_28": "「お母さんって、シャロンちゃんの?」",
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"316001111_29": "「亡くなったF.I.S.のシンフォギア装者ですね。\\n そういえば、司令、毎年お墓参りに行っていましたね」",
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"316001111_30": "「ああ、今回は娘も一緒だ。あの人も喜ぶだろう」",
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"316001111_31": "「あーあ、響お姉ちゃんのこと、お母さんに紹介したかったな……」",
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"316001111_32": "「それはまた次回だな」",
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"316001111_33": "「もう支度は済んでいるのか?」",
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"316001111_34": "「うんッ!」",
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"316001111_35": "「そうか、では、私も出立の準備をしてくる。\\n しばらく、シャロンのことを頼む」",
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"316001111_36": "「はい、任せてください」",
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"316001111_37": "「~~♪」",
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"316001111_38": "「ノートを開いて、お勉強?」",
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"316001111_39": "「うん」",
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"316001111_40": "「そういえば、そのノートいつも持ってるね。\\n もしかして、勉強が好きなの?」",
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"316001111_41": "「うん、好きだよ。それにね、\\n このノートは響お姉ちゃんがくれたノートなんだ」",
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"316001111_42": "「だから、持ってるだけで幸せな気持ちになるの」",
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"316001111_43": "「フフ、いっぱい教わっていたもんね」",
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"316001111_44": "「うんッ!」",
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"316001111_45": "「早くまた、響お姉ちゃんに会いたいな……」",
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"316001111_46": "「はあ……シャロンちゃんに会いたいな~」",
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"316001111_47": "「向こうでのこと、思い出してるの?」",
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"316001111_48": "「うん」",
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"316001111_49": "「あ、ごめんね」",
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"316001111_50": "「いいよ。気にしてないから」",
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"316001111_51": "「とほほ……わたしってば、\\n 未来の懐の広さに甘えさせてもらってばっかりだねえ」",
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"316001111_52": "「もう、大げさなんだから」",
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"316001111_53": "「あ、あの子……」",
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"316001111_54": "「え? なになに?」",
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"316001111_55": "「ほら、あそこ」",
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"316001111_56": "「前のあの子とそのお母さんじゃ……」",
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"316001111_57": "「ほんとだ」",
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"316001111_58": "「あ、向こうも気づいて会釈してくれてるよ」",
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"316001111_59": "「お母さんと手を繋いで、元気に歩いてるね」",
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"316001111_60": "「そっか、良くなったんだ」",
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"316001111_61": "「それにしても、すごい偶然だよね」",
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"316001111_62": "「こっちの世界のあの子と、向こうの世界のシャロンちゃんと、\\n 同じタイミングで出会うんだもん」",
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"316001111_63": "「……多分、偶然なんかじゃないよ」",
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"316001111_64": "「え?」",
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"316001111_65": "「あの子は響を探して、\\n 響のところまで助けを求めに来たんだと思う」",
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"316001111_66": "「響なら、きっともう1人の自分も助けてくれるって信じて」",
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"316001111_67": "「そうなのかな?」",
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"316001111_68": "「うん。きっと世界は、そういう風にできてるんだよ」"
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