better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
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"205020122_0": "「翼さん、僕は常々思っていたんです。\\n 翼さんは……女子力に欠けると」",
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"205020122_1": "「女子、力……? それは、一体……?」",
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"205020122_2": "「女性が女性として、周囲に認められるための力です」",
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"205020122_3": "「……ですが、防人であるわたしにはそんなものは――」",
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"205020122_4": "「必要ない、だなんて言わないで下さい。翼さんがアーティスト\\n として更なる成長をするためにも、これは大事なことです」",
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"205020122_5": "「アーティストに女子力が必要……そ、そうだったんですか……」",
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"205020122_6": "「ええ。だから翼さん……特訓、しませんか?」",
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"205020122_7": "「わかりました。 そう言う事ならこの風鳴翼、女子力の\\n 特訓とやらを見事に果たして見せましょうッ!」",
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"205020122_8": "「よかった。それでは早速。\\n 今日は特別講師をお招きしています。」",
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"205020122_9": "「お邪魔します。緒川さんに呼ばれて来ました、\\n 本日の特別講師の小日向未来です」",
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"205020122_10": "「助手兼、つきそいの立花響ですッ!」",
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"205020122_11": "「立花に小日向……?\\n 確かに、小日向は友人の中では特に女性らしくあるが――」",
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"205020122_12": "「緒川さんが心配しているのはそれですよ、翼さん」",
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"205020122_13": "「え、ええ……?」",
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"205020122_14": "「口調が男っぽいんですよねぇ~ッ!\\n 翼さん風に言うなら、武士っぽいんですッ!」",
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"205020122_15": "「しかし、いきなり口調を変えるのは難しい――\\n ……いや、弱音は吐いてはいられないなッ!」",
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"205020122_16": "「この未熟なわたしに助力を頼むッ!」",
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"205020122_17": "「問題はそういう所なんですけど……ええと例えば、インタビュー\\n でオフの日の過ごし方を質問されたらどう答えてますか?」",
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"205020122_18": "「フ、そういう質問には慣れている」",
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"205020122_19": "「オフの日も1日鍛錬です。千里の道も一歩から。\\n たゆまぬ努力こそが、明日の我が身を作るのです」",
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"205020122_20": "「はああああぁ……さすが翼さん……ッ!\\n 凜々しくて、カッコイイです……ッ!",
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"205020122_21": "「あ、あはは……。カッコイイかもしれませんけど、\\n もう少し柔らかい感じにしてみませんか?」",
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"205020122_22": "「そもそもオフの日の話なんですし、遊びのこととか――」",
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"205020122_23": "「そう言われても、遊ぶことなど滅多にないからな。\\n 嘘をつくわけにもいかないだろう?」",
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"205020122_24": "「……これは……重傷かもしれませんね」",
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"205020122_25": "「大変だとは思いますが、どうかよろしくお願いします」",
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"205020122_26": "「そういえば、\\n 前に3人でデートをしたことがありましたよねッ!」",
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"205020122_27": "「ああ、懐かしいな。あれはとても楽しかった。\\n 時間が合えば、また行ってみたいものだ」",
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"205020122_28": "「あの、すごく遠い目をされているんですけど、\\n 遊びに行かれたりしないんですか……?」",
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"205020122_29": "「行きたいのは山々だが、そもそも忙しすぎて時間が無い。\\n あったとしても、人目を避けてとなると……」",
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"205020122_30": "「え、じゃあ、洋服とかを買う時はどうしてるんです?」",
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"205020122_31": "「モデルの仕事をした際、そのまま貰ったりはするな。\\n あとは、スタイリストさんに全て任せている」",
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"205020122_32": "「あの、じゃあ、せめて日用品とかは……?\\n まさか……」",
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"205020122_33": "「……はい。ほとんど僕が用意しています。\\n 翼さんは、本当に何でもいいといった感じなので……」",
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"205020122_34": "「……まさか、あれからほとんど出かけたりって――」",
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"205020122_35": "「……そう言えば、ないな。\\n デートに誘われたのもあの時だけだしな……ん?」",
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"205020122_36": "(……日々に忙殺されていて、気にしたことはなかったが、\\n わたしは本当にこれでいいのか?)",
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"205020122_37": "(……そもそもあのデート以外で、友人と出かけたことなど\\n これまであっただろうか……?)",
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"205020122_38": "「翼さん、もしかして――」",
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"205020122_39": "「――言うなッ! 頼む、言わないでくれ……」",
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"205020122_40": "「ご、ごめんなさい……ッ!」",
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"205020122_41": "「つ、翼さんはトップアーティストだから……。\\n みんな、恐れ多いだけですよ」",
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"205020122_42": "「…………ああ、そうしておいてくれ」"
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