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{
"206120311_0": "マジックランプドリーム⑥",
"206120311_1": "「やっぱりな。\\n あの夢は、お前が見せていたのか」",
"206120311_2": "「ああ、ご主人の言う通り」",
"206120311_3": "「夢を見せるなんて、いったい何者なんでしょうか……?」",
"206120311_4": "「わたしに心当たりがある。魔神が出てきた魔法のランプ……、\\n ガラクタの中にあったものと同じ」",
"206120311_5": "「ひょっとして、あれが哲学兵装だったんでしょうか……ッ!?」",
"206120311_6": "「なるほどな。思い出してみれば、あれに触ったのは\\n あたしたち人だけだ」",
"206120311_7": "「能力は、おそらく夢に干渉する力」",
"206120311_8": "「いかにも。私は、魔法のランプに願いを込める\\n 人々の想いから生まれた存在」",
"206120311_9": "「だから私は、なんでも願いを叶えてやるのさ。\\n 度と目覚めぬ、夢の中でな……ッ」",
"206120311_10": "「現実世界で目覚めない代わりに、\\n まがいものの幸せを与える……」",
"206120311_11": "「元の持ち主の錬金術師が\\n 悪用しようとしていたとみて間違いないな」",
"206120311_12": "「それにしても、なぜ気づかれてしまったのか。\\n このようなことははじめてだ」",
"206120311_13": "「願いは叶ったはずなのに、どうして?」",
"206120311_14": "「たしかに、そう願った心当たりはあります」",
"206120311_15": "「だけど、本物じゃなかった」",
"206120311_16": "「ああ、所詮はまがいものだッ!」",
"206120311_17": "「ふむ。なるほど……現実とのズレに気づいたというわけか。\\n たいした人間だ」",
"206120311_18": "「ランプの魔神さん。わたしは……いえ、わたしたちは、\\n 目覚めなくてはいけません」",
"206120311_19": "「たしかに不満もあって、もしもこうだったらって\\n 思ってしまうこともあるけど」",
"206120311_20": "「それでも、大切な人がいる世界なんですッ!\\n だから……」",
"206120311_21": "「感動的な話をどうもありがとうッ!」",
"206120311_22": "「だけど、そうはいかない。\\n わたしは、願いを叶えるよう定義された存在なのだ」",
"206120311_23": "「く……ッ! 夢の中なら、敵を出すのも\\n 自由自在ってわけか……」",
"206120311_24": "「そうッ! 気づかれてしまったとはいえ、\\n ここはまだ夢の中。ご主人たちは目覚めていない」",
"206120311_25": "「今度はもっと素敵な願いを叶えてやろう。\\n 現実との些細なズレなど、気づけないほど素敵な願いをッ」",
"206120311_26": "「そのために、まずはその反抗心を\\n 完膚なきまでに折ってやるとするかな」",
"206120311_27": "「結局バトル展開ってわけか」",
"206120311_28": "「わかりやすくていいです」",
"206120311_29": "「戦うしかないなら仕方がありません。\\n 絶対に帰ってみせますッ」",
"206120311_30": "「人の心や願いを弄んだらどうなるか、思い知れッ!」",
"206120311_31": "「食らえ――ッ!」",
"206120311_32": "「邪魔――ッ!」",
"206120311_33": "「手加減はしませんッ!」",
"206120311_34": "「クックック、私に隙を見せていいのかな?\\n 願いなど、いくらでも拾い上げて膨らませられる……」",
"206120311_35": "<size=40>「アブラ・カダブラッ!」</size>",
"206120311_36": "「くッ……」",
"206120311_37": "「あなたに、女優のオファーが来ましたよ」",
"206120311_38": "「んうッ……」",
"206120311_39": "「調くん、政界に興味はないか?」",
"206120311_40": "「ああッ……」",
"206120311_41": "「セレナ、今日は学院なんてサボってやるデス。\\n あたしたちはワルになるデースッ」",
"206120311_42": "「こんな……ものに<speed=0.5>、</speed>惑わされるかッ!」",
"206120311_43": "「あたしが唄いたい場所にッ!」",
"206120311_44": "「切ちゃんのとなりにッ!」",
"206120311_45": "「護りたい世界にッ!」",
"206120311_46": "<size=40>「帰るんだぁーーーーーッ!」</size>",
"206120311_47": "「そ、そんな……バカなッ!?」",
"206120311_48": "「ぐわあ――ッ!!」",
"206120311_49": "「ッ! 朝か……」",
"206120311_50": "「戻って……これたのか……?」",
"206120311_51": "「…………」",
"206120311_52": "「こんな朝早くから電話とは……、\\n 何かあったのか」",
"206120311_53": "「それを確認するために連絡したんだ。\\n あたしさ……歌手になんて、なってないよな」",
"206120311_54": "「……どんな夢を見たのか知らないが、わたしが\\n 知っているのは、装者であり、後輩である雪音だけだ」",
"206120311_55": "「そっか……そうだよな……」",
"206120311_56": "「先輩のおかげで、生ぬるい夢から覚めることができた。\\n ありがとな」",
"206120311_57": "「ん? ……それはどういう……」",
"206120311_58": "「ねえ、切ちゃん。起きて」",
"206120311_59": "「んー……もう朝デス?\\n あと分、寝かせてほしいデス……」",
"206120311_60": "「切ちゃん。\\n ちょっと、体を確認させてもらうね」",
"206120311_61": "「わわッ!? く、くすぐったいデスよッ!」",
"206120311_62": "「どこにも怪我は無い……良かった」",
"206120311_63": "「一体どうしたんデスか?」",
"206120311_64": "「なんでもない、\\n ちょっと変な夢を見ちゃっただけ……」",
"206120311_65": "「怖い夢を見たのなら一緒に寝てあげるデス。\\n だからもうひと眠りするデス」",
"206120311_66": "「ありがとう。\\n でも、本部に急がないと……」",
"206120311_67": "「おはよう、セレナ」",
"206120311_68": "「おはよう……」",
"206120311_69": "「ねえ、姉さん……。わたし今日、自分の世界に戻るね」",
"206120311_70": "「そう……。\\n 何かあったら、またいつでもいらっしゃい」",
"206120311_71": "「ありがとう、姉さん。\\n でもわたし、自分の世界を護れるように、もっと頑張る」",
"206120311_72": "「ええ、応援しているわ。\\n でも無茶だけはしちゃダメよ」",
"206120311_73": "「うん。……あッ!」",
"206120311_74": "「そうだッ! 帰る前に、あれをなんとかしないと……ッ!」",
"206120311_75": "「無いッ、無いぞッ!\\n そっちはどうだッ」",
"206120311_76": "「見つかりません」",
"206120311_77": "「こっちにも無いですね」",
"206120311_78": "「く……ッ、早くあのランプをなんとかしないと……」",
"206120311_79": "「まだ研究室に持っていってないんだよな?」",
"206120311_80": "「ええ。そのはずです。\\n だからまだここにあるはずなんですが……」",
"206120311_81": "「でも、見つからない……」",
"206120311_82": "「まさか、誰かが持ち出して……」",
"206120311_83": "「おはようございますッ!\\n あれ 大掃除ですか」",
"206120311_84": "「それが、押収物の中にあった\\n ランプを探してまして……」",
"206120311_85": "「ランプって、もしかしてこれのこと?」",
"206120311_86": "「それですッ!」",
"206120311_87": "「なんで持ってるんだよッ!」",
"206120311_88": "「いやー、もしかしたら叶うかなって、\\n こすってお願い事をしてみたんだけど」",
"206120311_89": "「やっぱりただのガラクタだったみたい」",
"206120311_90": "「ち、ちなみに、どんなお願い事をされたんですか?」",
"206120311_91": "「えーっと、お腹いっぱいのおいしいご飯と、\\n 宿題がスラスラ解けるペンと、あとは……」",
"206120311_92": "「響さん、絶対に眠らないでください」",
"206120311_93": "「ええッ!? なんでッ!?」",
"206120311_94": "「頼むからッ!このバカが取り込まれる前に、\\n こいつをなんとかしてくれ……ッ」",
"206120311_95": "「はいッ! 全身全霊を賭けて、頑張ります……ッ!」",
"206120311_96": "「今回の物語はここまでのようだ。\\n 最後まで夢を見せてあげたかったのだが、残念」",
"206120311_97": "「それでは、私は眠らせてもらうよ。\\n お休み、ご主人たち。どうか今宵は良い夢を……」"
}