30 lines
2.5 KiB
JSON
30 lines
2.5 KiB
JSON
{
|
||
"328000511_0": "天叢雲剣",
|
||
"328000511_1": "(この先に草薙の拠点の1つがあることは調べがついています)",
|
||
"328000511_2": "(そこには今、オロチがいるはず……)",
|
||
"328000511_3": "(今日こそ、この手でオロチを討ち、決着をつけます)",
|
||
"328000511_4": "(あちこちに見張りが……。しかも数が多いですね)",
|
||
"328000511_5": "(拠点まであと1歩だというのに……)",
|
||
"328000511_6": "「何故ここまで警戒を厳にする必要があるのだ?」",
|
||
"328000511_7": "「オロチ様の御命令だ。従う他あるまい」",
|
||
"328000511_8": "「恐らく、緒川慎次が逃げ回ってるせいだろう」",
|
||
"328000511_9": "「なんだ、まだ討ち取れておらんのか」",
|
||
"328000511_10": "「らしいな」",
|
||
"328000511_11": "「先代の弟か……厄介な相手だ」",
|
||
"328000511_12": "(一般人が相手ならともかく、複数の忍びを前に\\n 隠形ですり抜けて潜り込むのは難しいですね……)",
|
||
"328000511_13": "「厄介といえば、この前我らが戦った\\n 大男と小娘は何者だったのだ?」",
|
||
"328000511_14": "「あの戦闘力と風貌――ほぼ間違いなく、特異災害対策機動部二課の\\n 司令、風鳴弦十郎だろう」",
|
||
"328000511_15": "「かなりの手練れと聞くが、あれが……」",
|
||
"328000511_16": "「ああ。もう1人の娘の素性はわからぬが、\\n 恐らくは奴の機関員というところだろう」",
|
||
"328000511_17": "「話によると我らのことを嗅ぎ廻っているらしいな」",
|
||
"328000511_18": "(二課も動いている?\\n RN式天羽々斬の奪還のためでしょうか)",
|
||
"328000511_19": "(だけど、もう関係ありません。\\n 今日、オロチを仕留めて決着さえつけられれば……)",
|
||
"328000511_20": "(入り口前の一団だけでも排除して強行突入するしかありませんね)",
|
||
"328000511_21": "(――力を借ります、天羽々斬ッ!)",
|
||
"328000511_22": "「――ッ!」",
|
||
"328000511_23": "「む、何奴ッ!?」",
|
||
"328000511_24": "「お前は、緒川慎次ッ!」",
|
||
"328000511_25": "「ここから先へは行かせぬぞッ!」",
|
||
"328000511_26": "(これ程の数のアルカ・ノイズを備えているとはッ!)",
|
||
"328000511_27": "「ですが関係ありません。立ち塞がるなら倒して進むだけですッ!」"
|
||
} |