xdutranslations/Missions/event025/326000112_translations_jpn.json
2019-10-25 17:33:24 -04:00

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{
"326000112_0": "「奏、調子はどうだッ!」",
"326000112_1": "「まあなんとかってとこかな。\\n このギアもあるしね」",
"326000112_2": "「とはいえ、簡単にはいかなさそうだ」",
"326000112_3": "「ブリーシンガメンの力で、戦況は有利に進んでいるけど、\\n 人で、完全消滅までは、難しいでしょうね」",
"326000112_4": "「フ……そこまで1人でやられたら、俺たち大人も立つ瀬がないさ。\\n ――作戦を開始するッ」",
"326000112_5": "「はいよ。\\n ――ッ」",
"326000112_6": "「ったく、大人しくしてろってのッ!」",
"326000112_7": "(やっぱりか。再生さえしなければなんとかなるんだけどね……。\\n こういう時は、翼たちが羨ましいよ",
"326000112_8": "「奏ッ! ルートの構築が完了したッ!\\n 後はこちらの指示に従ってくれッ」",
"326000112_9": "「奏さん、まずは8時の方向に300メートル、\\n カルマイズを引き付けて移動をお願いします」",
"326000112_10": "「はいよッ!」",
"326000112_11": "「そうだ、こっちだッ!\\n あたしはここだ、かかってきなッ」",
"326000112_12": "「次は西に200メートルですッ!」",
"326000112_13": "「はあッ、はあッ……。\\n ――了解ッ」",
"326000112_14": "「消耗が激しいわね……」",
"326000112_15": "「……ああ、しかしあと少しだ。\\n 計算通りなら、そろそろ――」",
"326000112_16": "「奏さんッ! あと少しですッ!\\n もう少しだけ、そこで引き付けていてくださいッ」",
"326000112_17": "「……あたしは大丈夫だッ!\\n まだまだ時間を稼いでみせるッ」",
"326000112_18": "「く――ッ!?」",
"326000112_19": "「ふうッ……まったく、油断も隙もない。\\n ……ん」",
"326000112_20": "「奏ちゃん、今よッ!\\n 攻撃を撃ち込んでッ あとは予定通りにッ」",
"326000112_21": "「ああ、わかったッ!」",
"326000112_22": "「後は、再生の前に――」",
"326000112_23": "「……やったみたいだね」",
"326000112_24": "「完璧に倒すことができないにしても、これならなんとか\\n あたし人でも対処はできそうだ」",
"326000112_25": "「ああ、ご苦労だった。奏、お前の勝利だ」",
"326000112_26": "「違うよ、ダンナ」",
"326000112_27": "「……ん?」",
"326000112_28": "「これは、あたしたちの勝利さ。\\n 二課全員のね」",
"326000112_29": "「世界蛇か……。\\n それがカルマイズを生んでいる……」",
"326000112_30": "「……なるほどね。少し合点がいったわ。\\n 道理でイズとは大きく異なる性質を持っていたわけね」",
"326000112_31": "「どういうことなんだ?」",
"326000112_32": "「順を追って説明しましょうか。私たちの世界を基準にするけど、\\n 世界蛇の出現はこの前の一件が間違いなく初めてよね」",
"326000112_33": "「ああ、そのはずだ。我々はもちろん、他国であっても、\\n あれだけの脅威を見逃したというのは考えにくいだろう」",
"326000112_34": "「そう。でも、カルマノイズは数に限りはあっても、\\n それよりかなり前から出現していたわ」",
"326000112_35": "「……」",
"326000112_36": "「最初、私はカルマノイズをノイズの変異種だと思っていたの。\\n けれど、実像はアルカ・イズに近いものだったみたい」",
"326000112_37": "「……意図をもって作られたノイズ、ということか」",
"326000112_38": "「大正解。さすがね。\\n そうなると大事なのは、その意図とは何か、ということ」",
"326000112_39": "「製作者のってことだよな?」",
"326000112_40": "「そう。それは世界蛇と通じる目的のはず。\\n 世界を食らう世界蛇が生み出したイズ」",
"326000112_41": "「普通に考えたら、世界蛇の手下みたいなものなんだから、\\n 偵察と邪魔者の排除みたいなものかしら」",
"326000112_42": "「あとは……美味しそうな並行世界探し、とかね?」",
"326000112_43": "「ぞっとしない話だ……」",
"326000112_44": "「でもそれなら、どうやってそれを報告してるのかしら。\\n これが重要なの」",
"326000112_45": "「作られた意図はあれど意志も知性もない。\\n そんなカルマイズから、情報を引き出そうと思ったら――」",
"326000112_46": "「世界蛇が、カルマノイズを戻し、\\n 取り込む形で情報を得ている、とは考えられない」",
"326000112_47": "「度々確認されたカルマノイズの消失現象。\\n それは世界を渡っているがための消失……」",
"326000112_48": "「ええ。フォニックゲインの減少と消失の関係。\\n これは単純明快に考えるなら、ただの自動装置なのよ」",
"326000112_49": "「再出現のプロセスはわからないけど、消失させるだけなら、\\n いくつか条件を整えればできるわ。今回みたいにね」",
"326000112_50": "「装者による高いフォニックゲインを囮として引き寄せ、\\n まずは敵を無人の場所までおびき寄せる」",
"326000112_51": "「そして、ダメージを与えると共に、引き寄せた装者が\\n フォニックゲインを抑える、という作戦だな」",
"326000112_52": "「そういうこと。まあ出現場所やタイミング、どれだけダメージを\\n 負えば消えるとか、不明な点はまだまだ多いけどね」",
"326000112_53": "「それでも、あれが1つの自動装置なら、\\n 決まった手順を繰り返せば、必ず同じ結果を導ける」",
"326000112_54": "「つまりはカルマノイズの消失、という結果だな」",
"326000112_55": "「そういうこと♪ 今回は奏ちゃんに頑張ってもらったけれど、\\n もっと情報を集めれば、作戦の幅は広がるわ」",
"326000112_56": "「ああ、いつまでも奏だけに苦労をかけるわけにも\\n いかないからな。早速、作戦の解析も進めよう」"
}