better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
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"324000911_0": "ティアーズ・オブ・ピースメーカー",
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"324000911_1": "「……教えてくれ。『マヤの遺産』ってのはなんなんだ」",
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"324000911_2": "「『マヤの遺産』。これはかのマヤ文明を滅ぼした\\n 終末兵器とも呼ばれる完全聖遺物」",
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"324000911_3": "「かつてドイツのブリル協会は『マヤの遺産』を発見したものの\\n 起動エネルギーが足りず、使用するまでには至らなかった」",
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"324000911_4": "「しかし、起動せずとも、その恐ろしい力を知ってしまった\\n 研究者の1人が独断で結界により封印を施しました」",
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"324000911_5": "「そいつが、遺産の守り人……」",
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"324000911_6": "「ええ、彼との出会いはまったくの偶然でした」",
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"324000911_7": "「紛争に巻き込まれて負傷していた彼を\\n 私たちは保護しましたが、すでに傷は深く――」",
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"324000911_8": "「亡くなる直前、彼は人払いを頼み、\\n 私たちに秘密を打ち明けてくれました」",
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"324000911_9": "「そして……私たちは『マヤの遺産』を\\n 託されたのです」",
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"324000911_10": "「そんなに恐ろしい聖遺物なのか?」",
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"324000911_11": "「マヤの滅んだ原因は、長期間続いた\\n 異常気象にあると言われていますが」",
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"324000911_12": "「実際にはこの聖遺物が原因です」",
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"324000911_13": "「……異常気象の原因?」",
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"324000911_14": "「はい、『マヤの遺産』の正体、\\n それは、気象制御装置なんです」",
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"324000911_15": "「気象制御……、天候を自由に操れるってことなのかッ!?」",
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"324000911_16": "「そうです」",
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"324000911_17": "「この装置があれば、嵐を発生させ、\\n 洪水により都市を壊滅させることも――」",
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"324000911_18": "「気温を変動させ、極寒を創りだせば、\\n 国すら滅ぼすこともできてしまう」",
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"324000911_19": "「人間は、天候には勝つことはできませんから」",
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"324000911_20": "「なるほど、確かにそんな力があれば、\\n 『マヤの預言』の執行も納得がいく」",
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"324000911_21": "「だけど、そんな神様の真似事みたいなことが本当に……」",
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"324000911_22": "「待てよ、ドイツの研究機関でも起動できなかった\\n 聖遺物がどうして――」",
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"324000911_23": "「歌の力です」",
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"324000911_24": "「そうか、フォニックゲイン……ッ!」",
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"324000911_25": "「この遺跡付近で発見されたタブレットに書かれていたそうです。\\n 起動エネルギーには、歌の力が必要だと」",
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"324000911_26": "「かつてブリル協会が歌の力で起動させようとしたそうですが、\\n 十分なエネルギーを溜めることはできなかったようです」",
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"324000911_27": "「だったらどうやって?」",
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"324000911_28": "「私たちも無理だと思っていました。それが……、\\n 妻、ソネットの歌に、『マヤの遺産』が反応したんです」",
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"324000911_29": "「理由はわかりませんが、\\n 妻の歌なら、『マヤの遺産』を起動できると確信しました」",
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"324000911_30": "(まさか、あたしに装者の資格があったように、ママにも……?)",
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"324000911_31": "(だから、高いフォニックゲインを生み出せたのか?)",
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"324000911_32": "「……そいつを使って何をしようとしてんだよ」",
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"324000911_33": "「この国……バルベルデでは昔、\\n ドイツ軍による大規模な聖遺物探索がありました」",
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"324000911_34": "「しかし、それを諸外国に悟らせないために、内戦を\\n 起こし、戦闘を利用して各地を占領、そうして」",
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"324000911_35": "「聖遺物の確保や実験を繰り返していたのです」",
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"324000911_36": "「私たちの1人娘、クリスが亡くなったテロも、\\n 元を正せば戦闘状態を長引かせるための」",
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"324000911_37": "「ドイツ軍による工作でした」",
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"324000911_38": "「…………」",
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"324000911_39": "「戦乱を撒くあの者たちは……、\\n 誰かが倒さなくてはならないッ!」",
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"324000911_40": "「そういう……理由だったのか」",
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"324000911_41": "「もちろん、国を滅ぼすつもりはありません」",
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"324000911_42": "「あの国を攻撃し、戦争への意識を\\n ライフラインの回復に向けさせればッ!」",
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"324000911_43": "「他国への侵略も、軍の派遣もできなくなりますッ!」",
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"324000911_44": "「それでも続けるなら、国により多大なダメージを与えます」",
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"324000911_45": "「だからって、こんなものを起動するのかよッ!」",
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"324000911_46": "「私たちもさんざん悩みました……」",
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"324000911_47": "「ですが、使うしかないと思ったのです」",
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"324000911_48": "「この小国は大規模な侵略行為に抵抗する力を持ちません。\\n 他国からの援助にも限界があります」",
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"324000911_49": "「何より、目の前であなたたちが傷ついていくのを\\n これ以上見ていられなかったんですッ!」",
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"324000911_50": "「だから……ッ!」",
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"324000911_51": "「私たちは、『マヤの遺産』を抑止力として利用し、\\n もう誰も戦わなくていい――」",
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"324000911_52": "「真の平和を作ります……ッ!」",
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"324000911_53": "「はあああ――ッ!」",
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"324000911_54": "「どれだけ攻撃しても、増えるばっかりで……ッ!」",
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"324000911_55": "「侵攻を遅らせる手段は攻撃しかないとは言え、\\n これでは……」",
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"324000911_56": "「そちらでも巨大な増殖分裂型が投入されていたのね」",
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"324000911_57": "「ふんッ!!」",
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"324000911_58": "「稀に撃破できることもあるようだが、\\n とてもじゃないが増殖分裂には追いつかない……」",
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"324000911_59": "「了子さんッ! 師匠もッ!」",
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"324000911_60": "「はああ――ッ!」",
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"324000911_61": "「一縷の望みに賭けて応戦しながら\\n 後退していたら……」",
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"324000911_62": "「まさか3方向から同時にとは。\\n 何かあれに対処手段はないのですかッ!」",
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"324000911_63": "「マリアさんッ!\\n ウェル博士までッ!?」",
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"324000911_64": "「諸外国から存在を隠しながら、\\n よくここまでの兵力を蓄えたものだ」",
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"324000911_65": "「もう、すぐ後ろに避難してきた人々が……」",
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"324000911_66": "「忌々しいッ!」",
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"324000911_67": "「私たち、一体、どうなるの……?」",
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"324000911_68": "「諦めちゃダメだ。姉ちゃん……ッ!」",
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"324000911_69": "「これ以上は後退できないぞ。何か手は無いのか?」",
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"324000911_70": "「殉死の英雄では、この僕の器に不十分――」",
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"324000911_71": "「げへァ――ッ!?」",
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"324000911_72": "「大丈夫ですかッ!?」",
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"324000911_73": "「……あれ、クリスちゃんは?」",
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"324000911_74": "「彼女は彼女の戦いに行っているのよ」"
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