better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
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"315000611_0": "すれ違う気持ち",
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"315000611_1": "「ミ、ミサイルを造ろうとしてるんですかッ!?」",
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"315000611_2": "「ああ。ロボたちが盗んでいた部品類を精査したところ、\\n その可能性が高い」",
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"315000611_3": "「自己増殖して世界を征服するのが目的じゃなかったのか?」",
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"315000611_4": "「そのやり方じゃ、どれだけ時間がかかるか分からないわ」",
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"315000611_5": "「ああ、最初からこちらが本命だったようだな」",
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"315000611_6": "「作られているミサイルは最新型の広範囲兵器だと考えられる。\\n どこに撃ち込まれても、甚大な被害は免れない」",
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"315000611_7": "「しかし、とんだ隠し球を持っていたものだな」",
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"315000611_8": "「今現在、ミサイルの部品はどのくらい集まっていそうなの?」",
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"315000611_9": "「把握しているだけでも、GPS誘導装置やジャイロなど、\\n 姿勢制御系のパーツはほぼ揃っていると思われます」",
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"315000611_10": "「筐体やフェアリングは、\\n 一定以上の演算力と加工技術があれば作れるでしょうね」",
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"315000611_11": "「最大の問題はロケットエンジンまわりでしょうか?」",
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"315000611_12": "「でも、既にジンバルを入手していますし、\\n エンジンも自力で組み上げる能力がある可能性があります」",
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"315000611_13": "「仮に液体ロケットとするなら燃料は液体酸素と液体水素か……。\\n いずれも工場地帯ならば入手は容易だろうな」",
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"315000611_14": "「固体ロケットも配合レシピと燃焼データがあれば、低精度の\\n ものなら製造可能でしょう。可能性は排除できないかと」",
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"315000611_15": "「ふむ……。念のため、両方の可能性で追っておくべきか」",
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"315000611_16": "「残りのパーツや燃料類を製造、保管する施設の\\n 割り出しを進めます」",
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"315000611_17": "「よく分からないけど、\\n 結構危ないところまで来ていそうなんですか?」",
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"315000611_18": "「ああ。かなりね」",
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"315000611_19": "「となると、問題はどこで作られているかだな……」",
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"315000611_20": "「ただいま戻りました」",
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"315000611_21": "「あ、緒川さん」",
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"315000611_22": "「ご苦労。何か収穫はあったか?」",
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"315000611_23": "「はい。ようやくロボットを量産している工場を特定しました。\\n 例のミサイルを製造しているのはまた別の施設のようですが……」",
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"315000611_24": "「本当ですか?」",
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"315000611_25": "「ええ。これまでいくつかのダミー施設もありましたが、\\n 今度こそ間違いないでしょう」",
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"315000611_26": "「お手柄デスッ!」",
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"315000611_27": "「なら、早速潰しに行きましょうッ!」",
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"315000611_28": "「デスデスッ!」",
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"315000611_29": "「うむ……。いや、少し待て」",
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"315000611_30": "「えッ?」",
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"315000611_31": "「どうしてデスか?」",
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"315000611_32": "「計画の本命がミサイルである可能性が高い以上、\\n そちらの組み立て場所を抑えることがより重要だ」",
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"315000611_33": "「迂闊にロボット工場の方を潰した場合、警戒した敵が\\n ミサイルをより発見が困難な場所へと移す可能性もある」",
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"315000611_34": "「なるほど。確かに……」",
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"315000611_35": "「我々が連中の目的に気づいたことは、\\n まだ把握されていないはずだ。この利は活かすべきだろう」",
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"315000611_36": "「どうやってだ?」",
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"315000611_37": "「我々の捜査目的をロボット工場だと見せかけて、\\n 本命のミサイル製造工場の特定を急ぐ」",
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"315000611_38": "「なるほど、気づいてないふりをするんですね」",
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"315000611_39": "「そうだ。ロボット工場を放置する以上、\\n ここからは更に時間との勝負となる」",
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"315000611_40": "「装者は変わらず偽ロボの撃破。\\n 緒川はミサイル製造工場の特定を急いでくれ」",
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"315000611_41": "「承知しました」",
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"315000611_42": "「藤尭と友里は、潜水艦の行方を重点的に追ってくれ」",
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"315000611_43": "「はい。引き続き各国の軍事通信網や、\\n 偵察衛星の画像解析を進めます」",
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"315000611_44": "「自分は公的回線や軍事回線への不審な通信アクセス、\\n サーバー攻撃などの形跡から追ってみます」",
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"315000611_45": "「よろしく頼む。では、ひとまず解散としよう」",
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"315000611_46": "「マリアさん。少し相談が」",
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"315000611_47": "「あら、どうしたの?」",
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"315000611_48": "「偽マリアロボの残骸を使って、アガートラームもメカニカルギアに\\n 合体可能だと思うのですが、いかがでしょう?」",
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"315000611_49": "「そんなことができるの?」",
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"315000611_50": "「はい。残骸の状態を確認しましたが、\\n 合体機構を取り付けることが可能です」",
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"315000611_51": "「でも……。アレを纏うというのは、\\n ちょっと抵抗がなくもないわね」",
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"315000611_52": "「AIはリセットしますから」",
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"315000611_53": "「……分かったわ。\\n 今は少しでも戦力増強は必要なところだもの。お願いするわ」",
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"315000611_54": "「……」",
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"315000611_55": "「……」",
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"315000611_56": "「……調」\\n「……切ちゃん」",
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"315000611_57": "「なんデス、調?」",
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"315000611_58": "「切ちゃんこそ」",
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"315000611_59": "「その……なんでもないデス。調は?」",
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"315000611_60": "「……わたしも、なんでもない」",
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"315000611_61": "「ふう……」",
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"315000611_62": "「はぁ……」",
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"315000611_63": "(やっぱり、気まずいデス……)",
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"315000611_64": "(本当は、今までのことを謝って仲直りしたいデスけど、\\n 直接口で伝えようとすると失敗しそうデス)",
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"315000611_65": "(言いたいことが言えなくなったり、\\n つい、余計なことを言っちゃったり……)",
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"315000611_66": "(どうすればいいデスかね……)",
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"315000611_67": "(そうだッ! メールで送ればいいデスよッ!)",
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"315000611_68": "(メールならよーく考えてから送れるから、\\n 間違いないデス)",
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"315000611_69": "「えーと。まず、始めは――」",
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"315000611_70": "(はあ……)",
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"315000611_71": "(早く謝らないと)",
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"315000611_72": "(切ちゃんとずっとこんなの、良くないもの)",
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"315000611_73": "(でも、口だと言いにくいし……)",
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"315000611_74": "(そうだ。メールで謝ればいいんだ)",
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"315000611_75": "「切ちゃん、へ――と」",
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"315000611_76": "「ふわぁ……久々にぐっすり寝られたデス」",
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"315000611_77": "「調、メール読んでくれたデスかね?」",
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"315000611_78": "「お。返事がきてるデスッ!」",
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"315000611_79": "「どれどれ――」",
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"315000611_80": "「なななな――なんデスとおおおッ!!」",
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"315000611_81": "『切ちゃんは子供みたいに意地を張りすぎ。わたしがいなきゃ危なかった』",
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"315000611_82": "『助けてほしいならもっとちゃんと謝って。誠意が足りない』",
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"315000611_83": "「な、なんデス、この言い草はッ!?」",
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"315000611_84": "「あまりにあまりデスよッ!!」",
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"315000611_85": "「ふぁ……」",
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"315000611_86": "「切ちゃん……メール読んでくれたかな」",
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"315000611_87": "「あ。お返事きてる」",
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"315000611_88": "「え……なに、これ……?」",
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"315000611_89": "『調がダメダメだから、苦戦したデス』",
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"315000611_90": "『アタシのカバーのおかげなんだから、平身低頭してアタシに謝るデス』",
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"315000611_91": "「ひ、ひどい――」",
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"315000611_92": "(……? でも、平身低頭って、\\n 切ちゃんいつの間にそんな言葉を……)",
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"315000611_93": "「調ッ!」",
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"315000611_94": "「切ちゃんッ!」",
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"315000611_95": "「いくらなんでも酷いデスッ! アタシは謝ったデス」",
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"315000611_96": "「あのメールのどこが謝ってるの?」",
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"315000611_97": "「心が狭すぎるデスッ!」",
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"315000611_98": "「切ちゃんこそ」",
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"315000611_99": "「調なんて知らないデスッ!」",
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"315000611_100": "「わたしこそ、もう知らないッ!」"
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