better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
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"307002111_0": "ふたりの時間",
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"307002111_1": "「今回の件は非常に困難な状況だったようだな。\\n みんな、ご苦労だったッ!」",
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"307002111_2": "「お疲れ様です。まさか並行世界の二課が占拠されているなんて、\\n 大変でしたね」",
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"307002111_3": "「再びウェル博士と組み、あのフィーネまでと共闘するとは……\\n 並行世界というのは不思議なものですね」",
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"307002111_4": "「不思議、フィーネと言えば……」",
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"307002111_5": "「切ちゃん、もうわたしの中にフィーネの残留思念は無いよ。\\n あっちのフィーネが言ってた」",
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"307002111_6": "「さ、さいデスか……」",
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"307002111_7": "「RN式回天特機装束、機能は限定的ながら、適合者以外にも使用\\n できる機構を開発したのは、さすがは櫻井理論の提唱者ですね」",
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"307002111_8": "「その装束で司令が戦ったというのは、\\n 私も見てみたかったです」",
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"307002111_9": "「ああ、俺自身も見てみたかったなッ!」",
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"307002111_10": "「んん……どうした響くん? 元気無いじゃないか」",
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"307002111_11": "「……いやー、向こうの師匠、\\n 大丈夫かなーって、心配になっちゃって」",
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"307002111_12": "「なんでも、その特機装束の無理な使用で、\\n かなりの重症だと聞いたが……」",
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"307002111_13": "「心配するな立花。向こうの司令の強さは、\\n こちらの世界の司令とほとんど同じなんだぞ」",
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"307002111_14": "「よく見てみろ。心配の必要があると思うか?」",
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"307002111_15": "「そうデスよッ!\\n 司令が無敵なのは、響さんが一番よく知ってるじゃないデスか」",
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"307002111_16": "「うん、それに一応向こうにはフィーネとドクターもいるし……」",
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"307002111_17": "「心配ならお見舞いにいったらいいわ」",
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"307002111_18": "「うんッ! ありがとうみんなッ!\\n 師匠なら大丈夫だよねッ!」",
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"307002111_19": "「別の世界の俺のこととは言え、なんとも言えない変な感じだな」",
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"307002111_20": "「変っていえばよー……。\\n おっさん、かなり趣味悪いな」",
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"307002111_21": "「デスデス。でも、蓼喰う虫もなんとやらデスよ」",
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"307002111_22": "「じーッ……」",
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"307002111_23": "「はいはい。それくらいにしてあげましょう」",
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"307002111_24": "「な……なんだ? なんの事だ?」",
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"307002111_25": "「うーんッ! 2人とも、今頃どうしてるかな~」",
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"307002111_26": "「全く……あの筋肉司令の身体はどうなってるんだッ!\\n 僕が全治1ヶ月と診断したのがバカみたいじゃないですかッ!」",
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"307002111_27": "「とは言いつつも、しっかりと検診はするんですね」",
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"307002111_28": "「当然です。いざと言う時のために\\n 今のうちに可能な限り恩を売っておくのですよ」",
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"307002111_29": "「さて、英雄部隊の諸君。揃っていますか」",
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"307002111_30": "「見ての通りです、博士」",
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"307002111_31": "「な、なあ……俺たちもいいのか?」",
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"307002111_32": "「確かに帰る場所は無くなったけど……」",
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"307002111_33": "「いいんだって。昨日の敵は今日の友って言うだろ?」",
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"307002111_34": "「そうッ! この僕の英雄的な懐の深さは、敵だった者も\\n 一切の差別はしませんッ!」",
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"307002111_35": "「大事なのは過去ではない……\\n あなたたちがこの場所にいるという、今が大事なのですッ!」",
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"307002111_36": "「ウェル博士……」",
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"307002111_37": "「お、俺たち、一生ついていきますッ!」",
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"307002111_38": "(あー、また博士の口八丁に騙された被害者が……)",
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"307002111_39": "(言ってる事だけは立派に聞こえるんだよなー)",
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"307002111_40": "「そこッ! 私語は厳禁ですよッ!」",
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"307002111_41": "「最大の危難は去りましたが、未だ世はノイズという\\n 特異災害のため、混乱に満ちている」",
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"307002111_42": "「世界がこんな状況だからこそッ、僕たちは英雄を求めているッ!\\n そうッ! 誰からも信奉されるッ、偉大なる英雄の姿をッ!」",
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"307002111_43": "「その英雄たりえる者こそが、この僕ッ!\\n 真実の人ッ、ドクター・ウェエエルゥゥゥゥッ!」",
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"307002111_44": "「今回はあの筋肉司令においしい所を持っていかれましたが、\\n 次なる世界の危機にはッ、必ずッ!」",
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"307002111_45": "<size=40>「僕が英雄になるんだああああッ!」</size>",
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"307002111_46": "(RN式回天特機装束……。\\n 自身に聖遺物を侵食させ、力に変えるなんてね)",
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"307002111_47": "(使いこなせる者などいないと踏んでいた機能、\\n 『Level2』を引き出すとは——)",
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"307002111_48": "(本来、起動エネルギーとしてのみ使用される『精神力』を\\n 拳にのせて放出し、黒いノイズを消滅させた)",
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"307002111_49": "(黒いノイズは『負』のオーラの塊、\\n そこにあの男の『正』のオーラをぶつけて相殺)",
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"307002111_50": "(人間離れした精神力がもたらした恩恵。\\n 相変わらず人の予測をことごとく壊す男)",
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"307002111_51": "(……そんな、力に助けられるなんてね)",
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"307002111_52": "「精が出るな。どうだ、特機装束の稼働時間は延ばせそうか」",
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"307002111_53": "「無茶を言わないで頂戴。\\n ほぼ全壊のものを辛うじて修理、調整している最中よ」",
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"307002111_54": "「派手に暴れて、こんなに負荷を掛けて……」",
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"307002111_55": "「あまり悪目立ちすることをしないでくれと、\\n 防衛大臣にも釘を刺されたよ」",
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"307002111_56": "「当然でしょ。他の事後処理は?」",
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"307002111_57": "「それは政府の方で片付けるだろうよ。ただ、今回の件で、\\n 米国F.I.S.の権限も当分は制限されるだろう」",
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"307002111_58": "「そう。いつまで黙っていてくれるのかしらね……」",
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"307002111_59": "「さあな。なるべく長くこんな時間が続いて欲しいが……」",
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"307002111_60": "「装者たちが帰った今、今度また、\\n 同じようなことが起きたらと思うとぞっとするよ」",
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"307002111_61": "「フフ、コーヒー飲むでしょ?」",
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"307002111_62": "「……あ、ああ頂こう。\\n いやに親切だな……」",
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"307002111_63": "「一応、あなたは怪我人だからね」",
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"307002111_64": "「とは言っても、ついこの間まで集中治療を\\n 受けていた人間とはとても思えないけど」",
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"307002111_65": "「ハハ、丈夫なのが取り柄だからな」",
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"307002111_66": "「それで済ますなんて、ほんとあなたらしいわ」",
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"307002111_67": "「ふう……染み渡るな。\\n だが、もう変な毒を入れるのはやめてくれよ」",
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"307002111_68": "「あなたのために細かく調整した毒なのよ。\\n 致死性の毒を入れなかっただけでも感謝して欲しいわね」",
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"307002111_69": "「毒を入れられて感謝するやつなんていないだろう」",
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"307002111_70": "「あなたはおかしな男だもの。私には理解し難いわ」",
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"307002111_71": "「俺は単純な男のつもりだがね」",
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"307002111_72": "「単純にして不可解、それ以上に難しいものは無いものよ」",
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"307002111_73": "「だけど、あなたが今なにかに悩んでいるくらいはわかるわ」",
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"307002111_74": "「…………」",
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"307002111_75": "「ずっと、君に謝りたいと思っていた」",
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"307002111_76": "「一体何のことかしら?」",
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"307002111_77": "「ネフシュタンとの融合……、\\n あの時、俺がもっと早く到着していれば……」",
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"307002111_78": "「君をそんな体にしたのは、俺の責任だ」",
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"307002111_79": "「何かと思えば、そんなこと。\\n ネフシュタンとの融合は私自身の意思」",
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"307002111_80": "「バラルの呪詛を解き、統一言語のためなら、\\n この身がどうなろうと大したことじゃないわ」",
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"307002111_81": "「だが、君はもうその計画は諦めてくれたのだろう?」",
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"307002111_82": "「何度も繰り返し言って来たけれど。あの子たち以上に、\\n あなたの甘さは大概ね。誰がそんなこと言ったのかしら」",
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"307002111_83": "「な……、まさか……ッ!」",
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"307002111_84": "「何千年にわたる悲願を、\\n たかが数年の想いが上回るわけないでしょ」",
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"307002111_85": "「……ほんの少しだけ、計画が先延びしただけよ。\\n あなたの命もね。あの約束はまだ有効なんだから」",
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"307002111_86": "「でも、しばらくは安心していいわ。流石に重傷を負ってまで\\n 私を助けてくれた相手を、すぐ殺そうとは思わないから」",
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"307002111_87": "「全く、本当に懲りないな、君は……」",
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"307002111_88": "「あの子から、諦めないことの意味を改めて知らされたもの」",
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"307002111_89": "「とんだ置き土産をしていってくれたものだ」",
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"307002111_90": "「諦めの悪さは、あなたもさほど変わらないと思うけれど?」",
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"307002111_91": "「それとこれとは……ッ!」",
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"307002111_92": "「まあ、せいぜい私のことをしっかり見張ってることね」",
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"307002111_93": "「……そうだな。しっかりと、見張っていることにするよ」"
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