better seperation of custom assets seperation of enabled quests based on language yes i enabled all of the japanese quests
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"306000411_0": "変わらない妹",
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"306000411_1": "「――つまり、わたしたちは完全聖遺物ギャラルホルンが\\n 作り出したゲートによって、並行世界から訪れた……別人なの」",
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"306000411_2": "「なるほど……。さまざまな事件で分岐した世界……異なる\\n 可能性にアクセスするとは、驚異的な聖遺物ですね……」",
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"306000411_3": "「一切の制御がままならず、並行世界と繋がれば、\\n ノイズをはじめとした脅威がわたしたちの世界にも現出する」",
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"306000411_4": "「獅子身中の虫でもありますが……」",
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"306000411_5": "「しかし訪れたあなた方によって私は辛くも救われました。\\n セレナも、同様に」",
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"306000411_6": "「いえッ!\\n こちらこそ、壁を壊しちゃってごめんなさいッ!」",
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"306000411_7": "「その程度の損壊、どうと言うことはありません。\\n 修理すればいい壁と違って、人命は戻らないのですから」",
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"306000411_8": "「ありがとうございますッ!\\n ところで、あの子の様子はどうですか?」",
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"306000411_9": "「現在はメディカルチェック中ですが、大事は無いでしょう」",
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"306000411_10": "「セレナが戻る前にこちらの状況を聞かせて、マム。\\n ……いえ、ナスターシャ教授」",
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"306000411_11": "「あなたがそちらで慣れている呼称で構いません」",
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"306000411_12": "「マム……ありがとう」",
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"306000411_13": "「こちらの説明をする前にひとつ、お願いがあります」",
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"306000411_14": "「なにかしら?」",
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"306000411_15": "「今、あなた方が言った話。並行世界についてとそれを移動する\\n 聖遺物。この件については、ここだけの話としてください」",
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"306000411_16": "「……それは、どういうことですか?」",
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"306000411_17": "「あなた方の話は、世界のパワーバランスを\\n 崩しかねないレベルの物」",
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"306000411_18": "「それを耳にし、利用しようとする者たちが\\n 私たちの組織には沢山います」",
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"306000411_19": "「なるほど、確かに話を大きくしたくないと\\n 言うのはわたしたちも同じだ」",
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"306000411_20": "「あなた方のことは、私が都合よく話しておきます」",
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"306000411_21": "「それでは、本題ですね」",
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"306000411_22": "「かつて、一度目のネフィリム稼動実験で事故が起こりました」",
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"306000411_23": "「その時セレナは致命的な負傷をし、延命のため\\n コールドスリープ処置が施されたのです」",
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"306000411_24": "「コールドスリープ……それじゃあ――」",
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"306000411_25": "「ええ。最初の実験から既に7年が経過しています」",
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"306000411_26": "「その間に起きた技術的ブレイクスルーにより、ようやく\\n 治療の目途が立ち、セレナは目覚めることが出来ました」",
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"306000411_27": "「7年間も眠ってたなんて……」",
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"306000411_28": "「……その間、こちらのわたしは?」",
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"306000411_29": "「……こちらの世界のマリアは起動実験の時の事故で、\\n そのまま亡くなっています」",
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"306000411_30": "「わたしの時と同じか……。\\n 奏が生き延びた世界と……」",
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"306000411_31": "「……誰かが生きれば、誰かが亡くなる。もしかしたら世界が\\n そうバランスを取っているのかもしれないわね……」",
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"306000411_32": "(世界とは、残酷なものね……)",
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"306000411_33": "「……マリアさん?」",
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"306000411_34": "「大丈夫よ。それより、そんな事があったのなら、\\n どうして再びネフィリムの起動を?」",
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"306000411_35": "「それは――」",
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"306000411_36": "「ネフィリムは力だ」",
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"306000411_37": "「ドクター・アドルフ」",
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"306000411_38": "「力? あの災厄をあなたは力と呼ぶというのッ!?」",
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"306000411_39": "「あれを完全に解き放ち、制御することが出来れば、\\n ノイズに対抗しうる強力な力となる」",
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"306000411_40": "「そう。我々はノイズに怯えることなく、例えどのような\\n 恐怖が現れても、それを力によって打倒することが出来る」",
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"306000411_41": "「そんな、力なんて――」",
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"306000411_42": "「シンフォギアという力を持つ装者が理解することはないだろう」",
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"306000411_43": "「ノイズという絶対的な恐怖を前にして、なすすべなく\\n 逃げ惑うしかない無力な者たちの恐怖など……」",
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"306000411_44": "「…………」",
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"306000411_45": "「……観測された脅威への対抗手段として、\\n ネフィリムの力が必要だったからです」",
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"306000411_46": "「その脅威とは……?」",
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"306000411_47": "「ノイズの反応……ッ!\\n セレナを起こしてきましょう」",
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"306000411_48": "「待って。あの子は負傷して休んでいるのよッ!?」",
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"306000411_49": "「それでも、今の私たちにはあの子しか戦える者はいません」",
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"306000411_50": "「そういう事ならならわたしたちがッ!」",
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"306000411_51": "「ええ、ここに3人の装者がいる」",
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"306000411_52": "「防人の剣は人を護る刃、ここで抜かずば竹光に同じッ!」",
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"306000411_53": "「……ありがとうございます。\\n 相手はただのノイズではありません、気をつけて……ッ!」",
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"306000411_54": "「はいッ! ありがとうございますッ!」",
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"306000411_55": "(ただのノイズではない……?)"
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