xdutranslations/Missions/2010133/201013311_translations_jpn.json
2019-10-25 17:33:24 -04:00

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{
"201013311_0": "復活ッ! オートスコアラー",
"201013311_1": "「キャロルはまだ部屋にこもっているのか」",
"201013311_2": "「ああ、出てくる気配が全くないワケダ」",
"201013311_3": "「夜中でも部屋から物音がするって聞いたけど、\\n 寝ずに作業をしているのかしら」",
"201013311_4": "「先のノエルが起こした事件で故障したオートスコアラーたちを\\n 修復しているというワケダね」",
"201013311_5": "「彼女にとってはそれだけ大切な存在なのだろう。\\n あの機のオートスコアラーは」",
"201013311_6": "「やっとだ、やっと修復が完了したぞ。\\n これでお前たちをまた目覚めさせることができる」",
"201013311_7": "「最後にこの術式を起動させるだけ……。\\n 行くぞッ」",
"201013311_8": "「よし、このまま――」",
"201013311_9": "「なッ!? バカな、術式に不具合だとッ!?」",
"201013311_10": "「このオレがそんな失敗をするはずが――、\\n まさか、連日の徹夜が祟ったか……」",
"201013311_11": "「ぐッ、どうなった……」",
"201013311_12": "「……」",
"201013311_13": "「杞憂だったか。\\n お前たちが起きたということは、術式は成功したようだな」",
"201013311_14": "「おはようございます、マスター。\\n 再びこうしてお会いすることができるとは思いませんでしたわ」",
"201013311_15": "「ああ、オレも――」",
"201013311_16": "「待て、ガリィ。なんだ、その口調は」",
"201013311_17": "「ガリィ? 何をおっしゃっているのですか。\\n 私はファラでございます」",
"201013311_18": "「なにッ!?」",
"201013311_19": "「もー、間違えるなんて酷いじゃないですか。\\n ガリィちゃんはこっちですよ」",
"201013311_20": "「ど、どういうことだ。\\n だが、確かにその喋り方はガリィそのもの……」",
"201013311_21": "「それより、お腹がペコペコだゾッ!」",
"201013311_22": "「ファラがミカのようなことを。\\n いや、違う。これは……」",
"201013311_23": "「なんだ、この派手な腕はッ!?」",
"201013311_24": "「ミカの中はレイアか。つまり、\\n あべこべな人格が定着してしまったということだな」",
"201013311_25": "「完全な体調ではないとはいえ、\\n 術式を失敗してしまうとは一生の不覚だ……」",
"201013311_26": "「おおッ!? リボンが結べるッ!\\n 物がちゃんと掴めるのって便利だゾ」",
"201013311_27": "「はぅ……、でも、やっぱりお腹は減るゾ。\\n ガリィ……」",
"201013311_28": "「私はガリィじゃないわ」",
"201013311_29": "「構わないゾッ! さあ、早く……」",
"201013311_30": "「遠慮させてもらいますわ。\\n 自分で自分に口づけをするなんて趣味はありませんから」",
"201013311_31": "「そんなーッ! お腹が空いたゾーッ!」",
"201013311_32": "「……」",
"201013311_33": "「ちょっと、腕を振りまわすのはやめてくださいな」",
"201013311_34": "「この腕、なかなか派手でいい。気に入ったぞ」",
"201013311_35": "「そんな不便そうな腕がいいなんて、物好きですこと」",
"201013311_36": "「バーニングハート・メカニクス……。\\n 今ならあの派手な機能を使うことができるのでは」",
"201013311_37": "「地味に憧れていたのだ。\\n ……いざッ」",
"201013311_38": "「あれは一度使ったらそれっきりの決戦機能ですけど、\\n ガリィちゃん知ーらない」",
"201013311_39": "「それより、他人の身体に入る機会なんて滅多にないこと。\\n ……この身体、どうしちゃおうかしら」",
"201013311_40": "「はッ、私の身体が地味に窮地……ッ!」",
"201013311_41": "「そんなところを触って、どうするつもりだ?」",
"201013311_42": "「レイアがガリィ?\\n なら、レイアがお腹いっぱいにしてくれるゾッ」",
"201013311_43": "「んー……ファラに迫られるのも新鮮ですねー」",
"201013311_44": "「もうたくさんだッ!」",
"201013311_45": "「お前たち、いい加減にしろッ!」",
"201013311_46": "「だったら、この状態を早く元にしてくれませんかね?」",
"201013311_47": "「マスター、お腹が空いたゾッ!」",
"201013311_48": "「き、急にこっちに来る――」",
"201013311_49": "「うわッ!?」",
"201013311_50": "「くッ、重いぞ……」",
"201013311_51": "「今の音はなんだッ!?」",
"201013311_52": "「……これはどういう状況なワケダ?」",
"201013311_53": "「どうしたの、山積みになっちゃって。\\n 手を貸してあげようかしら」",
"201013311_54": "「これはオレの問題だ、手出し無用。\\n もう一度、術式を起動すればいいだけだッ」",
"201013311_55": "「しかし、そんな状態で……」",
"201013311_56": "「甘く見るなッ! 同じ過ちを繰り返すオレではない。\\n 今度はさらに力を込めて……ッ」",
"201013311_57": "「さあ、さっさと元に戻れッ!」",
"201013311_58": "「ん? おお、ちゃんとあたしに戻ってるゾッ!」",
"201013311_59": "「あらら、残念。もう少しあの身体で遊びたかったんですけどね」",
"201013311_60": "「やはり自分の身体が一番ですね」",
"201013311_61": "「ああ、私には派手なこの身体が一番よく似合う」",
"201013311_62": "「まったく、やっと元に戻ったか……」",
"201013311_63": "「マスター……」",
"201013311_64": "「なんだ、文句ならあとに――」",
"201013311_65": "「直してくれてありがとうございますね」",
"201013311_66": "「ありがとうございます、マスター」",
"201013311_67": "「派手に感謝しています」",
"201013311_68": "「ありがとうだゾッ!」",
"201013311_69": "「お前たち……」",
"201013311_70": "「……と、今は礼など不要ッ!\\n そんなことよりも早くそこをどけッ」"
}