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2024-12-22 15:59:32 +03:00

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{
"397000331_0": "――同時刻。",
"397000331_1": "「この拳、受けられるものならば受けてみろッ!」",
"397000331_2": "「ふむ……妙な手応えの敵だな。\\n 実体があるのは確かだが、妙に捉えどころがない」",
"397000331_3": "「どうやら何らかのエネルギーを固めることで、\\n 疑似的な質量体を作り出しているようね」",
"397000331_4": "「これが何者かの手によるものだとすれば、\\n なかなか面白い技術ですねぇ」",
"397000331_5": "「しかぁーーーしッ!」",
"397000331_6": "「英雄たるこの僕の前に立ちはだかるには、力が足りないッ!\\n 数が足りないッ そして何よりもぉぉぉ……」",
"397000331_7": "「役者が足りていないッ!」",
"397000331_8": "「まったく、うるさいわね」",
"397000331_9": "「戦力としては申し分ないのですが……」",
"397000331_10": "「風鳴司令ッ!」",
"397000331_11": "「どうしたッ!\\n こちらは未だ交戦中だッ」",
"397000331_12": "「司令たちが戦っている正体不明の怪物ですが、\\n 世界各地で同様の状況が発生していますッ」",
"397000331_13": "「地震に続いての怪物の出現……。",
"397000331_14": " この2つは関係していると見てよさそうだな」",
"397000331_15": "「そうなると、私たちがいる日本はともかく、\\n 他の地域では戦力が圧倒的に足りていないでしょうね」",
"397000331_16": "「今こそ僕の力を世界に示し、英雄となるべき時ッ!\\n これは天が僕に与えし配剤ッ」",
"397000331_17": "「あんただけ放り込んでどうにかなるんだったら、\\n それもいいんだけどね……」",
"397000331_18": "「この状況、さすがに多勢に無勢が過ぎるな。",
"397000331_19": " ……あれを使うか」",
"397000331_20": "「はぁ……またあの世界に頼ることになるのね。\\n まったく、借りばかりが増えていく」",
"397000331_21": "「不要ですッ! この僕1人で千人力、いいえ、\\n 桁とばして百万人力ッ 援軍など余計な――」",
"397000331_22": "「むぐッ!?」",
"397000331_23": "「博士ッ!\\n 少し黙っていてくださいッ」",
"397000331_24": "「そうですよ、話が進みませんッ!」",
"397000331_25": "「もごーッ!?\\n んごご、むごーッ」",
"397000331_26": "「ほら博士、戦いましょうッ!\\n 英雄の働きを今こそ世界に見せるときですよッ」",
"397000331_27": "「……助かるわ」",
"397000331_28": "「それで……\\n 援軍要請には私が行くわ」",
"397000331_29": "「君が……?」",
"397000331_30": "「ええ。並行世界をこの目で見られないことが\\n 存在を知ってからずっと、腹立たしかったのよね」",
"397000331_31": "「こんな千載一遇のチャンス、\\n 逃す手はないじゃない」",
"397000331_32": "「フッ……いいだろう。行ってくれ。",
"397000331_33": " この場は俺たちが抑えるッ!」",
"397000331_34": "「……あら、そんなに簡単に私を信じていいの?\\n デュプリケイターを使って、何かするかもしれないわよ」",
"397000331_35": "「あなたがいない並行世界で、\\n また月を落とそうとしてしまうかも」",
"397000331_36": "「うん?",
"397000331_37": " ……ああ、そうだな」",
"397000331_38": "「……なによ、その見透かしたような笑みは」",
"397000331_39": "「なにということはないさ。しかしまぁ、君という戦力を\\n 欠くのは、いささか以上に痛いな」",
"397000331_40": "「できれば……\\n 早く帰ってきてくれるとありがたい」",
"397000331_41": "「……仕方ないわね、善処してあげる。\\n ――行ってくるわね」",
"397000331_42": "「あの世界に援軍を求めるのは賛成ですが、\\n 極力こちらでなんとかしたいですね。となれば……」",
"397000331_43": "「あまり頼りたくはないですが、\\n 実力は申し分ないですし……」",
"397000331_44": "「当てがあるのか?」",
"397000331_45": "「ええ。司令も知っている相手です。",
"397000331_46": " ――とはいえ」",
"397000331_47": "「まずは、この状況をなんとかしないといけませんね」",
"397000331_48": "「病み上がりの身体も温まってきたところだ。\\n ――行くぞッ」",
"397000331_49": "「はいッ!」",
"397000331_50": "「僕に命令しないでいただきたいッ!\\n 英雄とは、何者にも降らぬからこそ英雄なのですッ」"
}