xdutranslations/Missions/event095/505000521_translations_jpn.json
2024-12-22 15:59:32 +03:00

59 lines
4.5 KiB
JSON
Raw Permalink Blame History

This file contains invisible Unicode characters

This file contains invisible Unicode characters that are indistinguishable to humans but may be processed differently by a computer. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

This file contains Unicode characters that might be confused with other characters. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

{
"505000521_0": "「…………」",
"505000521_1": "「どうすればいい、奏。\\n わたしはこれから、何をすればいい」",
"505000521_2": "「解放軍はもうバラバラだ。\\n わたしにリーダーは荷が重すぎた」",
"505000521_3": "「せめて、あなたがそばにいてくれれば……」",
"505000521_4": "「やっぱりここにいたんですね、翼さん」",
"505000521_5": "「――ッ!?\\n 立花、どうしてここにッ」",
"505000521_6": "「奏さんが『絶唱』で散った場所……\\n わたしも時々ここに来るんですよ」",
"505000521_7": "「つらい事があった時、\\n 奏さんに聞いて欲しくて……」",
"505000521_8": "「…………」",
"505000521_9": "「……即座に庇えず、すまなかった。\\n みんなも不安で一杯なんだろう……」",
"505000521_10": "「……はい、わかってます。\\n 翼さんが謝ることじゃないですよ」",
"505000521_11": "「それから……わたしも。\\n すまなかった……」",
"505000521_12": "「……?」",
"505000521_13": "「一瞬でも心を掠めた。\\n おまえがオルフェクかもしれないと」",
"505000521_14": "「おそらく……嫉妬のせいだ」",
"505000521_15": "「嫉妬? 翼さんがわたしに……?",
"505000521_16": " どうしてですか?」",
"505000521_17": "「…………」",
"505000521_18": "「奏の力を、おまえは受け継いだ。\\n それが、ずっと悔しくて……」",
"505000521_19": "「どうして、わたしじゃないんだって。\\n わたしはそんな自分が嫌でたまらなかった……」",
"505000521_20": "「みんなのリーダーでありながら、\\n 自分は戦うことができず、嫉妬なんて……」",
"505000521_21": "「翼さん……」",
"505000521_22": "「その上、わたしたちを育ててくれた\\n 風鳴司令が敵になり……」",
"505000521_23": "「おじいさままでが反人類の王だ。\\n わたしは……不甲斐ないが、もう限界だ」",
"505000521_24": "「…………」",
"505000521_25": "「…………」",
"505000521_26": "「実はわたしも……ずっと悩んでました」",
"505000521_27": "「立花……?」",
"505000521_28": "「……ガングニールとカイザの力を、\\n 受け継いだのが自分でいいのかって」",
"505000521_29": "「自分の中の弱気を抑え込んで、\\n わたしなりに必死に戦ってきましたけど……」",
"505000521_30": "「師匠には、全然歯が立たなかった……」",
"505000521_31": "「いっその事、奏さんの絶唱で\\n 一緒に死んでいたらどれだけ楽だったろうって」",
"505000521_32": "「立花……」",
"505000521_33": "「でも、その度に思い出したんです。\\n あの日の、奏さんの言葉を……」",
"505000521_34": "「…………」",
"505000521_35": "「生きるのを、諦めるな……」",
"505000521_36": "「はい、その言葉を。\\n だからわたしも、諦めずに戦います」",
"505000521_37": "「たとえわたしの正体が、\\n 本当はオルフェクなんだとしても……」",
"505000521_38": "「最後まで諦めず、人間のために戦います」",
"505000521_39": "「…………」",
"505000521_40": "「それでいい、それでこそ立花だ」",
"505000521_41": "「立花、おまえは人間だよ。\\n 奏の後継者であり……そして、わたしたちの英雄だ」",
"505000521_42": "「どこに行くんですか、翼さん」",
"505000521_43": "「ありがとう。\\n 話せて、ようやく吹っ切れた」",
"505000521_44": "「故にこそ、行くべき場所に。\\n ケリをつけに……ッ」",
"505000521_45": "「だったら、わたしも一緒に……ッ!」",
"505000521_46": "「だめだ。\\n 立花はみんなの所に帰れ」",
"505000521_47": "「…………」",
"505000521_48": "「翼さん、わたしたち……仲間ですよね?」",
"505000521_49": "「……仲間?",
"505000521_50": " ああ、その通りだ」",
"505000521_51": "「……なら、並んで歩くものですよ」",
"505000521_52": "「立花……」",
"505000521_53": "「でしょう?」",
"505000521_54": "「…………」",
"505000521_55": "「フ、そうだな……」",
"505000521_56": "「…………」"
}