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@ -17,7 +17,7 @@
"313000322_15": "「それは……どうだろう。\\n あと前へならえだと整列になっちゃうよ」",
"313000322_16": "「先人にならえって言いたいんだろうな……。\\n ま、必死さが足りてないってことなら、わからなくもないかもな」",
"313000322_17": "「ということで、先輩、ちょっと沖で溺れてきてほしいデスッ!」",
"313000322_18": "「アホかッ! お断りだッ!」",
"313000322_18": "「アホかッ! お断りだッ!」",
"313000322_19": "「でもでも、そうすればきっと変化する……かもデスよ」",
"313000322_20": "「もう少し冷静になろう、切ちゃん」"
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"313000711_0": "ヴァルキリーズ・エンドレス・サマー",
"313000711_1": "「1日を繰り返してる、か。にわかには信じがたい話だな」",
"313000711_2": "「信じてくれる?」",
"313000711_3": "「……朝食のメニューが完璧に当たってたしな。\\n ハムエッグに入ってた、ハムの枚数までピッタリときたら……」",
"313000711_4": "「それに、そんな真剣な顔して言われたら\\n 信じないわけにはいかないだろう」",
"313000711_5": "「クリスちゃん、ありがとうッ!」",
"313000711_6": "「アタシたちだって、2人を信じてるデスッ!」",
"313000711_7": "「はい」",
"313000711_8": "「うん。これでやっと、前に進める」",
"313000711_9": "「これからは、全員でいくぞ」",
"313000711_10": "「でも、時間が繰り返してるとしたら」",
"313000711_11": "「ああ、これからどうすればいいんだ?」",
"313000711_12": "「わたしと未来は、この時間を3回……。\\n 回目なのかな、繰り返してるんだ」",
"313000711_13": "「じゃあ、打つ手も考えてるのか?」",
"313000711_14": "「あの時見た竜宮城、そこへ行こうと思うの」",
"313000711_15": "「島の人たちの話を聞いてみて、竜宮城にある玉手箱を手に入れれば、\\n きっとこの繰り返す時間から抜け出せるんじゃないかと思ってるんだ」",
"313000711_16": "「なるほど。\\n だったら急がないとな」",
"313000711_17": "「夜が明けたら、\\n お前ら人以外はここで聞いた話も何もかもリセットされるんだろ」",
"313000711_18": "「うん、だから、時間は限られてるの」",
"313000711_19": "「制限時間以内に竜宮城の玉手箱……」",
"313000711_20": "「事態の中心……要するに、この異常を引き起こしてる聖遺物\\n みたいなものをぶちのめすなり、引きずり出すなりすれば」",
"313000711_21": "「解決するか、少なくとも状況は変わってくれるはず」",
"313000711_22": "「よしッ! 地の底だろうが、成層圏だろうが、行ってやるッ!」",
"313000711_23": "「右に同じデスッ!」",
"313000711_24": "「うん」"
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"313000721_0": "「魚人討伐完了デースッ!」",
"313000721_1": "「次は、どうしますか?」",
"313000721_2": "「まずは島へ行く船がいるよね」",
"313000721_3": "「さっきの魚人のせいで騒ぎになってるから、船は厳しいかもしれないな」",
"313000721_4": "「それじゃあ、島の人にお願いして船だけ借りて――」",
"313000721_5": "「ギアで押していってでも島へ行かないと」",
"313000721_6": "「無茶のエンジンが掛かってきたデスッ!」",
"313000721_7": "「待って。アレを見てッ!」",
"313000721_8": "「第2陣のお出ましデスッ!」",
"313000721_9": "「魚人の群れ……。\\n それとも、こういうのは軍団って言った方がいいのか」",
"313000721_10": "「どう考えてもキリがなさそうデス……」",
"313000721_11": "「いつもより、数がずっと多いッ!」",
"313000721_12": "「しかも後から後からどんどん現れてくるぞ。これは――」",
"313000721_13": "「囲まれた……ッ!」",
"313000721_14": "「……島に近づかせないつもりか」",
"313000721_15": "「これじゃ船が出せないデスよッ!」",
"313000721_16": "「危険すぎる……」",
"313000721_17": "「ど、どうしよう」",
"313000721_18": "「島に行かないといけないのに……」",
"313000721_19": "「あたしに考えがある。ちょっと乱暴な方法だけどなッ!」",
"313000721_20": "「とにかく一度こいつらを片付けてからだッ!」"
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"313000722_0": "「よしッ! 見えたッ!」",
"313000722_1": "「振り落とされるんじゃねーぞッ!」",
"313000722_2": "「ミサイルッ!? 海……まさかッ!?」",
"313000722_3": "「クリスちゃんの18番ッ!」",
"313000722_4": "「ミサイルは乗り物デースッ!」",
"313000722_5": "「うん、もはや定番」",
"313000722_6": "「ええッ!?」",
"313000722_7": "「ちょっとまって、心の準備が――」",
"313000722_8": "「女は度胸だよ、未来ッ!」",
"313000722_9": "「……響が一緒なんだから、どんな苦難でも乗り越えられる」",
"313000722_10": "「うん、行こうッ!」",
"313000722_11": "「それじゃ、あとは伸るか反るかの一発勝負」",
"313000722_12": "「いつでも準備OKデースッ!」",
"313000722_13": "「今度こそ、邪魔をする魚人の裏をかく」",
"313000722_14": "「裏をかくって言うよりは、\\n テーブルごとひっくり返すって感じだよねッ」",
"313000722_15": "「そっちの方があたしたちらしいしな」",
"313000722_16": "「とにかくこいつで海を渡るぞッ!」"
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"313000731_0": "「到着ッ! やっぱり速いねッ!」",
"313000731_1": "「どんなもんだッ!」",
"313000731_2": "「まさかミサイルに乗る日が来るなんて思わなかった……」",
"313000731_3": "「乗り心地はどうだったデスか?」",
"313000731_4": "「なんて言ったらいいか……結構悪くない、かな?\\n まだよくわからないけど……」",
"313000731_5": "「そのうち慣れますよ」",
"313000731_6": "「慣れるのかな……」",
"313000731_7": "「おい、おしゃべりはそこまでだ。\\n ……アイツら、追ってきてやがる」",
"313000731_8": "「しつこい連中デスね」",
"313000731_9": "「思ったより厄介かも」",
"313000731_10": "「……なあ、この後何が起こるか、お前たちは知ってるんだろ?」",
"313000731_11": "「こっちに来たことはなかったから……」",
"313000731_12": "「うん、それに、\\n わたしたちの行動で色々変化もしてるみたい」",
"313000731_13": "「そうか……、なんか役立つ情報があればと思ったんだけどな」",
"313000731_14": "「とにかく追ってきた奴らはこっちで抑えるから、\\n 先に行っとけ」",
"313000731_15": "「ありがとう、クリス」",
"313000731_16": "「わかった。気をつけてねッ!」",
"313000731_17": "「あ、魚人が来たデスッ!」",
"313000731_18": "「ここから先へは通さない」",
"313000731_19": "「よしッ! とっとと片付けちまうぞッ!」"
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"313000741_0": "「くそッ! アイツら、無尽蔵かよッ!」",
"313000741_1": "「海の中にどれくらいいるんデスか……」",
"313000741_2": "「キリがない……」",
"313000741_3": "(こいつらは水着型ギアがあるわけじゃない。\\n 水の中の敵をなんとかするなら、あたしがやらないと――",
"313000741_4": "「援護を頼むッ!\\n 大本からぶっ叩いてやるッ」",
"313000741_5": "「危険デスよッ!」",
"313000741_6": "「クリス先輩ッ!」",
"313000741_7": "「それでも……あたしがやるしかないだろッ!\\n 特大のをくれてやるッ」",
"313000741_8": "「――どうだッ!」",
"313000741_9": "「クリス先輩ッ! 上デスッ!」",
"313000741_10": "「あ? 上――ッ!?」",
"313000741_11": "「――がッ!?」",
"313000741_12": "(マズい……)",
"313000741_13": "「クリス先輩ッ!」",
"313000741_14": "(くッ……まだ水中にこんなに敵がいたのか……。\\n 早く水面に出ないと……",
"313000741_15": "(――ッ!?\\n 足を掴まれたッ このままじゃ溺れて――",
"313000741_16": "(――なッ!?\\n ギアが……解除されちまったッ",
"313000741_17": "(……これは、ヤバいッ!)",
"313000741_18": "「クリス先輩が遠い……このままじゃ……」",
"313000741_19": "「調ッ! やるしかないデスッ!」",
"313000741_20": "「切ちゃんッ!」",
"313000741_21": "「――うん、やろうッ!」",
"313000741_22": "(クリス先輩――すぐ行くデスよッ!)",
"313000741_23": "(――絶対、助けますッ!)",
"313000741_24": "「Zeios igalima raizen tron」",
"313000741_25": "「Various shul shagana tron」",
"313000741_26": "「わたしたちの、大事な先輩に――」",
"313000741_27": "「――気安く触るなデスッ!」"
}

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"313000742_0": "「大丈夫デスかッ!?」",
"313000742_1": "「あ、ああ……なんとかな」",
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"313000742_3": "「……悪かった。\\n けど助かった。その、ありがとうな」",
"313000742_4": "「先輩を助けるのは後輩の務めデスッ!」",
"313000742_5": "「先輩の無茶をカバーするのも後輩の務め」",
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"313000751_0": "「なんとかここまで来れたね」",
"313000751_1": "「うん。クリスたちのおかげだね」",
"313000751_2": "「行こう。早くこの事件を解決しなきゃッ!」",
"313000751_3": "「やっぱり、ここから落ちるしかなさそうだよね……」",
"313000751_4": "「今度はあらかじめわかってるから、きっと大丈夫ッ!」",
"313000751_5": "「それはそうだけど……あの、響。\\n 手をにぎっててもいいかな」",
"313000751_6": "「もちろんッ!\\n 未来とならいつだって大歓迎だよッ」",
"313000751_7": "「……ありがとう。\\n こうしてると、なんでもできるって気がしてくる」",
"313000751_8": "「わたしもッ!\\n 未来の手、すごく温かいしねッ」",
"313000751_9": "「……うん、もう大丈夫。\\n それじゃ進もう、響ッ」",
"313000751_10": "「待ち伏せされてたッ!?」",
"313000751_11": "「みたいだね……すごい数」",
"313000751_12": "「でも、未来がいるから――」",
"313000751_13": "「響がいるから――」",
"313000751_14": "「2人一緒なら、負ける気なんてしないッ!」"
}

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{
"313000752_0": "「やっと竜宮城に着いたみたい……」",
"313000752_1": "「あの時は急いでてじっくり見てなかったけど……。\\n なんだかすごいところだね」",
"313000752_2": "「水の中……じゃないよね?」",
"313000752_3": "「海との境目があるみたい……。\\n どうなってるんだろう 不思議な場所」",
"313000752_4": "「これも玉手箱の力なのかな?」",
"313000752_5": "「また魚人……」",
"313000752_6": "「どれだけやってきても――この拳でッ!」",
"313000752_7": "「まって、響。様子がおかしい」",
"313000752_8": "「……襲ってこない?\\n それに、何か整列してるみたいな――」",
"313000752_9": "「オマエタチ、何しにここに来た……?」",
"313000752_10": "「ぎょ、魚人がッ!?」",
"313000752_11": "「しゃべった……ッ!?」"
}

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View File

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{
"313000811_0": "竜宮城と玉手箱",
"313000811_1": "「は、話せるのッ!? 今言葉を話したよねッ!?」",
"313000811_2": "「オマエの耳は飾りなのか?\\n 我の言葉が聞こえているだろう」",
"313000811_3": "「……お願い。玉手箱を渡してほしいの」",
"313000811_4": "「なぜ、玉手箱を求める」",
"313000811_5": "「それが、この繰り返す時間の鍵なんじゃないの?」",
"313000811_6": "「その通りだ。玉手箱によって時間を封じている。\\n そのフタが開けば、時間は解放される」",
"313000811_7": "「それなら――」",
"313000811_8": "「……しかし、本当にいいのか?\\n それは避けようのない、災厄を解き放つことになるぞ」",
"313000811_9": "「玉手箱は時間を封じるだけのものではない。\\n 同時に、逃れられぬ災厄をも封じているのだ」",
"313000811_10": "「さ、災厄ッ!?」",
"313000811_11": "「それは、何よりも恐ろしいものだ。\\n 時間に囚われた、オマエタチにとってはな……」",
"313000811_12": "「恐ろしい災厄……。\\n それは、どうにかならないの……」",
"313000811_13": "「どうにもならない。\\n 逃れられぬ災厄だからこそ、時間ごと封じているのだ」",
"313000811_14": "「うう……なんか危険な感じが……」",
"313000811_15": "「うん……」",
"313000811_16": "「……でも、進むしかないよねッ!」",
"313000811_17": "「フフ、響ならそう言うと思ってた。\\n 何がおきるか怖いけど、響と一緒なら、きっと大丈夫」",
"313000811_18": "「うん、未来がいればッ!」",
"313000811_19": "「響がいればッ!」",
"313000811_20": "「……結構な自信だな。いいだろう。\\n 進むと言うなら着いてくるがいい」",
"313000811_21": "「逃れられぬ災厄……本当に克服できるというならな……」",
"313000811_22": "「……響、行こう?」",
"313000811_23": "「うんッ!」",
"313000811_24": "「ここだ」",
"313000811_25": "「この箱……やっぱりあの時のッ!」",
"313000811_26": "「これが玉手箱だったんだ……」",
"313000811_27": "「今更だけど、こんなにあっさり手に入れちゃっていいのかな?」",
"313000811_28": "「オマエタチの力は知っている。\\n こちらも無駄な争いでこの聖域を汚したくはないからな」",
"313000811_29": "「響……」",
"313000811_30": "「わかってる。これを開けるんだよね……」",
"313000811_31": "「開けたら時間が解放される。\\n そして災厄も共に解き放たれる」",
"313000811_32": "「それでも、わたしたちは開けなくちゃ」",
"313000811_33": "「やってみるがいい。\\n 本当に開けることができるならな……フフ」",
"313000811_34": "「響、やろうッ!」",
"313000811_35": "「うん、これを開けて、この時間のループから抜け出そうッ!」",
"313000811_36": "「――せーのッ!」",
"313000811_37": "「ぐぎぎぎぎ……ッ!」",
"313000811_38": "「んーーーッ!」",
"313000811_39": "「……はあ、はあ。びくともしない」",
"313000811_40": "「全然フタが動かない……まるで接着されてるみたい」",
"313000811_41": "「やはりな……」",
"313000811_42": "「やはりって、接着するなんて酷いよッ!」",
"313000811_43": "「そうではない。我は何もしていない。\\n もちろん同胞たちも」",
"313000811_44": "「玉手箱が開かないのは、オマエがこの時間から\\n 抜け出したいと思っていないからだ」",
"313000811_45": "「わ、わたしがッ!?」",
"313000811_46": "「そうだ。\\n よほど封じられた災厄が怖いらしい……」",
"313000811_47": "「玉手箱は使用者の願いを叶え、災厄を遠ざけるもの。\\n つまりはこの時間はオマエ自身が望んだもの……」",
"313000811_48": "「解き放てば災厄が近づく。望んだ時間の代わりに、\\n 逃れられぬ災厄と向き合うことになる」",
"313000811_49": "「人間がそれに抗えるものかッ!\\n フフ……ハハハ……ハーッ、ハッハッハッ」",
"313000811_50": "「響……」",
"313000811_51": "「大丈夫ッ! 信じてッ!\\n どんな災厄にだって立ち向かってみせるからッ」",
"313000811_52": "「うん。響のこと、信じてる」",
"313000811_53": "「……今度こそ、開けてみせるッ!」",
"313000811_54": "「やれるものならやってみろ。オマエにとって、何よりも\\n 恐ろしい災厄が解放されてもいいならな」",
"313000811_55": "「それでもッ! わたしには未来がいるッ!」",
"313000811_56": "「それでなんとかなればいいがな。\\n 我にはその災厄がどれほどのものかはわからないが――」",
"313000811_57": "「箱を開ければ、逃れることのできない恐怖の災厄――」",
"313000811_58": "<size=40>「『ナツヤスミノシュクダイ』が解き放たれるッ!」</size>"
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"313000812_0": "「邪魔な魚人たちデスッ!」",
"313000812_1": "「次に出てきたら、3枚におろそう。そうしよう……」",
"313000812_2": "「おろしたところで、煮ても焼いてもマズそうだけどな……」",
"313000812_3": "「それにしても、こっちで合ってるのか……?」",
"313000812_4": "「2人の足跡が残ってる。\\n こっちで間違いないと思います」",
"313000812_5": "「ここで足跡が途切れてる……それに――」",
"313000812_6": "「深い穴があるデス。\\n ここに落ちた…… いや、入ったんデスかね」",
"313000812_7": "「そういえば、最初に探検した時に穴に落ちたって」",
"313000812_8": "「そんな話もしてたな。\\n となると、ここを進めばいいってことか」",
"313000812_9": "「よしッ!\\n あたしに続け――ッ」",
"313000812_10": "「おおーッ!」",
"313000812_11": "「落ちた先は地底湖、それにまだ洞窟が続いてるとはな……」",
"313000812_12": "「ギアじゃなかったら、ちょっと怖い高さだったデス……」",
"313000812_13": "「うん……」",
"313000812_14": "「それで、あいつらはどこへ行ったんだ?」",
"313000812_15": "「あッ! 向こうの方、なんだか少し明るくないデスか?」",
"313000812_16": "「本当だ」",
"313000812_17": "「よし、とりあえず行ってみるか」"
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{
"313000821_0": "「言っただろう? 時間を止めたのはオマエの願いだ」",
"313000821_1": "「『ナツヤスミノシュクダイ』から逃げたいという、\\n オマエの望みに玉手箱が反応したのだッ」",
"313000821_2": "「……災厄が、そんな恐ろしいものだったなんて……」",
"313000821_3": "「響……?」",
"313000821_4": "「あああああ……最恐すぎるよ……<speed=0.5>。</speed>\\n ごめん未来、わたし、もうダメかも……しれない……」",
"313000821_5": "「響ッ!?\\n ねえッ しっかりしてッ」",
"313000821_6": "「災厄……確かに恐ろしすぎるよ……」",
"313000821_7": "「フハハハッ! だから言ったのだッ!\\n 開けられるものなら開けてみろとッ」",
"313000821_8": "「思ったとおりだッ!\\n 災厄を知った今、もうオマエは立ち上がれまいッ」",
"313000821_9": "「玉手箱は2度と開かないッ!\\n これで我らを閉じ込める者はいなくなった」",
"313000821_10": "「おいッ! 大丈夫かッ!」",
"313000821_11": "「助けにきたデスッ!」",
"313000821_12": "「2人とも、無事ですか?」",
"313000821_13": "「わたしは一応……でも、響がッ!\\n どうしよう、クリスッ 響がこのままじゃ……」",
"313000821_14": "「まさか、やられたのかッ!?」",
"313000821_15": "「うう……勝てないよ……」",
"313000821_16": "「……ん?\\n どこも怪我はないように見えるけどな……」",
"313000821_17": "「きっと精神的な攻撃を受けたんデスよ。\\n ゲームとかだと、物理より厄介な攻撃デスッ」",
"313000821_18": "「うん、何か大きなショックを受けたみたい……」",
"313000821_19": "「新手か。だが遅かったなッ!\\n 既にその者の心は折られたッ」",
"313000821_20": "「おいッ! こいつに何をしたッ!」",
"313000821_21": "「何かしたわけではない。勝手に屈服したのだ。\\n 最恐の災厄『ナツヤスミシュクダイ』になぁッ」",
"313000821_22": "「デデデデースッ!?」",
"313000821_23": "「夏休みの…<speed=0.5>…</speed>宿題ッ!?」",
"313000821_24": "「なんの冗談だよッ!?」",
"313000821_25": "「それが、冗談じゃないのッ!\\n あのね――」",
"313000821_26": "「ってことがあったの。つまり時間のループの原因は――」",
"313000821_27": "「こいつが夏休みの宿題をやりたくないからってことか……」",
"313000821_28": "「まさかの原因デース……」",
"313000821_29": "「事実は小説よりも奇なりだね……」",
"313000821_30": "「…………バカかッ!」",
"313000821_31": "「もう、そんなこと言わないの。\\n 響だって真剣なんだから」",
"313000821_32": "「はあ……もういい。\\n とにかくその箱をぶっ壊せばいいんだろッ」",
"313000821_33": "「派手に行くデースッ!」",
"313000821_34": "「うんッ!」",
"313000821_35": "「待てッ!\\n 無理に壊せば何が起きるか我にもわからん」",
"313000821_36": "「ただ間違いなく、オマエタチもただではすまないぞ」",
"313000821_37": "「……仕方ねー。なら、開けるのは後だッ!\\n 箱を持って逃げるぞッ」",
"313000821_38": "「ク、クリスッ!?」",
"313000821_39": "「逃げるが勝ちデスッ!」",
"313000821_40": "「戦略的撤退」",
"313000821_41": "「無駄だというのがまだわからないのか……」"
}

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"313000822_0": "「大漁すぎるデース……」",
"313000822_1": "「どれだけおろしても追いつかない……」",
"313000822_2": "「くそッ! ほとんど効いてないのか……」",
"313000822_3": "「この程度、なんということはないッ!\\n さあ、同胞たちよッ 玉手箱を取り戻すのだッ」",
"313000822_4": "「自分から渡したくせに……」",
"313000822_5": "「わがまま」",
"313000822_6": "「おいバカッ! とっとと正気に戻れッ!」",
"313000822_7": "「わ、わたしは正気だよ……。\\n ただ、ちょっと驚いただけだから」",
"313000822_8": "「響、もう大丈夫なの?」",
"313000822_9": "「正気だったら、早くこの箱を開けろッ!」",
"313000822_10": "「うん、もう大丈夫。\\n わたしに任せて……」",
"313000822_11": "「大丈夫、わたしなら開けられる。\\n 乗り越えられるッ」",
"313000822_12": "「うー……ん<speed=0.5>、</speed>ぐがああああッ!」",
"313000822_13": "「あ、開かない……」",
"313000822_14": "「ダメなのか?」",
"313000822_15": "「なんで開かないのッ!?」",
"313000822_16": "「多分、口では大丈夫って言ってるけど、\\n 響の本心は、大丈夫じゃないんじゃないかな」",
"313000822_17": "「そんな、それじゃあ、どうすれば……?」",
"313000822_18": "「いい加減、諦めろッ! もう、この時間が進むことはないッ!\\n 永遠に明日が来ることはないのだッ」",
"313000822_19": "「って言われても、実感はないんだけどな……」",
"313000822_20": "「ちょっと待つデスッ!」",
"313000822_21": "「時間が進まないってことは……。\\n つまりは、アタシたちも宿題をやらなくていい……」",
"313000822_22": "「切ちゃん――ッ!?」",
"313000822_23": "「調ッ! ここはアタシたちのユートピアデスッ!」",
"313000822_24": "「そうかもしれないけど……」",
"313000822_25": "「アホかッ! いいからそいつらをカバーしろッ!\\n 磯くさい連中は、あたしが止めるッ」",
"313000822_26": "「磯の香りがするとは……我を褒めてどうするつもりだッ!」",
"313000822_27": "「褒めてねーッ!\\n とにかく覚悟しやがれッ」",
"313000822_28": "「着いたデスッ!\\n ってもう夜になってるデスよッ」",
"313000822_29": "「確か、次の日になったら\\n わたしたちの記憶はリセットされちゃうって」",
"313000822_30": "「タイムリミットは、0時ってことデスか?」",
"313000822_31": "「多分、そうだと思う……。\\n わたしと響以外はみんな今日のことも忘れてしまって……」",
"313000822_32": "「せっかく色々あった1日なのに、\\n 忘れるなんてもったいないデスッ」",
"313000822_33": "「思い出は大事……」",
"313000822_34": "「お前ら、無事かッ!」",
"313000822_35": "「若干1名以外は無事デスッ!」",
"313000822_36": "「うー、どうすればいいのーッ!」",
"313000822_37": "「なんとかそのバカを説得しないと、明日は来ないぞ」",
"313000822_38": "「でも、どうすれば……」",
"313000822_39": "「宿題を克服させる必要があるデース……」",
"313000822_40": "「今までにない強敵……」",
"313000822_41": "「……一部のやつにとってだけだけどな」",
"313000822_42": "「見つけたぞ……ッ!」",
"313000822_43": "「ちッ、もう来やがった……」",
"313000822_44": "「もう逃がさんッ! 同胞たちよッ!」",
"313000822_45": "「なんて数だッ!?」",
"313000822_46": "「完全に囲まれたデスッ!」"
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"313000911_0": "未来(みらい)へ進むために",
"313000911_1": "「……追い詰めたぞ、我らから逃げられると思うなよ」",
"313000911_2": "「ど、どうしようッ!」",
"313000911_3": "「響ッ!\\n 宿題なんて少しずつやって終わらせればいいじゃないッ」",
"313000911_4": "「それが出来れば苦労はないんデスよ……」",
"313000911_5": "「……」",
"313000911_6": "「ああああッ! お前ら状況わかってんのかッ!\\n 周りを見ろッ 魚人に囲まれてるんだぞッ」",
"313000911_7": "「さあ、おとなしくその玉手箱を渡してもらおう。\\n 『ナツヤスミシュクダイ』が解き放たれてもいいのか」",
"313000911_8": "「やっぱりわたしには、\\n 夏休みの宿題を乗り越えることなんてできないのかも……」",
"313000911_9": "「そんな難しいことか?\\n 真面目にこつこつやればいいだろッ」",
"313000911_10": "「それが出来ないから困ってるんだよ……」",
"313000911_11": "「なにがわからないんだッ!」",
"313000911_12": "「わからないところがどこかすら、わからないんだよッ!」",
"313000911_13": "「な…<speed=0.5>…</speed>んだとッ!?」",
"313000911_14": "「……実感のこもった言葉デス。\\n 宿題と長く向き合ってきた者の重みがあるデス」",
"313000911_15": "「アホかッ!? いやアホだろッ!」",
"313000911_16": "「無理、なんだよ……」",
"313000911_17": "「響……お願い、もう少しだけ勇気を出してッ!」",
"313000911_18": "「無理だよ……未来。宿題は……宿題だけは、\\n ――この拳じゃどうにもならないんだよッ」",
"313000911_19": "「ううん、そんなことない。怖がらないで?」",
"313000911_20": "「わたしも一緒に、いてあげるから……」",
"313000911_21": "「未来……?」",
"313000911_22": "「わたしね、響の宿題手伝うの、好きだよ。\\n 昔からずっと――」",
"313000911_23": "「一生懸命に机に向かう響を見ながら、一緒に悩んで答えを\\n 出して……それだって大切な夏の思い出なんだよ」",
"313000911_24": "「だから――今年も一緒に頑張ろう?\\n 人で今年の夏も乗り越えよう」",
"313000911_25": "「未来……も、もしかしてノートを写させてくれたり――」",
"313000911_26": "「それはダメ。それじゃ身につかないでしょ?」",
"313000911_27": "「だよねー……」",
"313000911_28": "「何を言っているのかよくわからないが、\\n 望みは絶たれたようだな……さあ、玉手箱を渡せッ」",
"313000911_29": "「おい、さすがにもう時間が無いぞ」",
"313000911_30": "「響……聞いて? 宿題なんかに負けちゃダメ。\\n 自分でやってこそなんだよ」",
"313000911_31": "「自分で……?」",
"313000911_32": "「そう……今までだってやれたじゃない。\\n だからきっと大丈夫」",
"313000911_33": "「やれる……のかな?\\n 本当に、こんなわたしでも――」",
"313000911_34": "「うん、絶対。だって、わたしの――わたしの大好きな響は、\\n 宿題なんかに負けたりなんてしないッ」",
"313000911_35": "「だから宿題を終わらせて……一緒に花火を見よう、響ッ!」",
"313000911_36": "「――ッ!\\n 未来……ありがとう……」",
"313000911_37": "「なッ……立ち上がるのかッ!\\n 恐怖を克服したというのかッ」",
"313000911_38": "「わたし、ずっと悩んでたんだ……。\\n 宿題もだけど、それで毎回未来に迷惑をかけるのが」",
"313000911_39": "「だけど――」",
"313000911_40": "「わかってるなら、少しずつやれば――」",
"313000911_41": "「クリス先輩、静かに。\\n ここは見守る空気デスよ」",
"313000911_42": "「未来はやっぱりわたしの陽だまりだ。\\n 未来がわたしを信じて手伝ってくれるなら――」",
"313000911_43": "「まだやれる……頑張れるッ!\\n 宿題だって、解いてみせるッ」",
"313000911_44": "「響……うんッ!」",
"313000911_45": "「――ッ!? え、これ、玉手箱が――ッ!?」",
"313000911_46": "「くッ!? その意志に反応したというのかッ!?\\n これでは玉手箱が――ッ」",
"313000911_47": "「かくなる上は――力づくで止めさせてもらうッ!」",
"313000911_48": "「デェェェェスッ!?\\n ピンチに巨大化ってどこの特撮怪人デスかッ」",
"313000911_49": "「どうしよう……巨大ロボットが無いと戦えない……」",
"313000911_50": "「みんなのギアの力を合わせて……変形合体デスッ!」",
"313000911_51": "「それはまたの機会に残しとけッ!\\n 今は真面目にコイツをどうにかしないと――」",
"313000911_52": "「大丈夫。アイツはわたしたちに任せて」",
"313000911_53": "「うん、わたしたちが乗り越えないといけないものだから……」",
"313000911_54": "「たった2人で我に挑むつもりか?\\n 真の姿となった我を相手に……」",
"313000911_55": "「わたしはもう迷わない。立ち止まらない。\\n 未来と一緒に……明日ミライヘ進むんだッ」",
"313000911_56": "「こうして隣で未来がわたしの手を握ってくれていれば――、\\n 宿題だってなんだって、乗り越えてみせるッ」",
"313000911_57": "「そうだよ、響ッ! 響なら出来るッ!\\n わたしはいつだって、響と一緒だよッ」",
"313000911_58": "「うん、行こうッ! 未来ッ!\\n わたしたちの明日ミライへッ」",
"313000911_59": "「いいだろう……ならば我はその望みを打ち砕くッ!\\n 我が同胞たちの悲願のためッ」",
"313000911_60": "「魚人たちが包囲を狭めてくるデスよッ!」",
"313000911_61": "「ハッ! いいじゃねーか。\\n こういう方がわかりやすいッ」",
"313000911_62": "「そうですね」",
"313000911_63": "「火付け役はこっちに任せとけ。\\n お前らはあのデカいのをッ」",
"313000911_64": "「任せといてッ!」",
"313000911_65": "「響と一緒に勝ってみせるッ!」"
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"313000921_0": "「我が……負けるだとッ!?」",
"313000921_1": "「わたしには、未来がいるッ!\\n ミライにだって、楽しいことがあるッ」",
"313000921_2": "「だから――開っけええええええッ!」",
"313000921_3": "「…………」",
"313000921_4": "「あ、開かないッ!?\\n 半分しか……どうしてッ」",
"313000921_5": "「おい……?\\n まさかこの期に及んでお前ってやつは――」",
"313000921_6": "「そんなッ!\\n 宿題だってちゃんとやる気あるのにッ」",
"313000921_7": "「フッ、わからないのか?\\n あの時、玉手箱に触れて願ったのはオマエだけではない」",
"313000921_8": "「もう1人、時間を解放したくない者がいるだろう?」",
"313000921_9": "「それって、まさか未来……?」",
"313000921_10": "「わ、わたしはそんなッ!?\\n 宿題だって終わってるし――」",
"313000921_11": "「『ナツヤスミノシュクダイ』ではない……」",
"313000921_12": "「それって……」",
"313000921_13": "<size=40>「そうだ『オトマリニンム』だッ!」</size>",
"313000921_14": "「――ッ!?」",
"313000921_15": "「オトマリニンム……お泊り任務か?」",
"313000921_16": "「任務ってS.O.N.G.のデスよね。\\n お泊りって今度の海外任務のことじゃないデスか」",
"313000921_17": "「そういえば、泊りがけの予定……」",
"313000921_18": "「それが怖い?\\n そもそもこいつは行かないのに、何が怖いんだよ」",
"313000921_19": "「未来……?」",
"313000921_20": "「……う、そ、それは……」",
"313000921_21": "「わかったデスッ!\\n 行かない……いや、行けないからデスよッ」",
"313000921_22": "「――ッ!?」",
"313000921_23": "「……どういうことだ?」",
"313000921_24": "「今度の海外任務って5日間の泊りがけでしたよね?」",
"313000921_25": "「ああ、そうらしいな」",
"313000921_26": "「えーと、多分響さんと5日間離れ離れになるから、\\n それが怖いんじゃないかと……」",
"313000921_27": "「…………」",
"313000921_28": "「…………は?」",
"313000921_29": "「…………」",
"313000921_30": "「フハハハッ! 感じるぞ、恐怖をッ!\\n こちらは克服できまいッ ならば諦めろッ」",
"313000921_31": "「お、お前ら……いい加減にしろよッ!?」",
"313000921_32": "「うええッ!? わたしもッ!?」",
"313000921_33": "「だ、大丈夫ッ!\\n 響のこと信じてるし、ちゃんと待ってる……」",
"313000921_34": "「だったらその箱のフタ、さっさと開けろッ!」",
"313000921_35": "「あ、あれ? おかしいな……?」",
"313000921_36": "「バカめッ! 口先だけならなんとでも言えるわッ!\\n 本心から克服しない限り、玉手箱は反応せんッ」",
"313000921_37": "「こちらもおかげで回復したッ!\\n さあ、今度こそ、その玉手箱を返してもらおうッ」"
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"313000922_0": "「まだだッ!\\n 同胞たちよ、玉手箱を取り返せッ」",
"313000922_1": "「そうは――」",
"313000922_2": "「させるかデェェェスッ!」",
"313000922_3": "「くッ、邪魔を――ッ!」",
"313000922_4": "「するに決まってるだろッ!」",
"313000922_5": "「おいッ! こっちはあたしらでなんとかするッ!\\n そいつはお前がなんとかしろッ」",
"313000922_6": "「うんッ!」",
"313000922_7": "(そうだ……わたしだって未来に救われたんだ。\\n だから、今度はわたしが未来を救うんだッ",
"313000922_8": "「どうしよう……ごめん、開かない……。\\n みんな、ごめんなさい……」",
"313000922_9": "「未来ッ! 聞いてッ!」",
"313000922_10": "「響……?」",
"313000922_11": "「あのね……任務で出かけるのはしょうがないことなんだけど、\\n その、えーと……」",
"313000922_12": "「……」",
"313000922_13": "「お、お土産買ってくるからッ!」",
"313000922_14": "「さすがにそれでなんとかなるわけないだろッ!」",
"313000922_15": "「余所見とは余裕だなッ!」",
"313000922_16": "「ぐ……ちッ、なかなかやるなッ!」",
"313000922_17": "「えーと……」",
"313000922_18": "「響……ごめんね。折角の夏休みに、\\n 楽しい思い出を沢山作りたいのに……」",
"313000922_19": "「もうすぐ響と離れ離れになるって思うと……。\\n ちょっとだけ寂しいって思っちゃうの」",
"313000922_20": "(ちょっとだけ……?)",
"313000922_21": "「……うん、わたしも寂しいよ。\\n でも、この力が誰かの助けになるのなら――」",
"313000922_22": "「わたしは、行かなくっちゃって思うんだ」",
"313000922_23": "「わかってる……。\\n でも、それでも……」",
"313000922_24": "「はぁ、はぁ…<speed=0.5>…</speed>いい加減、倒れろっての……」",
"313000922_25": "「それは、こっちの、台詞だ……」",
"313000922_26": "「真打ち登場デースッ!」",
"313000922_27": "「あとはあなただけ……」",
"313000922_28": "「なッ……同胞たちがッ!?\\n なるほど……オマエタチをなめていたらしい」",
"313000922_29": "「いいだろう。我の更なる力を見るがいいッ!」",
"313000922_30": "「あのね、未来……夏休みはそれで終わりじゃないよッ!」",
"313000922_31": "「……終わりじゃない?」",
"313000922_32": "「うん、だって未来との夏休みを、離れ離れの思い出なんかで\\n 終わらせたりなんてしたくないからッ」",
"313000922_33": "「花火、一緒に見ようって約束したよねッ!\\n だから、すぐに帰ってくるよッ」",
"313000922_34": "「花火……」",
"313000922_35": "「や、やるな……ここまで我を追い詰めたのは、\\n オマエタチが初めてだ……」",
"313000922_36": "「なんなんだよ……コイツの無駄なタフさは……」",
"313000922_37": "「ステータスを体力に全フリしてるデス……」",
"313000922_38": "「いつの間にか魚人たちも復活し始めてる……」",
"313000922_39": "「まだ倒れぬッ! 我らは無敵なのだッ!」",
"313000922_40": "「やっぱり、あの玉手箱を開けない限り、\\n 魚人を完全に倒すことはできないんじゃないデスか」",
"313000922_41": "「うん、わたしもそう思う」",
"313000922_42": "「ちッ、やっぱ頼みの綱は、あいつらってことかッ!」",
"313000922_43": "「そう、花火の約束。\\n このままじゃ、ずっと叶わなくなっちゃう」",
"313000922_44": "「……響と、花火……」",
"313000922_45": "(響と離れるのはイヤ。\\n でも、このままじゃ花火の約束が……",
"313000922_46": "「それに、わたしは夏だけじゃなくて、秋も、冬も、春も、\\n その先もずっと、未来といろんな思い出を作っていきたいッ」",
"313000922_47": "「だから、一緒にミライへ行こう?\\n 未来となら、全部楽しいハズだからッ」",
"313000922_48": "「一緒にミライへ……」",
"313000922_49": "(……行きたい。\\n わたしも……響と一緒にッ",
"313000922_50": "「……響、玉手箱を開けようッ!」",
"313000922_51": "「うんッ! やろうッ!」",
"313000922_52": "「もう怖くない……。\\n ――だってわたしと響にはミライがあるからッ」",
"313000922_53": "「開っけえええええ――ッ!」",
"313000922_54": "「この光は、まさか――」",
"313000922_55": "「玉手箱が、開いたッ!」",
"313000922_56": "<size=40>「――ぐあああああああああッ!!」</size>",
"313000922_57": "「やっと、終わった……」",
"313000922_58": "「最後まで疲れさせられたデース……」",
"313000922_59": "「でも、これで解決ですね<speed=0.5>。</speed>\\n ……あ、日付が変わりました」",
"313000922_60": "「やったね、未来ッ!\\n 繰り返してないよッ」",
"313000922_61": "「うん、そうだねッ!」",
"313000922_62": "「響、本当にありがとう……。\\n 響がいたから、わたしはミライに希望を持てたの」",
"313000922_63": "「わたしだって。未来が一緒に手伝ってくれるから、\\n 宿題だってやる気になれた」",
"313000922_64": "「響、海外任務頑張ってね。わたし待ってるから」",
"313000922_65": "「うん、約束のために、\\n ちゃちゃっと終わらせてすぐ戻ってくるからね」",
"313000922_66": "「じー……」",
"313000922_67": "「なあ……今回一番苦労したのってあいつらじゃなくて、\\n もしかしてあたしらなんじゃないか」",
"313000922_68": "「なんか疲れが増してきたデス……」",
"313000922_69": "「あ、響。このまま少し歩かない?\\n 人で海を見ながらとか」",
"313000922_70": "「いいねッ! それじゃあ、手を繋いで行こう」",
"313000922_71": "「うん」",
"313000922_72": "「既に2人の世界に入りっぱなしデース……」",
"313000922_73": "「ん? あれ?\\n どうしたのクリスちゃん、そんな怖い顔して」",
"313000922_74": "<size=40>「……お前ら、マジで大概にしろッ!!」</size>"
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"313001011_0": "約束の花火大会",
"313001011_1": "「はあ、はあ……未来ッ!」",
"313001011_2": "「響ッ! お帰りなさいッ!」",
"313001011_3": "「未来ーッ!\\n 会えなくて寂しかったよ」",
"313001011_4": "「……わたしも。\\n こんなに会えない時間が長く感じるなんて思わなかった……」",
"313001011_5": "「えへへ」",
"313001011_6": "「フフッ」",
"313001011_7": "「だあああーーーッ!\\n お前ら、そういうことは家でやれッ」",
"313001011_8": "「仕方ないデスよ。感動の再会なんデスから。\\n 日も離れ離れなんて、アタシだったら耐えられたか……」",
"313001011_9": "「……うん、耐えがたいよね」",
"313001011_10": "「耐えろよッ! 毎日連絡してたじゃねーかッ!」",
"313001011_11": "「それとこれとは別なんだよッ!」",
"313001011_12": "「うん、ちゃんと会って話すのとは全然違うよ」",
"313001011_13": "「くッ、お前ら――」",
"313001011_14": "「まあまあ、その辺にしておけ。そろそろ花火も始まるだろうし、\\n 今はみんなで過ぎゆく夏を惜しむとしよう」",
"313001011_15": "「そうね。せっかくこうして揃って花火を見られるんだもの。\\n ゆっくり楽しみましょう」",
"313001011_16": "「おおッ! 向こうに屋台も出てるデースッ!\\n 食べ歩きしたいデスッ」",
"313001011_17": "「リンゴ飴……あるかな?」",
"313001011_18": "「あんまり無駄遣いしちゃダメよ?」",
"313001011_19": "「わかってるデースッ!」",
"313001011_20": "「切ちゃん、あとで行ってみようッ!」",
"313001011_21": "「了解デースッ!\\n 新・うまいもんマップを作るデスよッ」",
"313001011_22": "「それにしても、時間が廻るとは……。\\n 不思議な事件もあったものだな」",
"313001011_23": "「それに、竜宮城に魚人……。\\n 今回の一連の事件を引き起こした謎の箱『玉手箱』」",
"313001011_24": "「司令たち曰く、玉手箱に関しては、\\n こちらの世界では発見されてない聖遺物の可能性が高いそうだ」",
"313001011_25": "「ところで、その玉手箱は、その後どうしたの?」",
"313001011_26": "「それなら、もとあった場所に戻してきました」",
"313001011_27": "「なるほど、島の洞窟の地下に、か」",
"313001011_28": "「今回の事件は、こちらが不用意に干渉してしまった事件だし、\\n わたしも、もとあった場所に戻すのが正解だと思うわ」",
"313001011_29": "「それと、興味本位で聞くんだけど、\\n 時間が繰り返すっていうのはどういう感じなの」",
"313001011_30": "「あたしはそんな実感ないんだけどな……」",
"313001011_31": "「わたしは大変でしたよー……」",
"313001011_32": "「いくら宿題をやっても、次の日には真っ白になってて……」",
"313001011_33": "「それに、夕食は毎晩ジャンボハンバーグで――、\\n あ、これはどちらかといえばよかったことですかね」",
"313001011_34": "「フフ、面白そうな話じゃない。\\n もっと詳しく聞かせてほしいわね」",
"313001011_35": "「それはまた後にしよう。\\n もう始まるぞ」",
"313001011_36": "「そうね。まずはメインイベントを堪能しましょう」",
"313001011_37": "「いやー、任務の後の花火は格別だねー」",
"313001011_38": "「……ねえ、響」",
"313001011_39": "「ん? どうかした?」",
"313001011_40": "「花火を見る約束、守ってくれてありがとう」",
"313001011_41": "「わたしが未来との約束、破るわけないじゃんッ!」",
"313001011_42": "「うーん、そうかなー」",
"313001011_43": "「わたしの記憶では、\\n 何回か約束破られたことがあったと思うんだけど」",
"313001011_44": "「そ、そんなことあったかなー……」",
"313001011_45": "「前の星を見る約束だって、最初は――」",
"313001011_46": "「あッ! 未来、すっごいの来たよッ!\\n ほら、見て見てッ」",
"313001011_47": "「……もう、響ったら」",
"313001011_48": "「ねえ、未来」",
"313001011_49": "「なあに?」",
"313001011_50": "「いつも、わたしの隣にいてくれてありがとう」",
"313001011_51": "「フフ、はいはい」",
"313001011_52": "「綺麗なものだ……」",
"313001011_53": "「ああ、悪くないな」",
"313001011_54": "「本当、いい景色……」",
"313001011_55": "「それにしても、こうしてみんな一緒に、\\n 任務も宿題も終えて、花火を見に来れてよかったわね」",
"313001011_56": "「…………切ちゃん、花火綺麗だね」",
"313001011_57": "「…………ほんと、そうデスねー」"
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"313001111_0": "逃れられない災厄",
"313001111_1": "「こんなの絶対おかしいよッ!」",
"313001111_2": "「同意するデスッ!」",
"313001111_3": "「……」",
"313001111_4": "「いいからさっさと手を動かせ」",
"313001111_5": "「クリスちゃんッ! 事件だよこれはッ!\\n 確かに宿題は昨日終えたはずだったのに……」",
"313001111_6": "「――終わってないことになってるッ!」",
"313001111_7": "「そうデス。花火の時にマリアも終わったって言ってたデス。\\n つまりアタシも既に宿題は終えたはずデスッ」",
"313001111_8": "「そう言えば、そうだったかも。\\n わたしもそんな気がしてきた……」",
"313001111_9": "「まさか時間がまた巻き戻ってるんじゃ――」",
"313001111_10": "「巻き戻ってないよ。\\n 昨日宿題やってなかったでしょ」",
"313001111_11": "「そうだっけ……?」",
"313001111_12": "「うん、やってない」",
"313001111_13": "「つまりただの現実逃避ってことだな。\\n ダダこねてる暇があるなら、手を動かせ」",
"313001111_14": "「うう、災厄だ……」",
"313001111_15": "「災厄デース……」",
"313001111_16": "「災厄だね……」",
"313001111_17": "「ほら響、頑張って?」",
"313001111_18": "「うう、数字が攻めてくる……。\\n 公式が、定理が……」",
"313001111_19": "「アタシは古文を日本語とは認めないデス……」",
"313001111_20": "「ほら、わからない所があったら教えてやるから」",
"313001111_21": "「全部の宿題が家庭科ならいいのに……」",
"313001111_22": "「も、もうダメ……。\\n これ以上やったら、頭がパンクしちゃう……」",
"313001111_23": "「響、大丈夫?」",
"313001111_24": "「アタシも……このままだと、\\n いとおかしくなるデース……」",
"313001111_25": "「いとをかしはおかしいって意味じゃないからな?」",
"313001111_26": "「…………」",
"313001111_27": "「こっちも限界か……仕方ない、少しだけ休憩にするか」",
"313001111_28": "「本当ッ!? クリスちゃん最高ッ!\\n 地獄に仏とはこのことだよッ」",
"313001111_29": "「おお、嬉しかりけりいまそかりデスッ!」",
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"313001111_31": "「それじゃ5分だけな。\\n 分経ったら再開だからな」",
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"313001111_35": "「もののあはれの使い方も間違ってるからな」",
"313001111_36": "「ああ……もう、こうなったら玉手箱をまた手に入れて……」",
"313001111_37": "「それはナイスな案デース……。\\n 明日が来なければ、宿題しなくても……」",
"313001111_38": "「確かに……」",
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"313001111_41": "「……結局今年も、響は宿題に勝つことは出来ませんでした」",
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