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JSON
Executable File
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Executable File
{
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"205030311_0": "頼りになる先輩③",
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"205030311_1": "「アルカ・ノイズが出たって情報はこの辺りのはずだよな……。\\n ――って、お、お前ら、なんで手を繋いでんだッ!」",
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"205030311_2": "「だって……」",
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"205030311_3": "「だってじゃねーよッ!\\n それじゃ戦えないだろッ!」",
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"205030311_4": "「ごめんなさいデスッ! でも、さっき見てた番組が……\\n 心霊もので、物凄く怖くてデスね……」",
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"205030311_5": "「こういう何気ない場所でふと振り返ると、\\n 電柱の影からふたつの瞳がじーっとこちらを見ていて……」",
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"205030311_6": "「ひいいいッ!? 調、それ以上はダメデスッ!\\n 思い出して膝が震えちゃいそうなんデスからッ!」",
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"205030311_7": "「わたしもだよ、切ちゃんッ! 今にもマンホールが開いて、\\n 黒い手に引っ張られちゃいそう……」",
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"205030311_8": "「だから言わないでって言ってるデス~ッ!」",
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"205030311_9": "「もう、しょうがない子たちなんだから」",
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"205030311_10": "「……マリアは怖くないデスか?」",
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"205030311_11": "「一緒に見てたのに……」",
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"205030311_12": "「怖いわよ? でも、わたしにはみんながいるもの」",
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"205030311_13": "「おばけなんかより怖いものと、ずっと一緒に戦ってきた\\n 大切な仲間たちが……違うかしら?」",
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"205030311_14": "「マリア……」",
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"205030311_15": "「さすがデス……」",
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"205030311_16": "「やっぱりマリアは頼りになるね」",
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"205030311_17": "(……なるほど、確かに先輩が怖がりじゃ、\\n 頼りになんてできねーよな)",
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"205030311_18": "「さあ、いきましょう。アルカ・ノイズを倒して、\\n 人が怖がらなくても済むような世界を守るわよッ!」",
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"205030311_19": "「了解ッ!」\\n「了解デスッ!」"
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} |