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{
"206060311_0": "不死身の英雄③",
"206060311_1": "「いいかい、攻撃は受け止めるな。ドラゴン型ギアは\\n 竜の血を受けたドラゴンの眷属。そして奴は竜殺しの騎士だ」",
"206060311_2": "「ギアが破壊される恐れがあるってことですか……?」",
"206060311_3": "「ああ。そのまま\\n さっきのドラゴンみたいに心臓をひと突きにされかねない」",
"206060311_4": "「おいおいマジかよッ!」",
"206060311_5": "「竜殺しって言われるくらいだからね。ぞっとするよ」",
"206060311_6": "「それでどう倒せばいいんだ……。\\n 攻撃が効かねーんだぞッ」",
"206060311_7": "「こちらでも手段を探します。なんとか時間を稼いでください」",
"206060311_8": "「ああ分かった。そっちは任せたぞッ!」",
"206060311_9": "「エルフナイン……信じてるから」",
"206060311_10": "「はああああッ!」",
"206060311_11": "「爆風で視界を塞いだ……。\\n これなら……」",
"206060311_12": "「時間を稼げるッ!\\n 今のうちに距離をとろうッ」",
"206060311_13": "「ここまで無様に尻尾を巻くことになるとはなッ!」",
"206060311_14": "「ドラゴン型ギアは竜の血に囚われてる。\\n ジークフリードとやりあうには分が悪い」",
"206060311_15": "「いつものギアなら戦えるかもしれないけど、\\n ドラゴンの呪いのせいで戻せねーッ」",
"206060311_16": "「エルフナインが手だてを見つけるまでの辛抱です」",
"206060311_17": "「チュウイ シロ」",
"206060311_18": "「お前、無事だったのか。\\n しぶといやつだな」",
"206060311_19": "「今、注意しろって言ったかい?」",
"206060311_20": "「……って、おい地響きだ……こいつはッ!」",
"206060311_21": "「まさか、ドラゴンがもう1体いたなんて……」",
"206060311_22": "「ダカラ イッタロ」",
"206060311_23": "「戦う理由は無いはずだけど……。\\n ここまで敵意むき出しだと、応戦するしかないね」",
"206060311_24": "「やっと撃退できたな。\\n 苦労させやがって」",
"206060311_25": "「ドラゴンと戦うのはゲームより大変……」",
"206060311_26": "「ジークフリードみたいに、\\n ドラゴンを倒したあたしらも強くなれればいいんだけどね」",
"206060311_27": "「竜を倒して強くなるのはグラムの\\n 特性なのかもしれないな」",
"206060311_28": "「聞こえますか、みなさん」",
"206060311_29": "「ああ、聞こえてる」",
"206060311_30": "「待ってたよ。\\n 何かわかったかい」",
"206060311_31": "「はいッ! この方法なら、うまくいくかもしれません」",
"206060311_32": "「伝承に、ジークフリードが竜の血を浴びた時のことが\\n 残されていました」",
"206060311_33": "「彼は竜の血を浴びますが、背中に張り付いた菩提樹の\\n 葉のせいで、その部分だけは不死身になりませんでした」",
"206060311_34": "「それじゃあ……背中を狙えば倒せる?」",
"206060311_35": "「確証はありませんが、弱点があるとすれば、\\n そこが番可能性が高いでしょう」",
"206060311_36": "「可能性があるなら十分だッ!\\n 勝負をかけてやろうじゃねーかッ」",
"206060311_37": "「わたしだ。何もできなくてすまない。\\n だが、みんなの帰りを待っている」",
"206060311_38": "「はい。絶対に、全員そろって帰ります」",
"206060311_39": "「その意気だ。それから……奏」",
"206060311_40": "「わかってるよ。信じててくれ。\\n あたしと……翼、あんたの仲間たちの力を」",
"206060311_41": "「……うん、信じてる。\\n  堕ちた英雄を倒した後で、また会おう」",
"206060311_42": "「竜殺しの騎士……。逃げるのはここまでだッ!」",
"206060311_43": "「お前なんかもう怖くねーッ!」",
"206060311_44": "「くらえッ!!」",
"206060311_45": "「わたしとクリス先輩が相手ッ!」",
"206060311_46": "「悪いね、あたしらは騎士じゃない。\\n の決闘とはいかないよッ」",
"206060311_47": "「わたしたちが引きつけて――」",
"206060311_48": "「今だッ! いけッ!!」",
"206060311_49": "「はあああ――ッ!」",
"206060311_50": "「背中に当たったのに刺さらない……ッ!」",
"206060311_51": "「背中は弱点じゃないのかッ!?」",
"206060311_52": "「もっと、たたみかけるッ!」",
"206060311_53": "「ああ、これでもくらいなッ!!」",
"206060311_54": "「何度も背中を攻撃してるのに、まるで通用しないなんて……」",
"206060311_55": "「無敵の騎士か。悪い冗談だ」",
"206060311_56": "「弱点を見つけないと……でも、どこに……」",
"206060311_57": "「伝承に、ジークフリードが竜の血を浴びた時のことが\\n 残されていました」",
"206060311_58": "「彼は竜の血を浴びますが、背中に張り付いた菩提樹の\\n 葉のせいで、その部分だけは不死身になりませんでした」",
"206060311_59": "「そうかッ! この閉鎖空間でジークフリードは\\n 竜殺しの伝説を繰り返している」",
"206060311_60": "「でも、すべてが同じことの繰り返しではないとしたら……」",
"206060311_61": "「何か思いついたのかい?」",
"206060311_62": "「はい。菩提樹が張り付いていたのは、\\n 偶発的な出来事だと思います」",
"206060311_63": "「それは、繰り返す閉鎖空間の中では\\n 再現されないのかもしれない」",
"206060311_64": "「それじゃ、やっぱりこいつは最強ってことかッ!?」",
"206060311_65": "「でも、血を浴びていない部分は不死身にならない。\\n この事実だけは変わらないはずです」",
"206060311_66": "「なるほど、てことは……。\\n あの時コイツが、血を浴びなかった場所があれば……」",
"206060311_67": "「そうか、あんただ」",
"206060311_68": "「オレッチッ!?」",
"206060311_69": "「竜の血を浴びた時、どこにいたんだい?」",
"206060311_70": "「オレッチ キシノヒダリカタニ イタ」",
"206060311_71": "「ジークフリードが来ますッ!」",
"206060311_72": "「十分ッ!\\n こいつで、幕引きだッ」",
"206060311_73": "「さっきのコンビネーションをもう1度だッ!」",
"206060311_74": "「はいッ!\\n 切ちゃんに、お土産買って帰るんだッ」",
"206060311_75": "「狙うのは――その左肩ッ!!」",
"206060311_76": "「やった、攻撃が……通ったッ!!」",
"206060311_77": "「こいつがトドメだッ!\\n はあああ――ッ」",
"206060311_78": "「ジークフリードが崩れていく」",
"206060311_79": "「倒れたジークフリードから光が広がって……」",
"206060311_80": "「ここは……」",
"206060311_81": "「研究所か」",
"206060311_82": "「帰って、きたんだ……」",
"206060311_83": "「おい、見てみろッ!」",
"206060311_84": "「魔剣グラムにひびが……」",
"206060311_85": "「砕け散った、か」",
"206060311_86": "「グラムの呪いが解けたってことなのか?」",
"206060311_87": "「多分、そうじゃないかな。\\n だってほら……」",
"206060311_88": "「あの空間に囚われていた\\n 研究所の職員たちも無事帰ってきたようだ」",
"206060311_89": "「ここは……俺たち、元の世界に帰れたのか」",
"206060311_90": "「よかった……もう竜に襲われなくていいんだ……」",
"206060311_91": "「ぴぃぴぃ」",
"206060311_92": "「お前も無事だったのか、探していたんだ……」",
"206060311_93": "「あの鳥も、その飼い主も無事に帰ってこられたらしーな」",
"206060311_94": "「あの鳥さんに助けられた」",
"206060311_95": "「後で餌でも差し入れてやるか」",
"206060311_96": "「ぴぃぴぃ」",
"206060311_97": "「でも、どうやって籠から出たんだ、オリヴィア?」",
"206060311_98": "「……もしかして、あの鳥……雌だったのか?」",
"206060311_99": "「……」",
"206060311_100": "「みんな……ッ!」",
"206060311_101": "「翼ッ!」",
"206060311_102": "「よかった……無事だったんだな」",
"206060311_103": "「何とかなッ! 先輩のことだから、\\n あたしたちが心配で気が気じゃなかったんじゃないか」",
"206060311_104": "「そんなことはないッ!\\n みんなを信じて待っていた」",
"206060311_105": "「実際は、『わたしも戦いにいくッ!』とグラムを触ろうと\\n するので、止めるのが大変でした」",
"206060311_106": "「お、緒川さんッ!!」",
"206060311_107": "「フフ、やっと帰ってこれた」",
"206060311_108": "(こうして、魔剣グラムを巡る事件は\\n 無事に終わりを迎えた……けれど",
"206060311_109": "「ずるいデスッ!」",
"206060311_110": "「調たちだけ、本物のドラゴンと戦ったなんてッ!!」",
"206060311_111": "「あのね、切ちゃん。\\n あの任務は、すっごく危険だったんだよ」",
"206060311_112": "「それはわかってるデスッ!\\n でもそれはそれとして、ドラゴンを見たかったデスッ」",
"206060311_113": "「ったく、土産のドラゴンショコラと\\n ゲームで我慢してろっつーのッ」",
"206060311_114": "「これが話してたゲームか。\\n ははッ、確かにこの前の状況にそっくりだ」",
"206060311_115": "「あ、ドラゴンがいた」",
"206060311_116": "「このドラゴンキラーを装備した\\n アタシの強さを見せてやるデスッ」",
"206060311_117": "「ドラゴンを倒してみせるデスッ!!」",
"206060311_118": "「……」",
"206060311_119": "「……」",
"206060311_120": "「……」",
"206060311_121": "「デースッ!? 間違ってるデスッ!\\n なんでアタシを攻撃するんデスかッ」",
"206060311_122": "「これはドラゴンを狩るゲームなんデスよッ!?\\n 敵はあっちデースッ」",
"206060311_123": "「あ<speed=0.5>、</speed>ああ……やられちゃったデス……」",
"206060311_124": "「みんな酷いデスよッ!」",
"206060311_125": "「いや、どうしても…<speed=0.5>…</speed>なあ?」",
"206060311_126": "「ごめんね切ちゃん……でも…<speed=0.5>…</speed>ね?」",
"206060311_127": "「ああ、ドラゴンにも色々あるんだよな……」",
"206060311_128": "「全然、ちっとも、これっぽっちも、\\n わけがわからないデースッ」"
}