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JSON
Executable File
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{
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"203000132_0": "「どうだッ<speed=0.5>!</speed> これで文句はないだろッ!」",
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"203000132_1": "「くッ――、不覚」",
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"203000132_2": "「どうしても通いたくないっていう、気迫に負けたーッ!」",
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"203000132_3": "「これであたしは無罪放免ってワケだな」",
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"203000132_4": "「ここは俺の出番だな……」",
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"203000132_5": "「どうしておっさんが出てくるんだよッ!?」",
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"203000132_6": "「クリスくんに学校に通って欲しいのは俺も同じだ」",
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"203000132_7": "「畜生ッ! たとえおっさん相手でも容赦しねえからなッ!」",
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"203000132_8": "「もちろんだ。さあ、クリスくんの登校をかけて勝負だッ!」",
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"203000132_9": "「負けられねえ――ッ!」",
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"203000132_10": "「おらおらおらッ!」",
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"203000132_11": "「ハハハハッ!」",
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"203000132_12": "「クッ!」",
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"203000132_13": "「まだまだッ!」",
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"203000132_14": "「ふんッ!」",
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"203000132_15": "<size=40>「終わりだッ!」</size>",
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"203000132_16": "<size=40>「ガハァッ!」</size>",
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"203000132_17": "「さて、これで決まりだな」",
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"203000132_18": "「さっすが、師匠ッ!」",
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"203000132_19": "「待てよ、おっさんはさすがに反則だろッ!?」",
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"203000132_20": "「しかし、了解したのは雪音だぞ」",
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"203000132_21": "「くッ――<speed=0.5>。</speed>くそッ、女に二言はねぇッ!\\n 学校でもどこでも行ってやらあッ!」",
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"203000132_22": "「うむ。それじゃ編入の準備を整えておくから、\\n クリスくんも、来週までに準備をしておいてくれ」",
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"203000132_23": "「準備っつってもいったい何を……」",
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"203000132_24": "「心の準備だッ!」",
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"203000132_25": "「それじゃあ来週からよろしくねッ! クリスちゃんッ!」",
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"203000132_26": "「存外に楽しいものだ。そう気構えず、雪音も楽しむといい」",
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"203000132_27": "「ああ、それから」",
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"203000132_28": "「まだあんのかッ!?」",
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"203000132_29": "「クリスくんの保護者は俺が務めるからなッ!」",
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"203000132_30": "「保護者って……ちッ<speed=0.5>、</speed>ほんとに、なんでこんなことに……ッ!」",
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"203000132_31": "「今日から登校か。\\n 制服、ってヤツを初めて着てみたが……意外と悪くない」",
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"203000132_32": "「でも、あたしが学校なんて……ちゃんとやっていけるのか?」",
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"203000132_33": "「……ん、誰だ?」",
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"203000132_34": "「クリスちゃーん、迎えに来たよッ!」",
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"203000132_35": "「道もわからないだろうし、どうせなら一緒に行こうと思って」",
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"203000132_36": "「なんだ、お前らか」",
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"203000132_37": "「そう言えばクリスちゃんってどこのクラスなの?\\n 一緒のクラスならいいなぁ~」",
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"203000132_38": "「あたしか? えーと、2年の――」",
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"203000132_39": "「うええええッ!? クリスちゃん、年上だったのッ!?」",
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"203000132_40": "「同じ学年だと思ってた……」",
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"203000132_41": "「お、おう……そうなのか……。お前ら、1年だったんだな……<speed=0.5>。</speed>\\n ……アイツはどうなんだ?」",
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"203000132_42": "「ああ、翼さんなら3年生だよー」",
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"203000132_43": "「アイツは上級生……? あたし1人が2年ってことか。\\n 本当にやっていけんのかよ……」",
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"203000132_44": "「ちょっと不安だね。でも、きっと大丈夫だよ」",
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"203000132_45": "「2年生の人たちも同じ学院に通う仲間なんだから、\\n すぐ友達になれるって」",
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"203000132_46": "「はああ……<speed=0.5>。</speed>でも、今さら退けねえ。よし、行くぞお前らッ!」",
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"203000132_47": "「うんッ! 行こう、クリスちゃんッ!」",
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"203000132_48": "「すう<speed=0.5>……</speed>はあ……」",
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"203000132_49": "「畜生、あたしとしたことが緊張しやがる」",
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"203000132_50": "「学院、教室。――そこは、あたしがいていい場所なのか……?」",
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"203000132_51": "「グダグダしてたって始まらねえ。当たって砕けろだッ!」"
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