xdutranslations/Missions/side01/202001911_translations_jpn.json

31 lines
3.1 KiB
JSON
Executable File
Raw Blame History

This file contains invisible Unicode characters

This file contains invisible Unicode characters that are indistinguishable to humans but may be processed differently by a computer. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

This file contains Unicode characters that might be confused with other characters. If you think that this is intentional, you can safely ignore this warning. Use the Escape button to reveal them.

{
"202001911_0": "奏の新しい日常①",
"202001911_1": "並行世界――。",
"202001911_2": "ギャラルホルンにより世界が繋がり、翼と出会い共に戦い、",
"202001911_3": "苦難を乗り越えた奏は、歌手として復帰し、戦いと歌手活動の",
"202001911_4": "二足の草鞋で、忙しい毎日を送っていた。",
"202001911_5": "「はぁ……はぁ…………ふぅ」",
"202001911_6": "「……なかなか、いいトレーニングになるね」",
"202001911_7": "「ノイズの脅威は続いている……あたしの戦いも。\\n 向こうに戻った翼に笑われないように、もっとやらなきゃな」",
"202001911_8": "(翼……)",
"202001911_9": "(あたしはこっちの翼に命を救われ、向こうの翼に心を救われた)",
"202001911_10": "(……全く、情けないったらありゃしない。ずっと翼の手を\\n 引いていたつもりが、あたしが引かれてたなんてさ",
"202001911_11": "「あんまり、情けないところは見せたくないね。\\n あたしにも矜持ってものがあるしさッ」",
"202001911_12": "「奏……訓練の方は順調か?」",
"202001911_13": "「弦十郎のダンナじゃないか。\\n どうしたんだい」",
"202001911_14": "「いや、お前が訓練してると聞いてな……\\n 少し様子を見に来ただけだ」",
"202001911_15": "「シミュレータではあるけど、順調さ。\\n にしても、ダンナが向こうのダンナみたいに戦えたらねぇ……」",
"202001911_16": "「う……そう言われてもな……。\\n 生身で装者と戦えるなんて未だに信じられないんだが……」",
"202001911_17": "「そりゃそうさ。でも実際にそれくらい出来てもおかしくない\\n 雰囲気はあったよ。向こうのダンナはさ」",
"202001911_18": "「ああ、お前は向こうに直接渡ったんだったな……。\\n そういえば並行世界とはどんなところだったんだ」",
"202001911_19": "「変わらないさ。でも、向こうは翼の世界だった」",
"202001911_20": "「翼の世界……?」",
"202001911_21": "「街中のどこを見ても翼、翼なんだ。日本のトップアーティスト\\n で、世界の歌姫なんだよ、あの子はさ」",
"202001911_22": "「翼が夢を叶えた世界、か……」",
"202001911_23": "「それはちょっと違うね。今まさに夢を叶えている最中なんだよ。\\n だからあんなにも眩しいんだ」",
"202001911_24": "「そうか……」",
"202001911_25": "「だから、あたしも翼の片翼として恥ずかしくないくらい、\\n 強く、大きく羽ばたきたいのさ」",
"202001911_26": "「……なら、まずは出来ることからだな」",
"202001911_27": "「もちろんだよ。さて、それじゃ訓練を続けるから、\\n 軽く見ていってくれよ」",
"202001911_28": "「ああ、わかった」"
}