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JSON
Executable File
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"202000622_0": "「雑魚ノイズごときが、あたしの邪魔をしてんじゃねぇッ!」",
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"202000622_1": "(謝るよ。パパ、ママ。あたしが馬鹿だった)",
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"202000622_2": "(せっかく2人から貰った歌を、壊す事だけにしか使えなくて\\n ごめん。……ずっと間違ったままで、ごめん)",
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"202000622_3": "(パパとママの娘なのに……あたしは2人の事を\\n なんにも分かっていなかった……)",
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"202000622_4": "(ずっと聴いていたのに、平和の為に唄う2人を一番近くで\\n 見ていたのに……)",
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"202000622_5": "(でも、やっと分かった……)",
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"202000622_6": "(歌は壊すためじゃない、守るために、誰かのために唄うもの\\n なんだって……気づけたから……)",
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"202000622_7": "「だから――てめぇらの好き勝手になんてさせるかッ!」",
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"202000622_8": "「どんなにいようが関係ねぇッ!\\n あたしが相手だッ! まとめてかかってきやがれッ!」",
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"202000622_9": "「聞こえるか、クリスくんッ! もし君がもう一度歌を――」",
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"202000622_10": "「うるせえ、分ってるよおっさんッ! 黙ってろッ!」",
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"202000622_11": "(そうだ、分かってる……<speed=0.5>。</speed>\\n あたしが本当は何をしなくちゃいけないかなんて……)",
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"202000622_12": "(この力は、あたしの歌は、\\n 誰かをぶっ潰すための物じゃないって……)",
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"202000622_13": "「……あたしも行ってやるッ!\\n だから、あのデカブツの行き先を教えやがれッ!」",
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"202000622_14": "「……いいのか、クリスくん?」",
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"202000622_15": "「良いも何もあるかよッ!\\n あたしがやらずに、誰がやるんだッ!」",
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"202000622_16": "「わかった。協力、感謝するッ!」",
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"202000622_17": "「御託はいいんだよッ! それで場所は?」",
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"202000622_18": "「ああ、東京スカイタワーに向かっているようだ。\\n 翼と響くんもタワーに向けて先行している」",
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"202000622_19": "「……そっか、アイツもいるのか……」",
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"202000622_20": "「……どうした?」",
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"202000622_21": "「何でもねぇッ!\\n 邪魔しやがったら一緒に吹っ飛ばすって思っただけだッ!」",
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"202000622_22": "「……フ、そうか。頼んだぞ、クリスくんッ!」",
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"202000622_23": "<size=40>「頼まれてやらぁッ!」</size>",
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"202000622_24": "(あたしはもう、二度と間違えない。\\n 今度こそこの力を、歌を正しく使うんだ……)",
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"202000622_25": "(パパとママの夢<speed=0.5>……</speed>歌で世界を平和にするために――ッ!)"
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