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{
"202000422_0": "「現場付近のノイズを殲滅完了。これより帰投します」",
"202000422_1": "「なかなか、良く動けていたぞ。立花」",
"202000422_2": "「いやー、そんな事ありますよー」",
"202000422_3": "「調子に乗るな<speed=0.5>。</speed>\\n 戦場では常に命懸けだと言う事を、くれぐれも忘れるなよ」",
"202000422_4": "「それは、もちろんですッ!」",
"202000422_5": "「ああ、それなら構わないが」",
"202000422_6": "(――立花の体に宿ったガングニール。奏から受け継がれた……)",
"202000422_7": "(奏。わたしはあの時よりも強くなれたのだろうか――)",
"202000422_8": "「……どうしたんですか?」",
"202000422_9": "「いや、なんでもない。立花は先に戻って休め」",
"202000422_10": "「はい、そうしますッ!」",
"202000422_11": "「今回の仕事はインタビューと写真撮影だけなので、\\n 日取りをずらして貰えば良かったのでは」",
"202000422_12": "「ノイズとの戦闘は思いのほか速やかに片付きましたし、\\n 問題ありません」",
"202000422_13": "「そうですか。でも、良かったですね、翼さん」",
"202000422_14": "「……?」",
"202000422_15": "「響さんと一緒に、戦うことができるようになって」",
"202000422_16": "「はい……そう、思います」",
"202000422_17": "(わたしは1人で戦っているわけではない――)",
"202000422_18": "(それは立花の事ばかりではなく、マネージャーとしてもわたしを\\n 支えてくれる緒川さんを初めとして、二課の人たちもそうだ",
"202000422_19": "「しかし、時々不安になります」",
"202000422_20": "「何が……ですか?」",
"202000422_21": "「わたしはあれから強くなれたのでしょうか」",
"202000422_22": "「こうして仲間と戦う事で、\\n 弱くなってしまうのではないでしょうか……」",
"202000422_23": "「仲間と一緒に戦うこと。それは、決して弱さではないですよ」",
"202000422_24": "「仲間に寄りかかるのではなく、支え合えばいいんですから」",
"202000422_25": "「支え合う……それなら、昔のわたしは失格ですね。\\n 思えば、わたしは奏に頼ってばかりでした」",
"202000422_26": "「いいえ、僕はそうは思いません」",
"202000422_27": "「奏さんは、確かに翼さんの歌に支えられていました」",
"202000422_28": "「奏さんは翼さんがいるから、翼さんと明日も一緒に唄いたいから\\n 戦っている……と、そう話してくれたことがあります」",
"202000422_29": "「わたしの歌が、奏の……?」",
"202000422_30": "「そうです。翼さんの歌には力があります。\\n その事は、翼さんのマネージャーとして保証しますよ」",
"202000422_31": "「そうですか……奏が」",
"202000422_32": "(防人としても歌女としても、わたしはまだまだかもしれない)",
"202000422_33": "(だが、奏がわたしを支えてくれたように、\\n わたしも誰かを支えていきたい",
"202000422_34": "(だからどうか、奏。わたしを見守っていて欲しい……)"
}