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{
"104000722_0": "「……あの子たち、無茶を重ねてッ!」",
"104000722_1": "「マリアさんッ!」",
"104000722_2": "「もういいのかッ!?\\n そっちだって大変だったんだろッ」",
"104000722_3": "「ぁぁあああぁぁああ――ッ!」",
"104000722_4": "「……ッ!? 切ちゃんッ!」",
"104000722_5": "「調ちゃんッ! 切歌ちゃんッ!」",
"104000722_6": "「LiNKERも無いのに、どうしてッ」",
"104000722_7": "「わたしたちが、LiNKERに頼らなくても戦えていれば、\\n あんな……」",
"104000722_8": "「だからってッ!」",
"104000722_9": "「平気……それより訓練の続行を……」",
"104000722_10": "「LiNKERに頼らなくてもいいように、\\n 適合係数を上昇させなきゃデス……」",
"104000722_11": "「駄目だよこんな無茶ッ!\\n 一歩間違えたら死んじゃうかもしれないんだよッ」",
"104000722_12": "「経緯もよくわからないままに、充分な適合係数をモノにした\\n 響さんにはわからないッ」",
"104000722_13": "「……」",
"104000722_14": "「いつまでもミソッカス扱いは、\\n 死ななくたって、死ぬほど辛くて、死にそうデスッ」",
"104000722_15": "「……やらせてあげて」",
"104000722_16": "「マリアさんッ!?」",
"104000722_17": "「2人がやりすぎないように、\\n わたしも一緒に訓練に付き合うから」",
"104000722_18": "「適合係数じゃなく、\\n この場のバカ率を引き上げてどうするッ」",
"104000722_19": "「いつかきっとLiNKERは完成する。だけど、その『いつか』を\\n 待ち続けるほど、わたしたちの盤面に余裕はないわ」",
"104000722_20": "「方法はあります」",
"104000722_21": "「LiNKERの完成を手繰り寄せる、\\n 最後のピースを埋めるかもしれない方法が」",
"104000722_22": "「最後のピース?」",
"104000722_23": "「本当デスかッ!?」",
"104000722_24": "「ウェル博士に手渡されたLiNKERのレシピで、\\n 唯一解析できていない部分……」",
"104000722_25": "「それは、LiNKERがシンフォギアを、装者の脳のどの領域に\\n 接続し、負荷を抑制しているか、です」",
"104000722_26": "「フィーネやF.I.S.の支援があったとはいえ、\\n からLiNKERを作り上げたウェル博士は――」",
"104000722_27": "「――色々はともかく、本当に素晴らしい生化学者だったと\\n 言えます」",
"104000722_28": "「素晴らしい……ぞっとしない話ね」",
"104000722_29": "「あ、あの……難しい話は早送りにして、最後のピースの\\n とこまで飛ばしてよ」",
"104000722_30": "「鍵は、マリアさんの纏うアガートラームです」",
"104000722_31": "「白銀の……わたしのギアに?」",
"104000722_32": "「アガートラームの特性のひとつにエネルギーベクトルの\\n 制御があります」",
"104000722_33": "「土壇場に度々見られた発光現象……」",
"104000722_34": "「あれは、脳とシンフォギアを行き来する電気信号が、\\n アガートラームの特性によって可視化……」",
"104000722_35": "「そればかりかギアからの負荷をも緩和したのではないかと、\\n ボクは推論します」",
"104000722_36": "「これまでずっと、任務の合間に繰り返してきた訓練によって\\n マリアさんたちの適合係数は少しずつ上昇してきました」",
"104000722_37": "「おそらくはその結果だと思われます」",
"104000722_38": "「マリアの適合係数は、わたしたちの中でも一番高い数値……\\n それが……」",
"104000722_39": "「今までの頑張り、無駄ではなかったわけデスかッ!?」",
"104000722_40": "「ええ。マリアさんの脳内に残された、電気信号の痕跡を\\n 辿っていけば――」",
"104000722_41": "「LiNKERの作用している場所が解明する……\\n だけど、そんなのどうやって」",
"104000722_42": "「それこそウェルの野郎に頭下げない限りは……」",
"104000722_43": "「――ついてきてください」",
"104000722_44": "「これは……?」",
"104000722_45": "「ウェル博士の置き土産……ダイレクトフィードバック\\n システムを、錬金技術を応用し、再現してみました」",
"104000722_46": "「対象の脳内に電気信号化した他者の意識を割り込ませることで、\\n 観測を行います」",
"104000722_47": "「つまりそいつで頭ん中を覗けるってことか?」",
"104000722_48": "「理論上は。\\n ですが、人の脳内は、意識が複雑に入り組んだ迷宮……」",
"104000722_49": "「最悪の場合、観測者ごと被験者の意識は溶け合い、\\n 廃人となるおそれも――」",
"104000722_50": "「やるわ」",
"104000722_51": "「……ッ!」",
"104000722_52": "「ようやくLiNKER完成の目処が立ちそうなのに、\\n 見逃す理由はないでしょ」",
"104000722_53": "「でも……危険すぎる」",
"104000722_54": "「やけっぱちのマリアデスッ!」",
"104000722_55": "「あなたたちがそれを言う?」",
"104000722_56": "「観測者……つまりあなたにもその危険は及ぶのね?」",
"104000722_57": "「それがボクにできる戦いです……、\\n ボクと一緒に戦ってくださいッ マリアさんッ」"
}