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"313000711_0": "ヴァルキリーズ・エンドレス・サマー",
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"313000711_1": "「1日を繰り返してる、か。にわかには信じがたい話だな」",
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"313000711_2": "「信じてくれる?」",
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"313000711_3": "「……朝食のメニューが完璧に当たってたしな。\\n ハムエッグに入ってた、ハムの枚数までピッタリときたら……」",
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"313000711_4": "「それに、そんな真剣な顔して言われたら\\n 信じないわけにはいかないだろう?」",
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"313000711_5": "「クリスちゃん、ありがとうッ!」",
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"313000711_6": "「アタシたちだって、2人を信じてるデスッ!」",
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"313000711_7": "「はい」",
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"313000711_8": "「うん。これでやっと、前に進める」",
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"313000711_9": "「これからは、全員でいくぞ」",
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"313000711_10": "「でも、時間が繰り返してるとしたら」",
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"313000711_11": "「ああ、これからどうすればいいんだ?」",
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"313000711_12": "「わたしと未来は、この時間を3回……。\\n 4回目なのかな、繰り返してるんだ」",
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"313000711_13": "「じゃあ、打つ手も考えてるのか?」",
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"313000711_14": "「あの時見た竜宮城、そこへ行こうと思うの」",
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"313000711_15": "「島の人たちの話を聞いてみて、竜宮城にある玉手箱を手に入れれば、\\n きっとこの繰り返す時間から抜け出せるんじゃないかと思ってるんだ」",
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"313000711_16": "「なるほど。\\n だったら急がないとな」",
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"313000711_17": "「夜が明けたら、\\n お前ら2人以外はここで聞いた話も何もかもリセットされるんだろ?」",
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"313000711_18": "「うん、だから、時間は限られてるの」",
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"313000711_19": "「制限時間以内に竜宮城の玉手箱……」",
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"313000711_20": "「事態の中心……要するに、この異常を引き起こしてる聖遺物\\n みたいなものをぶちのめすなり、引きずり出すなりすれば」",
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"313000711_21": "「解決するか、少なくとも状況は変わってくれるはず」",
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"313000711_22": "「よしッ! 地の底だろうが、成層圏だろうが、行ってやるッ!」",
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"313000711_23": "「右に同じデスッ!」",
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"313000711_24": "「うん」"
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