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event: endless summer edited
memoria: miku birthday 2018
2018-11-06 18:41:47 -05:00

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{
"313000111_0": "南国の島、再び",
"313000111_1": "「うわあああッ!?」",
"313000111_2": "「響いいいいッ!」",
"313000111_3": "「未来ッ! つかまってッ!」",
"313000111_4": "「響どこッ!? 全然見えないよッ!」",
"313000111_5": "(どんどん落ちていく、\\n このままじゃ――",
"313000111_6": "(――えッ!? 水ッ!?)",
"313000111_7": "「未来ッ! こっちにッ!\\n ここから上がれそうだよ」",
"313000111_8": "「う、うん」",
"313000111_9": "「はぁ、はぁ、はぁ……死ぬかと思ったよッ!\\n 本当、下が水で助かった……」",
"313000111_10": "「ごめんね、響。わたしのせいで……」",
"313000111_11": "「ううん。\\n わたしも、まさかあんなところに穴が開くなんて……」",
"313000111_12": "「それより未来、怪我はないッ!?」",
"313000111_13": "「うん、大丈夫。\\n 響の方こそ大丈夫」",
"313000111_14": "「わたしは、へいき、へっちゃらだよ」",
"313000111_15": "「よかった。\\n でも、ここは……」",
"313000111_16": "「上を見て。落ちてきた穴がほとんど見えない」",
"313000111_17": "「かなりの高さから落ちてきたんだね。上まで登るのは……」",
"313000111_18": "「無理、だと思う」",
"313000111_19": "「それにしても、薄暗くてよく見えないね」",
"313000111_20": "「地底みたいだし、しょうがないよ。気を付けながら進もう」",
"313000111_21": "「あ、向こうで光ってるのって……」",
"313000111_22": "「もしかして、出口ッ!?」",
"313000111_23": "「うん、そうかもッ!」",
"313000111_24": "「行ってみようッ!」",
"313000111_25": "「光が強くなってるッ! 出口が近いのかも」",
"313000111_26": "「うん、でも視界があまりよくないから気をつけてね」",
"313000111_27": "「よーし、出口め……早く出てこーいッ!」",
"313000111_28": "「なんだか探検してるみたいだね」",
"313000111_29": "「みたい、じゃなくて探検そのものだよ」",
"313000111_30": "「いきなり地底湖に落下して、出口を捜して地下を彷徨ってるんだから」",
"313000111_31": "「フフ……」",
"313000111_32": "「ん? 未来どうかした?」",
"313000111_33": "「ううん、こんな状況だけど、なんだか楽しくって」",
"313000111_34": "「実はわたしもッ! 今、すっごく楽しいんだッ!」",
"313000111_35": "(やっぱり、響と一緒にいると楽しいな……)",
"313000111_36": "「…………」",
"313000111_37": "「……ねえ、響、もうすぐだよね?」",
"313000111_38": "「え、もうすぐって?」",
"313000111_39": "「響の海外任務……」",
"313000111_40": "「か、海外任務……。\\n 大切な夏休み後半、その日間が潰れる……アレ」",
"313000111_41": "「その、アレ、だよ」",
"313000111_42": "「うう……、でも、S.O.N.G.の任務じゃ仕方ないよね。\\n これで、宿題がチャラになればいいのに……」",
"313000111_43": "「宿題もちゃんとやらなきゃダメだよ」",
"313000111_44": "「は、はい、ワカッテマス」",
"313000111_45": "「響、目が泳いでる。ちゃんとわたしの顔を見て約束して」",
"313000111_46": "「任務の後、夏の終わりには花火大会に行くんだから、\\n 任務の前に宿題を終わらせること」",
"313000111_47": "「が、頑張ってみる……」",
"313000111_48": "「あッ!」",
"313000111_49": "「響、話をそらさないで」",
"313000111_50": "「違う、そうじゃないって。アレを見て……光がッ!」",
"313000111_51": "「今までよりもはっきりと光ってる……本当に出口かもッ!」",
"313000111_52": "「出口じゃ……なかったみたいだね」",
"313000111_53": "「ここ、広いね。それに――」",
"313000111_54": "「あれ、未来は何に見える?」",
"313000111_55": "「わたしには古ぼけた箱に見えるけど」",
"313000111_56": "「いや、わたしには宝箱に見えるッ!\\n ここまでたどり着いた者にのみ与えられるお宝ッ」",
"313000111_57": "「そんなわけないでしょ。\\n でも、どうしてこんな地下の洞窟に……」",
"313000111_58": "「とにかく調べてみよう。\\n もしかしたら、伝説の剣とか入ってるかもしれないしッ」",
"313000111_59": "「わたしは、伝説の剣よりも、\\n 出口の手掛かりが欲しいけど……」",
"313000111_60": "「え――」",
"313000111_61": "「きゃあッ!」",
"313000111_62": "「お、お城ッ!? お城が突然現れたッ!」",
"313000111_63": "「すごく綺麗……煌びやかで……」",
"313000111_64": "「危ない、未来ッ!」",
"313000111_65": "「今度は魚みたいな人間ッ!?\\n いやいや、人間みたいな魚ッ」",
"313000111_66": "「1人や2人じゃない。後から後から……ッ!」",
"313000111_67": "「あッ! お魚の人がさっきの箱を持ってっちゃったッ!」",
"313000111_68": "「どうしてあんな箱を……」",
"313000111_69": "「ね、ねえ未来……、\\n あのお魚の人たち、なんだかとてもお怒りみたい……」",
"313000111_70": "「ちょ、ちょっと待ってッ! 話せば分かり合えるよッ!」",
"313000111_71": "「すごい敵意。話し合いをする余地は無いみたい」",
"313000111_72": "「どうしよう、響……」",
"313000111_73": "「話が通じないなら……ひとまず逃げろーッ!」",
"313000111_74": "「しつこいッ!」",
"313000111_75": "「まだ……追ってきてる……?」",
"313000111_76": "「未来、あとどれぐらい走れそうッ!?」",
"313000111_77": "「心配しないで……わたし、響の足手まといにはならないッ!」",
"313000111_78": "「でも、視界も足場も悪い地下洞窟を走り続けるって……」",
"313000111_79": "(このままだと、わたしも未来も力尽きちゃう)",
"313000111_80": "「どうして、こんなに追いかけてくるのかな」",
"313000111_81": "「それは、逃げ切ってから考えよう」",
"313000111_82": "「でも、もし追いかけてくる理由があるのなら」",
"313000111_83": "「あ、ここは――」",
"313000111_84": "「わたしたちが落ちてきた地底湖……」",
"313000111_85": "「ここで……行き止まり……他の道は無いみたい」",
"313000111_86": "「逃げられるところがなくなっちゃった」",
"313000111_87": "「前門の湖、後門のお魚の人……」",
"313000111_88": "「こうなったら、ここが海に繋がっているって\\n 信じて飛び込もうッ」",
"313000111_89": "「……うんッ!」",
"313000111_90": "「ぶはああッ! はぁ、はぁ、はぁ……」",
"313000111_91": "「未来ッ! 未来ッ!?」",
"313000111_92": "「はぁ、はぁ、はぁ、ここだよ。\\n わたしは大丈夫……」",
"313000111_93": "「よかったーッ!」",
"313000111_94": "「響が、ずっとわたしの手を引いてくれたおかげだよ」",
"313000111_95": "「へへッ、わたしが未来の手を離すわけないでしょ」",
"313000111_96": "「うん、ありがとう」",
"313000111_97": "「だけど……陸までかなり遠いね」",
"313000111_98": "「うわッ! お魚の人たちが追ってきたッ!」",
"313000111_99": "「ど、どうしようッ! こんな海の真ん中でッ!」",
"313000111_100": "「この状況を打開するためにはッ!\\n アレしか……」",
"313000111_101": "「アレ? でも、こんな急にッ!?」",
"313000111_102": "「きっと大丈夫だよ。\\n ちゃんと訓練したし、ぶっつけ本番にはなっちゃったけど」",
"313000111_103": "「……響。\\n わかった、やろうッ」",
"313000111_104": "「うんッ!」",
"313000111_105": "(お願いわたしのギア、未来を助けるために、\\n 応えてッ",
"313000111_106": "(響に助けられてばかりはイヤッ!\\n わたしだって、響の力になれる、響を助けたいッ",
"313000111_107": "(だから、お願いッ!)",
"313000111_108": "「Balwisyall Nescell gungnir tron」",
"313000111_109": "「Rei shen shou jing rei zizzl」",
"313000111_110": "「やったッ! 成功したよッ!」",
"313000111_111": "「これがクリスたちが発現させたって言ってた……」",
"313000111_112": "「未来ッ! これならッ!」",
"313000111_113": "「うんッ! きっと大丈夫ッ!」",
"313000111_114": "「一緒に行こうッ!」",
"313000111_115": "「ななななッ! 海面で爆発デースッ!\\n 一体全体、何がどうしたデスかッ」",
"313000111_116": "「あれはッ!」",
"313000111_117": "「姿が見えないと思ったら、\\n ギアで水中からかっ飛んできやがっただとッ」",
"313000111_118": "「つ、着いたー。結構長かった……」",
"313000111_119": "「響ッ! あのお魚の人たちがついてきてるッ!」",
"313000111_120": "「2人の後ろ、なんか追ってきてるデスよッ!」",
"313000111_121": "「……大きな魚? じゃなくて、人?」",
"313000111_122": "「何変なもん連れてきてんだッ!」",
"313000111_123": "「なんだかわからないけど……」",
"313000111_124": "「襲ってくる以上、戦うしかないデスッ!」"
}