xdutranslations/Missions/main_xd03/404001011_translations_jpn.json
2020-05-15 23:42:43 +02:00

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{
"404001011_0": "9つの希望",
"404001011_1": "「どうデス? 何か感じるデスか?」",
"404001011_2": "「うーん……何も……」",
"404001011_3": "「そうデスか……」",
"404001011_4": "「もしかしたら、ここじゃなかったのかも……」",
"404001011_5": "「おや、あなたたちは……」",
"404001011_6": "「あ、こんにちは」",
"404001011_7": "「こんにちはデース」",
"404001011_8": "「ええ、こんにちは」",
"404001011_9": "「ちょうどキッシュが焼きあがったところです。\\n よかったらいかがですかな」",
"404001011_10": "「それはナイスなタイミングデースッ!」",
"404001011_11": "「でもそれって宮司さんのお昼ですよね……?」",
"404001011_12": "「ええ。しかし、こんなこともあろうかと、\\n 多めに焼いておりましたから」",
"404001011_13": "「流石は宮司さんデスッ!」",
"404001011_14": "「おおッ、もっと褒めてくれてもいいんですぞ」",
"404001011_15": "「こんなこともって……」",
"404001011_16": "「フフ、実はあなた方が来ると、連絡を頂いていたのですよ」",
"404001011_17": "「そうだったんだ」",
"404001011_18": "「さあ、ではランチとしましょう。\\n 遠慮はなさらないで」",
"404001011_19": "「やっぱり美味しい……」",
"404001011_20": "「アタシもつい食べ過ぎてしまったデスよ。\\n でも幸せデス……」",
"404001011_21": "「そう言って頂けると、料理人冥利に尽きますな」",
"404001011_22": "「もうそっちが本業でもいいんじゃないデス?」",
"404001011_23": "「……それもアリかもしれませんな。\\n 神社を取り壊して、小粋な食堂でも作りますか」",
"404001011_24": "「その時は、おふたりで看板娘をお願いしますぞ」",
"404001011_25": "「ええッ!?」",
"404001011_26": "「冗談ですよ。ちょっとした神社ジョークです」",
"404001011_27": "「看板娘は悪くはないデスけど、神社は壊してほしくないデス」",
"404001011_28": "「本当にお優しいですな。\\n ご安心くだされ、神社を壊すなんてことはしませんから」",
"404001011_29": "「そのうち、看板娘だけお願いするかもしれません」",
"404001011_30": "「それなら了解デース」",
"404001011_31": "「もう、切ちゃんったら……」",
"404001011_32": "「さて、それはそれとして、\\n こちらに来たのはどんな用事ですかな」",
"404001011_33": "「……最近にわかに特異災害が頻発していることと何か関係が?」",
"404001011_34": "「それはまだわからないんですが……」",
"404001011_35": "「……あの、宮司さんは、今起きている事態について\\n ご存じなんですか」",
"404001011_36": "「詳しいことはわかりません。一般市民を混乱させないように、\\n 政府からの情報も制限されているようですから」",
"404001011_37": "「ただ、あの黒いノイズの出現を見るに、\\n 大変な事態が起き始めているのは感じています」",
"404001011_38": "「……不安デスか?」",
"404001011_39": "「一般の人たちは不安でしょうが、私はそれほどでもありません」",
"404001011_40": "「え? どうしてですか?」",
"404001011_41": "「フフ、あなた方がきっとなんとかしてくれると\\n 信じているからですよ」",
"404001011_42": "「宮司さん……」",
"404001011_43": "「これは、プレッシャーデスね……」",
"404001011_44": "「さて、話を戻しましょうか?」",
"404001011_45": "「あ、はい、えっと……、\\n この前、ちょっとこの辺りに来た時に変な声を聞いて……」",
"404001011_46": "「変な声、というのは?」",
"404001011_47": "「なんだか女の人の声で、気位が高そうな感じの……」",
"404001011_48": "「ふむ……それは不思議な話ですな。\\n いや、もしかしたら――」",
"404001011_49": "「心当たりがあるデスかッ!?」",
"404001011_50": "「心当たりという程でもないのですが、ちょうど今この調神社に\\n 神社本庁からの要請で預かっている物がありまして」",
"404001011_51": "「それに祀られている神様が、女性の神様なのですよ」",
"404001011_52": "「それ、見せてもらえませんか?」",
"404001011_53": "「お願いするデス」",
"404001011_54": "「見せて差し上げたいのはやまやまなのですが、\\n 物が物なので私の一存ではどうにもできないのですよ」",
"404001011_55": "「少々手間かもしれませんが、S.O.N.G.から神社本庁に\\n 許可を取ってもらうことはできませんかな」",
"404001011_56": "「わかりました」",
"404001011_57": "「すぐ連絡してみるデス」",
"404001011_58": "「すぐに動いてくれてよかったデスね」",
"404001011_59": "「うん、今回の戦いに必要なことかもしれないならって、\\n 特例で許可を取ってくれたみたい」",
"404001011_60": "「ということで、見せてもらってもいいデスか?」",
"404001011_61": "「はい。こちらにも今連絡が入りました。\\n 構いませんよ」",
"404001011_62": "「……おや、必要なら貸与も認める旨の連絡が届いています。\\n 神社本庁も今回の事態を重く見ているようですな……」",
"404001011_63": "(まだ関係あるかはわからないから、少し気が引けるけど……)",
"404001011_64": "(もしかして、それだけヤバ目の物ってことじゃ……)",
"404001011_65": "「それでは持ってきますので、少々お待ちを」",
"404001011_66": "「お待たせしましたかな。これがそうです」",
"404001011_67": "「これは……」",
"404001011_68": "「勾玉……?\\n あの、これってどういったものなんですか」",
"404001011_69": "「これは『<ruby=やさかにのまがたま>八尺瓊勾玉</ruby>』と言いましてな。\\n この国に伝わる、三種の神器のつです」",
"404001011_70": "「なんかすごそうデス……」",
"404001011_71": "「……聖遺物なんですよね?」",
"404001011_72": "「そうです。三種の神器はそれぞれ神様の象徴とされて\\n おりましてな」",
"404001011_73": "「天叢雲剣はスサノオ、八咫鏡はアマテラス、そしてこの\\n <ruby=やさかにのまがたま>八尺瓊勾玉</ruby>はツクヨミの象徴とされています」",
"404001011_74": "「……どうですか?\\n 何か声は聞こえますか」",
"404001011_75": "「今は、何も……」",
"404001011_76": "「あの……手に取ってもいいですか?」",
"404001011_77": "「ええ、どうぞ。\\n 貸与の許可まで出ていますから、遠慮なさらず」",
"404001011_78": "「…………」",
"404001011_79": "「どうデス?」",
"404001011_80": "「何も感じない……。違うのかも」",
"404001011_81": "「そうデスか……」",
"404001011_82": "「それは残念でしたな。\\n 私も神様と話せるのではと、少し期待していたのですが」",
"404001011_83": "「ごめんなさい……」",
"404001011_84": "「あなたが気になさることではありません。\\n 私こそ、思わせぶりなことを言ってすみませんな」",
"404001011_85": "「それで、<ruby=やさかにのまがたま>八尺瓊勾玉</ruby>についてはどうしますかな?\\n S.O.N.G.側で調査するようでしたら、お預けしますが……」",
"404001011_86": "「その必要はないと思います。\\n このまま保管をお願いします」",
"404001011_87": "「わかりました。\\n もし後でも必要になったらいつでも言ってください」",
"404001011_88": "「空振りだったデスね……」",
"404001011_89": "「うん……」",
"404001011_90": "「それにしてもツクヨミとは、\\n まさかの調と同じ苗字デスッ」",
"404001011_91": "「わたしも、話を聞いたとき、何かあるのかとも思ったけど、\\n 結局何も感じなかった……」",
"404001011_92": "「やっぱり、気のせいだったのかな……」",
"404001011_93": "「一応、ツクヨミについて調べてみるデスか?」",
"404001011_94": "「うーん……でも、そんなに余裕のある状況じゃないし…‥」",
"404001011_95": "「――はい、こちら切歌デスッ!\\n 調も一緒デスよッ」",
"404001011_96": "「カルマノイズの複数出現が確認されたッ!」",
"404001011_97": "「ミーナくんも対処してくれているが、我々も手分けして\\n 対処を行う。すぐに現場に向かってくれッ」",
"404001011_98": "「了解(デス)ッ!」"
}