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"336000922_0": "「はあッ、はあッ、はあッ、はあッ……」",
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"336000922_1": "「手こずらせやがって……」",
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"336000922_2": "「どうやら、この周辺の掃討は完了したようだが……」",
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"336000922_3": "「装者の諸君ッ、<ruby=ボキ>僕</ruby>だッ！\\n 大変なモノを発見してしまった<ruby=ボキ>僕</ruby>だよッ！」",
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"336000922_4": "「ちょ、ちょっと落ち着いてください、司令代行ッ！」",
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"336000922_5": "「落ち着いてなどいられるものかねッ！」",
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"336000922_6": "「二課のデータバンクの深奥にアクセスできたのだよッ！」",
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"336000922_7": "「あんた、本当に腕の立つハッカーだったんだな」",
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"336000922_8": "「<ruby=チミ>君</ruby>たちが探し求めていたギャラルホルン――」",
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"336000922_9": "「並行世界への渡航を可能にする聖遺物は、\\n たしかに、この二課に保管されているッ！！」",
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"336000922_10": "「――ギャラルホルンがッ！？」",
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"336000922_11": "「そうだッ、<ruby=チミ>君</ruby>が言ってたギャラルホルンッ！\\n だが、それだけじゃないのだよッ！」",
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"336000922_12": "「メックヴァラヌスは……\\n メックヴァラヌスの力の源となる竜の化石とは――」",
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"336000922_13": "「――ッ！？」",
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"336000922_14": "「……停電？\\n どうしてこのタイミングで停電なんて起きるのかね……」",
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"336000922_15": "「――代行ッ！\\n 凪司令代行ッ！！ 応答願いますッ！」",
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"336000922_16": "「通信が、強制的に遮断されて――」",
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"336000922_17": "「ここいらの敵は片付けたッ！」",
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"336000922_18": "「あんなではあるけれど、\\n 一宿一飯以上の恩義があたしらにはあるッ！」",
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"336000922_19": "「一度、仰陽館女学院に――\\n 二課本部へと戻ろうッ！」",
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"336000922_20": "「――急ぐぞッ！」",
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"336000922_21": "「じゃあ、Ｄモジュールって――」",
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"336000922_22": "「わたしたちを救ってくれた、\\n 先代竜姫の命を奪ったのは――」",
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"336000922_23": "「そうだ。Ｄモジュールだッ！」",
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"336000922_24": "「――ッ！」",
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"336000922_25": "「Ｄモジュール……\\n 竜姫に取り付けられた『デヴァステイター』は――」",
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"336000922_26": "「メックヴァラヌスの力を増幅し、\\n いかなる敵をも殲滅する訣戦機能の事であるッ！」",
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"336000922_27": "「だが制御は困難を極め、力至らぬ者が用いた場合――\\n 増幅したメックヴァラヌスの力に取り込まれるとも聞いている」",
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"336000922_28": "「メックヴァラヌスに取り込まれちゃうと、どうなるの？」",
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"336000922_29": "「メックヴァラヌスは、\\n ドラゴンと総称される超生命体の化石より造られている」",
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"336000922_30": "「取り込まれるとは、すなわち――\\n 人外の存在に身をやつすという事に、他ならないッ！」",
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"336000922_31": "「では、あの日あの時あの場所で……\\n わたしたちが目撃した、炎を纏った怪物とは――」",
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"336000922_32": "「取り込まれた先代の竜姫……\\n ――そのなれの果てである……」",
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"336000922_33": "「そんな、危険なデヴァステイターを――\\n Ｄモジュールを使えるようにするという事は……」",
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"336000922_34": "「――そ、そ、そ、それでも……\\n みんなの明日を救うために必要なら――」",
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"336000922_35": "「――ユミッ、ダメだよッ！ 絶対にッ！」",
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"336000922_36": "「だ、大丈夫だから、きっとあたしたちなら――」",
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"336000922_37": "「本当は誰よりも怖がりのくせにッ！\\n 震える声で言っても、説得力なんて全然ないからッ！」",
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"336000922_38": "「だからおじいちゃん、お願いッ！\\n Ｄモジュールの使用制限を解除してほしいッ！」",
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"336000922_39": "「年寄りにできる事であれば、何でもしてやろう」",
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"336000922_40": "「ああ、ユミちゃんこそ、まこと美しい弓である……\\n 回天に命を咲かせるその覚悟、桜の花と重なるほどに」",
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"336000922_41": "「……」",
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"336000922_42": "「本部に――、仰陽館女学院に急いで戻ろうッ！\\n あたしが望んだ結末は、きっとそこにあるはずだからッ！」"
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