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"337000922_0": "(あれこそが、メックヴァラヌスに秘められし力――\\n <ruby=ボキ>僕</ruby>たちも全貌を解明しきれていない、<ruby=デヴァステイター>邪竜の咆哮</ruby>……)",
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"337000922_1": "(日本政府に接触した風鳴機関よりもたらされし異端技術……\\n 世界を敵にまわしかねないほどの、危険な力――)",
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"337000922_2": "「頑張れッ! 頑張ってくださいッ、会長ッ!」",
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"337000922_3": "(それでも今は――、暗い闇を引き裂く朝日……\\n <ruby=ボキ>僕</ruby>たちがすがる一縷の希望であることは間違いないのだろう)",
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"337000922_4": "「あの子は――素直で、誰かの後ろからいつもついてきて……」",
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"337000922_5": "「わたしたちの、可愛い妹分だったんだッ!」",
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"337000922_6": "「あんたは許せない――許さないッ!\\n 灰島友鈴との想い出を、踏み躙ったあんただけはああああッ!」",
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"337000922_7": "「――くッ、回復速度を超えるダメージが……」",
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"337000922_8": "「板場さんッ!」",
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"337000922_9": "「ユミッ!」",
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"337000922_10": "「三つの命が、一つに燃えればッ!\\n 一つの歌声――冷たい夜を突き抜けるッ! <ruby=NEXUS FLAMMA>絆の赤射</ruby>ッ!」",
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"337000922_11": "「果敢無き哉。務めを半ばまでしか熟せぬとは。\\n ふむ、使い潰す――頃合いであったな」",
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"337000922_12": "「――各部損傷……、コンディションレッド……\\n センサーカメラ、大破……、変形機構大破――」",
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"337000922_13": "「わたしは、このまま・の姿で……\\n あの人の・腕に…収まるサイズにはもう――」",
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"337000922_14": "「それ…でも、聴覚、およびソナーに損傷は軽微――\\n せめて、最後にオ声をお聞かセクださい……」",
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"337000922_15": "「――お声、ヲ……」",
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"337000922_16": "「……ッ、……」",
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"337000922_17": "「ああ……、壊れていないのに――\\n もう何も、聞コエ、な・イ……ッ……」",
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"337000922_18": "「…………」",
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"337000922_19": "「……勝ったのに、胸が痛いね……」",
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"337000922_20": "「あの子も――\\n 誰も知らないところで、きっと……」",
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"337000922_21": "「この痛みは、<ruby=いた>傷</ruby>み――\\n 戦う力を手にした代償、胸の傷なのだと思います……」",
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"337000922_22": "「……うん。この傷は、どこにも建てられない友達の――\\n わたしたちが知っている灰島友鈴の、お墓だよね」"
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