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JSON
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"336001041_0": "「制限解除したDモジュール――\\n やはりまだ、竜姫が使用に耐えられなんだか」",
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"336001041_1": "「ここまで磨き上げてきたが致し方なし。\\n 兵器とは元来、使い潰す物――次の竜姫の選抜もやむを得まい」",
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"336001041_2": "「……」",
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"336001041_3": "「シンフォギアに手こずっているように見えるな」",
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"336001041_4": "「申し訳ございません。\\n 次にまみえる事があれば、必ず――」",
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"336001041_5": "「いいや、良い。それで良いのだ。\\n シンフォギアとは、そうでなくてはならぬ」",
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"336001041_6": "「……」",
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"336001041_7": "「強力にして無比だからこそ、\\n シンフォギアは、メックヴァラヌスの礎に相応しい」",
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"336001041_8": "「お前が境界の向こうより持ち帰った、\\n シンフォギア・システムの要――、歌を力へと変える技術ッ!」",
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"336001041_9": "「すでにメックヴァラヌスには組み込まれ、\\n 採取したデータ、サンプル、改良に次ぐ改良で、完成は近い」",
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"336001041_10": "「いずれシンフォギアへと並び立ち、\\n やがて凌駕するのだ――メックヴァラヌスはッ!」",
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"336001041_11": "「……」",
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"336001041_12": "「この国の山を、緑を、せせらぎを――\\n 狙う夷狄を<ruby=コロ>戮</ruby>せるならば、如何なる犠牲も犠牲にあらずッ!」",
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"336001041_13": "「仰陽館の乙女どもをどれほど使い潰そうとも構わぬッ!\\n メックヴァラヌスをこの国の至宝と磨き上げるのだッ!」",
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"336001041_14": "「……」",
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"336001041_15": "「……ひとつ、お聞かせいただけますか……」",
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"336001041_16": "「申してみよ」",
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"336001041_17": "「使い潰された兵器は、\\n いったいどうなるのでしょうか」",
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"336001041_18": "「ああ、そのようなものに――\\n 儂は毛ほどの興味すら懐けぬわ」",
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"336001041_19": "「――良かったッ! 人の姿に戻れて……」",
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"336001041_20": "「シンフォギア装者たちはどこに――\\n まさか、デヴァステイターの力を使って彼女たちを……」",
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"336001041_21": "「……」",
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"336001041_22": "「大丈夫ですかッ!?」",
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"336001041_23": "「黙ってないで、何か――」",
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"336001041_24": "「ごめん――、ふたりとも……\\n ……わたし……」",
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"336001041_25": "「よかったッ! 無事――」",
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"336001041_26": "「まさかッ、シンフォギアにやられて――」",
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"336001041_27": "「あああ、ああッ、そんな――」",
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"336001041_28": "「世界は、闇よりも昏き青に塗り潰されていき――\\n 一面に広がった、抗い難いまでの赤に帰結する……」",
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"336001041_29": "「しっかりッ! しっかりしてください……ッ!!」",
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"336001041_30": "「こんな結末――あたしは望んでいなかった……」",
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"336001041_31": "「……許せない……\\n ……許さない……」",
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"336001041_32": "「許さんぞッ、シンフォギアッ!\\n ――ぶっ殺してやるッッ!!!」"
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