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"336000122_0": "「装者達による掃討が開始されましたッ!\\n ですが、既に負傷者の中には――」",
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"336000122_1": "「くッ、あの敵は、一体――」",
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"336000122_2": "「パターンの照合、完了しましたッ!」",
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"336000122_3": "「恐らくは、ネフィリムと同タイプ――\\n 自律稼働型の聖遺物に近しい存在と思われますッ!」",
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"336000122_4": "(どこだ? 敵の狙いはどこにある……。\\n 新たなる超常兵器を送り込む、その理由は……)",
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"336000122_5": "「こいつでえええッ!」",
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"336000122_6": "「初めて見る敵――\\n だけど、倒せない相手じゃないッ!」",
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"336000122_7": "「無事かッ!? 立花ッ!」",
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"336000122_8": "「翼さんッ!」",
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"336000122_9": "「よかった、みんな一緒だったのね」",
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"336000122_10": "「お前たち、聞こえるかッ!」",
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"336000122_11": "「はい。たった今、立花たちと合流しました」",
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"336000122_12": "「手短に話す。現在、敵の強襲によって、\\n 艦内のほぼ全域が機能不全を起こしている」",
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"336000122_13": "「モニタリングによる支援管制他、\\n バックアップの多くが見込めない状況だッ!」",
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"336000122_14": "「目隠しされれば、\\n 盛り上がるとでも思ってやがるのか……」",
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"336000122_15": "「そこで、お前たちを役割分担した2チームに編成し、\\n 以降の行動を、それぞれに委ねることで機動性を担保する」",
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"336000122_16": "「求められているのは、状況判断……」",
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"336000122_17": "「むしろ、得意な気がするアタシなのデスッ!」",
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"336000122_18": "「まずは翼、クリスくん、響くんらを、\\n 連携練度の高さを活かした遊撃班とする」",
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"336000122_19": "「遊撃――臨機応変な立ち回り……。\\n つまりは、斬り込み役と心得ました」",
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"336000122_20": "「残りの面々には掃討班として機能してもらう。\\n 遊撃班の後方より、各箇所のクリアと負傷者の保護だ」",
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"336000122_21": "「討ち漏らしはこちらで片づけるのね。\\n オッケー、後ろは任されたわ」",
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"336000122_22": "「未来たちが帰るところを守ってくれるなら……、\\n わたしは安心して前に出ていける」",
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"336000122_23": "「だからって、1人で飛び出さないで」",
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"336000122_24": "「わかってる」",
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"336000122_25": "「わたしは――孤独にカッコ良くなんてできないから。\\n みんなが好きなアニメのヒーローになんてなれないからさ」",
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"336000122_26": "「……」",
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"336000122_27": "「わからんでもないが、その心配は無用だ。\\n あたしと先輩がこのバカを1人にさせるもんか」",
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"336000122_28": "「だよな、先輩」",
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"336000122_29": "「無論だとも」",
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"336000122_30": "「……」",
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"336000122_31": "(ここに居並ぶ全員が、1人で飛び出しかねないのだが、\\n 今はそのような野暮を口にする時では……)",
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"336000122_32": "「――各員、それぞれの役割は把握したなッ!?\\n ここからが反撃だッ! 頼んだぞッ!!」",
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"336000122_33": "「了解ッ!(デスッ!)」"
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