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JSON
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"334000512_0": "「く……ッ!」",
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"334000512_1": "「ひるんでる場合じゃない、何度でも行くぞッ!」",
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"334000512_2": "「わかった!」",
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"334000512_3": "「削ぎ落してやる……!」",
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"334000512_4": "「はあああッ!」",
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"334000512_5": "「やったか?」",
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"334000512_6": "「ダメだ……! 反撃が来る!」",
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"334000512_7": "「うわあ――ッ!?」",
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"334000512_8": "「大丈夫か!?」",
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"334000512_9": "「う、うん、直撃はなんとか避けたから……」",
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"334000512_10": "「あの巨体と、身体から発する高温の蒸気のせいで、\\n 急所への攻撃を加えることができないな……」",
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"334000512_11": "「もう、ガスの残量もあまり無い」",
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"334000512_12": "「クッ……、オレたちには、こいつを突破することは\\n 出来ないのか?」",
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"334000512_13": "「……おい、装者。いざとなったら、お前たちは俺たちを\\n 置いて撤退しろ」",
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"334000512_14": "「なッ!?」",
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"334000512_15": "「俺たちにはもう撤退するだけのガスも残ってないが、\\n お前たちだけなら戻ることも出来るはずだ」",
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"334000512_16": "「俺たちはここで最後まで戦う。\\n 例え刺し違えることになっても――」",
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"334000512_17": "「そんなことできないよッ!」",
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"334000512_18": "「何……?」",
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"334000512_19": "「短い間だけど、一緒に戦ったし、一緒にごはんも食べた。\\n わたしにとって、みんなはもう仲間なんですッ!」",
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"334000512_20": "「だから、見捨てたりなんかしない。\\n 大切な仲間を護るために、わたしも最後まで戦いますッ!」",
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"334000512_21": "「仲間……」",
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"334000512_22": "「そういうことだ」",
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"334000512_23": "「諦めるのはまだ早いだろッ!」",
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"334000512_24": "「……お前ら、揃いも揃ってお人好しのバカみたいだな」",
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"334000512_25": "「で、策はあるのか?」",
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"334000512_26": "「策は、無いですけど……。装者と調査兵団が協力すれば\\n きっと、超大型巨人にだって立ち向かえますッ!」",
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"334000512_27": "「協力って、それはもうやってるだろ」",
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"334000512_28": "「いや……あるかもしれない、別の形で協力する方法が!」",
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"334000512_29": "「別の形?」",
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"334000512_30": "「何か思いついたのか」",
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"334000512_31": "「はい、これなら、あいつを倒せるかもしれません!」"
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