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"332000321_0": "「おお……不気味デス、不気味すぎるデス……。\\n アタシには既に呪われてますって看板が見えるデスよ」",
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"332000321_1": "「昼に調べるんじゃダメだったのかな?」",
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"332000321_2": "「怪現象は、ほぼ夜に確認されてるんだって」",
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"332000321_3": "「行方不明者も昼間の調査では見つからなかったみたいだし」",
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"332000321_4": "「だからって敵さんのお目覚めタイムに突入って、\\n 危ないデスよッ!」",
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"332000321_5": "「切ちゃん、ちょっと落ち着いて」",
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"332000321_6": "「幽霊っぽいのだったら、前もアレクサンドリア号事件で\\n 戦ったでしょ、それに、吸血鬼だって倒してるのに」",
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"332000321_7": "「そ、それとこれとは別デスよッ!」",
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"332000321_8": "「2人とも、静かに。\\n 入るよ」",
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"332000321_9": "「聞いてた通り、入り口に鍵はかかってないみたい」",
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"332000321_10": "「き、気をつけるデスよ……」",
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"332000321_11": "「覗き込んだ途端、いきなり頭からガブ~ッ!\\n ってされるかもしれないデス」",
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"332000321_12": "「目の前で首から上が無くなったら、\\n 一生もんのトラウマデスッ!」",
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"332000321_13": "「切ちゃん、流石にちょっとうるさいよ」",
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"332000321_14": "「大丈夫だよ。でも、何かあったら援護お願いね」",
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"332000321_15": "「うう、そ、そう言われたら逃げられないデス……」",
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"332000321_16": "「流石は猪突猛進な響さんの手綱を取る未来さん。\\n とても参考になります」",
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"332000321_17": "「なんの参考デス?」",
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"332000321_18": "「なんでもない」",
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"332000321_19": "「じゃあ、先に進むよ」",
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"332000321_20": "「中は意外と普通。\\n ……と思ったけど」",
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"332000321_21": "「何これ……?」",
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"332000321_22": "「この辺、あちこちの壁に『タスケテ』とか『コナイデ』とか\\n 書いてあるデスよッ!」",
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"332000321_23": "「これって犠牲者の……?」",
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"332000321_24": "「襲われてる時にそんなこと書く暇あるかな……?」",
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"332000321_25": "「もう逃げられないと悟ったからこそ、残された時間で\\n 必死に書き残すデスッ! ホラー物ではお約束デスよッ!」",
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"332000321_26": "「お約束、か……」",
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"332000321_27": "「とにかく、誰かいないか、探してみよう?」",
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"332000321_28": "「は、はいデス……」",
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"332000321_29": "「灯はついてるのに、人の気配はありませんね……」",
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"332000321_30": "「でも、あちこちの部屋に、怪しい人形が置いてあるよ」",
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"332000321_31": "「に、人形……」",
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"332000321_32": "「ま、周りから、何やら怪しい物音も聞こえてくるデス」",
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"332000321_33": "「流石にこれは、わたしでも気持ち悪い……」",
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"332000321_34": "「うん、そうだね……」",
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"332000321_35": "「あわわわわわわ……」",
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"332000321_36": "「切ちゃん、大丈夫。\\n わたしがいるから」",
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"332000321_37": "「調の手、あったかいデス、\\n なんか、ほっとしたデスよ」",
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"332000321_38": "「ううん、それはお互い様」",
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"332000321_39": "(響……)",
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"332000321_40": "(大丈夫。わたしには、\\n 今もこうして響がついてくれてるんだから……)",
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"332000321_41": "「ここからどうしましょう?」",
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"332000321_42": "「館に入ってから\\n 本部との通信も上手く繋がらないデスけど……」",
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"332000321_43": "「まだ何も手がかりを見つけてないし。\\n もう少しだけ奥を調べに行ってみよう?」",
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"332000321_44": "「そうですね」",
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"332000321_45": "「うう、あまり気乗りしないデスが……。\\n 任務だから仕方ないデス」",
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"332000321_46": "「でもこの廊下、どこまで続いてるんだろう……。\\n すごく長い」",
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"332000321_47": "「ッ!?」",
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"332000321_48": "「あなたは……誰?」",
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"332000321_49": "「あ、待ってッ!」",
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"332000321_50": "「どうしたデスか、いきなり?」",
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"332000321_51": "「今、女の子がいたのッ!」",
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"332000321_52": "「いいッ!? げ、幻覚とかじゃなくデス?」",
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"332000321_53": "「わたしも見た。ちらっとだけだけど」",
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"332000321_54": "「もしかして、行方不明になっている民間人かもッ!」",
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"332000321_55": "「だったら、どうして奥に逃げるデスッ!?」",
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"332000321_56": "「わたしたちもオバケだと勘違いした?」",
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"332000321_57": "「わからない。\\n でも、とにかく追いかけようッ!」",
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"332000321_58": "「このあたりで見えなくなった気が……」",
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"332000321_59": "「……でも、あるのは人形だけデス」",
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"332000321_60": "「うん、人の気配はしないね」",
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"332000321_61": "「それじゃ、他の部屋を探してみようか?」",
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"332000321_62": "「了解デスッ!\\n ……それにしても、この人形たち、不気味デスね」",
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"332000321_63": "「いつ襲いかかってくるかわかったものじゃ――」",
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"332000321_64": "「デデデッ!?」",
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"332000321_65": "「切ちゃん、危ないッ!!」",
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"332000321_66": "「ほ、ホントに襲って来たデスよッ!?」",
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"332000321_67": "「じゃあ、呪いの人形という噂は本当に?」",
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"332000321_68": "「だから最初からそう言ってるデスッ!」",
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"332000321_69": "「ともかく、今は倒すしかなさそうッ!」",
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"332000321_70": "「うん……行こう、2人ともッ!」",
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"332000321_71": "「Rei shen shou jing rei zizzl――」"
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