41 lines
3.9 KiB
JSON
41 lines
3.9 KiB
JSON
{
|
||
"208001611_0": "暁切歌【終曲・バN堕ァァSuナッ血ィ】",
|
||
"208001611_1": "「切ちゃん、いつまでゴロゴロしてるの」",
|
||
"208001611_2": "「だって、学校も訓練もお休みなんデスよ。\\n のんびりだらだらするのが一番デース」",
|
||
"208001611_3": "「それは構わないけど。\\n あッ、そうだ、さっき切ちゃん宛にお手紙が届いて――」",
|
||
"208001611_4": "「て、手紙ッ!?」",
|
||
"208001611_5": "「どうしたの、そんなに驚いて」",
|
||
"208001611_6": "「な、なんでもないデスよー。\\n 誰からデスか?」",
|
||
"208001611_7": "「ああ……、\\n この前、懸賞に送ったやつデスねー」",
|
||
"208001611_8": "「手紙はいいから、こっちで一緒にテレビを見るデスよ。\\n ちょうど面白そうな番組がやってて――」",
|
||
"208001611_9": "「本日お送りするのは、涙と感動の再会特集です」",
|
||
"208001611_10": "「まずは、このエピソードから。\\n 『恩師のあの人へと送る感謝の手紙』」",
|
||
"208001611_11": "「――ッ!?」",
|
||
"208001611_12": "「……あ、ああ、この時間はドラマをやってたはずだから、\\n そっちを見るデスッ!」",
|
||
"208001611_13": "「うん、わたしもそっちが見たい」",
|
||
"208001611_14": "「そうそう、このドラマが面白いって\\n クラスのみんなが話してて――」",
|
||
"208001611_15": "「その手紙はあなたが恋人から受け取ったもので、\\n 間違いありませんね?」",
|
||
"208001611_16": "「うわあ――ッ!?」",
|
||
"208001611_17": "「落ち着いて、切ちゃん。\\n 手紙って言葉に少し敏感すぎると思うよ」",
|
||
"208001611_18": "「そ、そう言われても、ついつい反応しちゃうデス……」",
|
||
"208001611_19": "「アタシにとっては未だに黒歴史……」",
|
||
"208001611_20": "「……」",
|
||
"208001611_21": "「あのね、わたしは切ちゃんが勇気を出して\\n 書いてくれた手紙を笑ったりなんか――」",
|
||
"208001611_22": "「S.O.N.G.からの緊急連絡デスッ?」",
|
||
"208001611_23": "「――アルカ・ノイズが……、\\n 了解デスッ! すぐに向かうデスよッ!」",
|
||
"208001611_24": "「出動要請?」",
|
||
"208001611_25": "「ここから近いからアタシたちに対応してほしいって\\n 連絡だったデス」",
|
||
"208001611_26": "「わかった、すぐに行こうッ!」",
|
||
"208001611_27": "(調がさっき言ってたこと、\\n アタシの手紙を笑ったりしないって……)",
|
||
"208001611_28": "(そうデス。\\n 調はいつだって、真剣にアタシに向き合ってくれていたデス)",
|
||
"208001611_29": "(手紙を書いたあの時だって、ぶつかり合ってしまったデスけど、\\n 調のおかげで、想いあう気持ちに気づくことができたんデス)",
|
||
"208001611_30": "(だからこそ、\\n 手を取り合って奇跡を起こすことができたデスよ……ッ!)",
|
||
"208001611_31": "「切ちゃん、大丈夫?\\n 何か気になることでもあるの?」",
|
||
"208001611_32": "「ちょっと昔の、フロンティアで戦ったときのことを\\n 思い出してたデスよ」",
|
||
"208001611_33": "「どうして今、あのときのことを?」",
|
||
"208001611_34": "「なんでもないデス。でも、これからもずっと、\\n 一緒にいてくれたら嬉しいデス」",
|
||
"208001611_35": "「うん? そのつもりだけど――」",
|
||
"208001611_36": "「だったら、元気百倍デスッ!\\n 行くデスよ……ッ!」",
|
||
"208001611_37": "「Zeios igalima raizen tron――」",
|
||
"208001611_38": "「どんな敵が来たって、アタシと調ッ!\\n そして、このイガリマで斬り刻んでやるデスッ!」"
|
||
} |