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JSON
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{
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"105001232_0": "「ふんッ!」",
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"105001232_1": "「はあッ!」",
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"105001232_2": "「風鳴訃堂に与することが、あなたの言う、\\n 人を防人るということなのッ!?」",
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"105001232_3": "「そうだッ!\\n 神の力は、その為にこそッ!」",
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"105001232_4": "「まったく血の通わない言の葉ねッ!」",
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"105001232_5": "「言うに事欠いてッ!\\n ――はあッ!」",
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"105001232_6": "「く……ッ!」",
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"105001232_7": "「てやッ!」",
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"105001232_8": "「思い出しなさいッ! あなたの居場所ッ!\\n あなたの仲間ッ! あなたがあなたである理由ッ!」",
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"105001232_9": "「わたしがわたしで――?」",
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"105001232_10": "「そうよッ! 神の力なんかじゃないッ!\\n あなたがあなたの力で、人の命を護る理由をッ!」",
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"105001232_11": "「ぐう……」",
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"105001232_12": "「知れたことッ! 人は弱いからだッ!\\n 弱き命だからこそ、強き力で護らなければならないッ!」",
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"105001232_13": "「弱いから護るだなんて、傲慢ねッ!」",
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"105001232_14": "「――なんだとッ!?」",
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"105001232_15": "「まるで、誰かを護っていないと、\\n 自分を保てないみたいじゃないッ!」",
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"105001232_16": "「――ッ!!」",
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"105001232_17": "「いつからあなたは、誰かではなく、\\n 自分を護るようになってしまったのッ!」",
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"105001232_18": "「――ッ!!」",
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"105001232_19": "「弱きを護るは、理由たりえない……」",
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"105001232_20": "「じゃあ、わたしは、なんの為にいつまでも防人防人と\\n バカみたいに繰り返してきたのよ……」",
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"105001232_21": "「わからない……、\\n わからないわ……」",
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"105001232_22": "「……ッ!」",
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"105001232_23": "「はあッ!」",
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"105001232_24": "「はッ!」",
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"105001232_25": "「ふんッ!」",
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"105001232_26": "「もらったッ!」",
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"105001232_27": "「……」",
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"105001232_28": "「ッ!? お、お……ッ」",
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"105001232_29": "「果敢無き哉ッ!」",
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"105001232_30": "「がはッ!」",
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"105001232_31": "「はあッ!」",
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"105001232_32": "「儂を殺すつもりで突いておれば、あるいは――、\\n とことんまでに不肖の息子よ」",
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"105001232_33": "「奴らが派手にやり合っている今こそ、ウチらのターンだゼッ!」",
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"105001232_34": "「どうするでありますか?」",
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"105001232_35": "「神の力の管理者権限をこちらに移しかえるの」",
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"105001232_36": "「わたしたちを簡単に切り捨てた風鳴訃堂には、\\n 相応の報いを受けてもらわないとね」",
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"105001232_37": "「よし。\\n これで、ダイレクトフィードバックシステムを――」",
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"105001232_38": "「――ッ! 何を――ッ!?」",
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"105001232_39": "「お、おいッ! これって――」",
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"105001232_40": "「エルザちゃんッ! ミラアルクちゃんッ!」"
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