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JSON
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{
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"356000122_0": "「お早く、こちらへッ!」",
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"356000122_1": "「ノイズが追ってくるッ!」",
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"356000122_2": "「どうして毎度毎度こんな目に……ッ!」",
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"356000122_3": "「ッ!?\\n 逃げ道が塞がれています――ッ!?」",
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"356000122_4": "「いやあああああああああああッ!」",
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"356000122_5": "「そこの3人ッ! 地面に伏せるんだッ!」",
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"356000122_6": "「へ?」",
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"356000122_7": "「ッ! 早くッ!」",
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"356000122_8": "「お前たちの狼藉もここまでだ……ッ!」",
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"356000122_9": "「……こちら翼。\\n 民間人を3名保護しました」",
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"356000122_10": "「うわ、ノイズを一瞬で……」",
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"356000122_11": "「すっごい……。\\n ってそれよりッ! その装備って……」",
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"356000122_12": "「あの……ッ!\\n 立花響さんのことを知りませんか?」",
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"356000122_13": "「君たちは――」",
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"356000122_14": "「立花さんのクラスメイト……、\\n いえ、友達ですッ!」",
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"356000122_15": "「あの怪物が現れた日、\\n あなたと同じような装備を纏った立花さんに会ったんです」",
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"356000122_16": "「だけどそれから、\\n 立花さんも小日向さんも行方不明で……」",
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"356000122_17": "「何か知っていたら教えてください、お願いしますッ!」",
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"356000122_18": "「そうか。だが……」",
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"356000122_19": "「残念ながら、わたしから話せることは無い……」",
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"356000122_20": "「ご自宅まで案内します。\\n それと、国家特別機密事項に関するご説明を……」",
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"356000122_21": "「そんな……」",
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"356000122_22": "(わたし以外にも、立花の帰りを待つ者がいる……)",
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"356000122_23": "(今、その人たちを護れるのは……)",
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"356000122_24": "「作戦終了を確認した。\\n 本調子とはいかないようだが、よく頑張ってくれたな」",
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"356000122_25": "「司令がさきほど言っていた、\\n わたしの役割がわかりました」",
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"356000122_26": "「わたしは防人。\\n 人々を守護するために剣を振るう者……」",
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"356000122_27": "「ああ」",
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"356000122_28": "「立花は孤独な戦いを続けていますが、\\n いつかはそれを終え、ここに帰ってくる」",
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"356000122_29": "「わたしはその時のために、この世界を、\\n 立花の帰りを待つ人々を防人ります」",
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"356000122_30": "「ああ。\\n 今それができるのは、お前しかいないんだ」",
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"356000122_31": "「はい……ッ!」",
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"356000122_32": "(だから、無事で帰ってきてくれ、立花……)"
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