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"506000821_0": "「あれは……一体……？」",
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"506000821_1": "「キョウちゃんとヨウちゃんが１つになっていた、\\n あの姿に似てる……でも……」",
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"506000821_2": "「感じる圧力は、\\n 言っちゃなんだが、比じゃないね……ッ！」",
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"506000821_3": "「あれは恐らく、\\n カヴァーチャ・システムの意志そのものですッ！」",
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"506000821_4": "「……次の英雄を探すんじゃなく、\\n 歴史そのものが英雄になることを選んだか」",
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"506000821_5": "「――――」",
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"506000821_6": "「……どうした、どうして黙っている？\\n ふさわしい人間が見つからなかったのか」",
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"506000821_7": "「それとも……\\n わたしたちを超える英雄がいなかったんじゃないですかッ！？」",
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"506000821_8": "「―――――ッ！！！」",
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"506000821_9": "「怒ってる……、\\n それとも、焦ってる……？」",
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"506000821_10": "「そりゃ焦るだろうさ。こいつが英雄、あいつが英雄って、\\n 偉そうに選んでた意思なんだろう？」",
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"506000821_11": "「落第判定を出したとこだってのに……\\n 本物の英雄が生まれる瞬間に、出くわしちまったんだからねッ！」",
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"506000821_12": "「あなたたち、無事ねッ！？」",
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"506000821_13": "「空から見下ろしている、\\n あの恐ろしい力は――」",
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"506000821_14": "「友好的な雰囲気じゃないデスよッ！」",
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"506000821_15": "「あちらの世界の一張羅、\\n ってワケじゃなさそうだなッ！」",
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"506000821_16": "「ああ、敵の大トリってヤツだ。\\n 勝手に幕引きにしようと先走りやがった」",
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"506000821_17": "「奏も無事――ではない、けど……",
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"506000821_18": " ……役に立ったみたいでよかった、わたしの渾身の『お守り』」",
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"506000821_19": "「ああ。あたしなら使えるって信じてくれたおかげさ。\\n ――聴こえたよ、翼の歌」",
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"506000821_20": "「……そっか。\\n 奏の知る『翼』とは、一味違ったでしょう？」",
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"506000821_21": "「最高だったよ。 \\n 途中から勝手にデュエットさせてもらったけどね」",
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"506000821_22": "「フフ……、聴けなかったのが残念だよ。",
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"506000821_23": " ――エルフナイン、すまないが奏を頼む」",
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"506000821_24": "「はい。ボクはボクの戦いに戻りますッ！！\\n こっちです、奏さんッ！」",
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"506000821_25": "「悪いね……あとは、任せた……」",
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"506000821_26": "「で、こいつは一体どういう相手なんだ？」",
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"506000821_27": "「あれは終わりを認められない過去……\\n 未来を否定する存在に成り下がった、人々の想い」",
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"506000821_28": "「あたしたちの世界の歴史――、\\n いや、『亡霊』だ」",
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"506000821_29": "「……シンフォギア装者。\\n いいえ――」",
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"506000821_30": "「響、未来。\\n ……翼、クリス、調、切歌、マリア――」",
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"506000821_31": "「……恥を忍んで、お願いします。\\n わたしたちは、あの亡霊を打ち倒したい」",
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"506000821_32": "「わたしたちの世界だけじゃない。\\n 全ての世界に、<ruby=みらい>未来</ruby>があると示したいんです」",
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"506000821_33": "「けど、あたしたちだけじゃ、\\n あいつには勝てないだろう」",
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"506000821_34": "「どうか、あたしたちを――、\\n 助けて欲しい」",
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"506000821_35": "「うん、最初からそのつもりだよ」",
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"506000821_36": "「まーったく。\\n 言うのが遅いんデスよッ！」",
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"506000821_37": "「共通の敵。共通の目標。共通の想い。\\n 再び共に戦うことに、何の躊躇いもないわ」",
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"506000821_38": "「ま、助けてくれと頼まれちゃ、\\n どうにも断れない癖がついてもいるしな」",
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"506000821_39": "「振るべき相手が見えず、堪えに堪えたこの剣。\\n その言葉に滾らずいられようか」",
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"506000821_40": "「この世界のためにゲートを閉じようとしてくれた。\\n その想いに、わたしたちも応えたいッ！」",
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"506000821_41": "「わたしたちの全力の歌でッ！ 拳でッ！！\\n 必ず止めて見せるッ！」",
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"506000821_42": "「ありがとう、みんな。",
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"506000821_43": " ――ならばッ！」",
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"506000821_44": "「この場に集った全ての英雄が――ただの、わたしたちがッ！！\\n あなたのもたらす滅びに抗うッ！」",
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"506000821_45": "「その気持ちの始まりは、きっと悪じゃない。",
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"506000821_46": " でも――止めさせてもらうぞ、カヴァーチャッ！」"
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