xdutranslations/Missions/main_eo02/501001311_translations_jpn.json
2024-12-22 15:59:32 +03:00

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{
"501001311_0": "End of pray",
"501001311_1": "「――ベアトリーチェは、倒した」",
"501001311_2": "「……でも、\\n まだ終わりじゃないんだよね」",
"501001311_3": "「……ええ。",
"501001311_4": " わたしたちの決着が、まだ……残っています」",
"501001311_5": "「夜も明け、全員が満身創痍。\\n あれだけの戦いを経たのだから無理もないことだ」",
"501001311_6": "「それでも――、\\n あなたたちは、戦おうと言うの」",
"501001311_7": "「当然だ。\\n それこそが、あたしたちの当初からの目的――」",
"501001311_8": "「『見放された世界』を救うための、\\n 戦いなのだから……」",
"501001311_9": "「……」",
"501001311_10": "「でも、\\n こんな決着のつけ方しかないなんて……」",
"501001311_11": "「今更、何を躊躇う。\\n お前たちにだって、戦う理由はあるはずだ」",
"501001311_12": "「戦わなければ、\\n あたしたちは、再びドッペルゲンガーを解き放つッ」",
"501001311_13": "「そうなれば、この『ギャラルホルン』世界だけではなく、\\n 他の並行世界群でも再び戦火が拡がることになるんだぞッ」",
"501001311_14": "「だから……戦え、シンフォギア装者ッ!!\\n あたしたちを……『英雄』のままで、いさせてくれッ」",
"501001311_15": "「そうじゃなきゃ……\\n あたしたちは、何者にもなれやしない……ッ」",
"501001311_16": "「ベアトリーチェは言ってた……。\\n もう、ギャラルホルンは起動しないって……」",
"501001311_17": "「もう他の並行世界のみんなを、\\n 助けに行けないってことデスかッ」",
"501001311_18": "「いえ、並行世界を渡る方法自体は残っています。",
"501001311_19": " ですが、どれも乱用できるものではありません――」",
"501001311_20": "「そもそも、カルマノイズたちが消えたことで、\\n どのような影響が出ているのか……」",
"501001311_21": "「……」",
"501001311_22": "「……わかった。\\n 戦おう」",
"501001311_23": "「響……、\\n いいの」",
"501001311_24": "「戦いたくなんてないよ。",
"501001311_25": " でも――」",
"501001311_26": "「それでも、\\n わたしは……」",
"501001311_27": "「キョウちゃんとヨウちゃん、2人と正面から向き合って。\\n わたしはまた――わたしの答えを、見つけてみせるッ」",
"501001311_28": "「……ああ、それでこそだ。\\n かかってこい、シンフォギア装者ッ」",
"501001311_29": "「あたしたちの侵略と略奪――\\n 止めてみせろッ」",
"501001311_30": "「――ッ!?」",
"501001311_31": "「…………」",
"501001311_32": "「――ッ!!",
"501001311_33": " キョウッ!? 間に入るなんて、危ないこと……ッ!」",
"501001311_34": "「………………ダメ」",
"501001311_35": "「……ダメ、だよ……」",
"501001311_36": "「キョウッ!?」",
"501001311_37": "「ごめん、ヨウ。\\n ごめんね……あんなに忠告してくれたのに……」",
"501001311_38": "「わたしには、できない。\\n この人たちと戦うなんて……殺すなんてッ」",
"501001311_39": "「あんなに真っ直ぐに、光に向かって手を伸ばす人たちから……\\n 世界を、奪って良いはずがない……ッ」",
"501001311_40": "「やっぱり、知らなければ良かった。\\n 遠く離れた世界の、敵のままだったら良かったのに」",
"501001311_41": "「その温もりを、優しさを知ってしまったわたしは、\\n もう、戦えない――ッ」",
"501001311_42": "「…………キョウ……」",
"501001311_43": "「ごめんなさい……。\\n ごめんなさい……ッ」",
"501001311_44": "「お願い、ヨウ。\\n 一緒に逃げてッ」",
"501001311_45": "「わたし、英雄になれなくてもいいッ!\\n ヨウ、あなたと一緒に生きていられれば、それで良かったッ」",
"501001311_46": "「……」",
"501001311_47": "「……そうだね。\\n キョウは優しいから、そんな風に思っちゃうよね」",
"501001311_48": "「ごめんね、ヨウ……。\\n わたしは、『見放された世界』のための英雄になれない……ッ」",
"501001311_49": "「……いいよ。\\n 英雄じゃなくても」",
"501001311_50": "「……え?」",
"501001311_51": "「キョウが、キョウでいてくれるなら。\\n あたしだって、英雄になれなくても良かったんだ」",
"501001311_52": "「あたしたちの世界は、\\n どうしようもないくらいに追い詰められていたけれど……」",
"501001311_53": "「それでも、\\n あたしが生きてこられたのは、キョウがいたからだよ」",
"501001311_54": "「キョウさえ、隣にいてくれれば、\\n あたしにとっては十分だったんだ」",
"501001311_55": "「……ヨウ。\\n わたしも、あなたと一緒に生きたい」",
"501001311_56": "「でも、そんなことはできない。\\n わたしたちには、背負うものが多すぎる」",
"501001311_57": "「今日まで犠牲にした人たちのために、\\n 立ち止まれないって、そう思っていた。それなのに――」",
"501001311_58": "「ダメなんだ。\\n わたしはもう、戦うことが、恐ろしい……」",
"501001311_59": "「わたしがしてきたのは……戦う覚悟なんかじゃない。\\n 殺す、覚悟だけだったから……」",
"501001311_60": "「だからもう、\\n わたしは、この命をもって償うしか――」",
"501001311_61": "「そんなことはさせないッ!\\n させるもんかッ」",
"501001311_62": "「……ヨウ。\\n お願い、もうこれしか……」",
"501001311_63": "「キョウに生きて欲しいから、\\n あたしは、どんな無茶だってできたんだッ」",
"501001311_64": "「そのためだったら、\\n あたしが人で死んだって、構わなかったッ」",
"501001311_65": "「でもッ!\\n あたしが本当に、心の底で望んでいたのは違うことッ」",
"501001311_66": "「あたしだってッ!\\n キョウと人で、生きる道を探したいよッ」",
"501001311_67": "「……ヨウ」",
"501001311_68": "「それなら――、\\n わたしたちに、手伝わせてッ」",
"501001311_69": "「<ruby=ファム・ファタール>立花、響</ruby>……?」",
"501001311_70": "「2人が生きたいって願うのなら、\\n その助けになりたいんだッ」",
"501001311_71": "「――って、ごめん、みんな。\\n わたし人で、勝手に決めちゃって」",
"501001311_72": "「……何言ってんだ。\\n そんなの、いつものことだろ」",
"501001311_73": "「うん。\\n 響なら、きっとそう言うってわかってたよ」",
"501001311_74": "「……そうね。\\n そのお節介に、わたしたちも救われたのだから」",
"501001311_75": "「難しいことは、\\n 後で考えるデスッ」",
"501001311_76": "「うん。\\n みんなで考えれば、何かいい方法が思いつくよ」",
"501001311_77": "「はいッ!\\n ボクも、できる限りお手伝いしますッ」",
"501001311_78": "「お前たち……」",
"501001311_79": "「ありがとう、みんなッ!",
"501001311_80": " それじゃあ、キョウちゃん、ヨウちゃんッ!」",
"501001311_81": "「2人が一緒に生きられる道を、\\n そして、人の世界を救う方法を、みんなで探そうッ」",
"501001311_82": "「……そんな都合の良い方法が、\\n あると言うのですか」",
"501001311_83": "「……わからないよ。\\n でも、探さないままでいたら、可能性さえ見つからない」",
"501001311_84": "「だから――、\\n もうちょっとだけ続けようよ」",
"501001311_85": "「わたしたちとの、\\n 共同戦線ッ」",
"501001311_86": "「ああ……」",
"501001311_87": "(差し出された手の、\\n 温かさ……",
"501001311_88": "(わたしたちは、これを、ずっと求めて――)",
"501001311_89": "「――ぐぅッ!?」",
"501001311_90": "「キョウちゃんッ!? ヨウちゃんッ!?\\n どうしたのッ」",
"501001311_91": "「わ、わからない……ッ!\\n 全身が、締め付けられるように――ッ」",
"501001311_92": "「い、痛い……ッ!\\n 熱い……ああああああッ」",
"501001311_93": "「ぐ、ぁ……ッ! まさか……、\\n カヴァーチャが、暴走、を……ッ」",
"501001311_94": "「世界のための戦いに叛き逃げようとするわたしたちを、\\n 許さないとでも言うの……ッ」",
"501001311_95": "「キョウ、逃げて……ッ!」",
"501001311_96": "「そんなこと……ッ!」",
"501001311_97": "「あ、ああ……」",
"501001311_98": "「<size=40>あああああ――ッ!!!</size>」",
"501001311_99": "「…………」",
"501001311_100": "「い、いったい、\\n どうしたことデスかッ」",
"501001311_101": "「なんて不気味で、\\n 痛々しいカタチ……」",
"501001311_102": "「「ぐ、ぅ……」」",
"501001311_103": "「キョウちゃんッ!\\n ヨウちゃんッ そ、そんな……ッ」",
"501001311_104": "「響――危ないッ!!」",
"501001311_105": "「手当たり次第に、\\n あたりに攻撃を……ッ」",
"501001311_106": "「「ア、アア……\\n  やめて、もう、戦いたくなンテ、ナイッ」」",
"501001311_107": "「「お願、イ、\\n  カヴァーチャ……ッ」」",
"501001311_108": "「「もう、\\n  わタシたち、に――」」",
"501001311_109": "「「……殺させ、ないで」」",
"501001311_110": "「き、消えた……?",
"501001311_111": " あれは、2人がずっと使っていた……世界を渡る亀裂?」",
"501001311_112": "「今のは、\\n なんだったんだ……」",
"501001311_113": "「2人が纏っている武装が暴走し、\\n 彼女たちを縛り付けたようにも見えましたが……」",
"501001311_114": "「ああ……2人の意思ではなかったように見えた。\\n しかし、あの姿……尋常ではないぞ」",
"501001311_115": "「すごく……痛そうだったデス」",
"501001311_116": "「ようやく、手を繋げたのに……ッ!\\n こんなことって……」",
"501001311_117": "「キョウちゃん、ヨウちゃん、\\n どこに、行っちゃったの……」"
}