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2024-12-22 15:59:32 +03:00

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{
"501001221_0": "「くらえぇぇぇぇ――ッ!!」",
"501001221_1": "「隙を与えるなッ!\\n 続くぞッ」",
"501001221_2": "「ええッ!\\n 畳み掛けるッ」",
"501001221_3": "「邪魔ねッ!\\n それなら、こっちも同時に――」",
"501001221_4": "「――――」",
"501001221_5": "「させないッ!」",
"501001221_6": "「連携だったら、\\n アタシたちだって負けてないデスッ」",
"501001221_7": "「数の上では勝っていてもッ!」",
"501001221_8": "「相手は世界蛇とベアトリーチェ……\\n それぞれが、あまりにも強いッ」",
"501001221_9": "「それなら――せめて連携されないよう、\\n 波状攻撃を仕掛けるまでッ」",
"501001221_10": "「――ッ!?\\n エルフナインちゃんッ」",
"501001221_11": "「ボクのこの力だって、\\n みなさんを護るために発現した力ッ」",
"501001221_12": "「だから……一緒に戦わせてくださいッ!!\\n この想い、<ruby=悪意>あの人</ruby>に、届けてみせますッ!!」",
"501001221_13": "「――もちろんッ!!」",
"501001221_14": "「フフ。\\n ならば、その希望、塗りつぶしてあげる――」",
"501001221_15": "「おいで、ヨルムンガンド……。\\n こっちにいらっしゃい」",
"501001221_16": "「1ヶ所にまとまったなッ!?\\n それなら、まとめてお陀仏だ――ッ」",
"501001221_17": "「あたしの狙撃から、逃げられると思うなよッ!!!」",
"501001221_18": "「くぅぅ……ッ!?",
"501001221_19": " ――いいじゃない、素晴らしいわッ!」",
"501001221_20": "「素敵よ、あなたたちッ!\\n 漲る殺意が、わたしを更に昂らせてくれるッ」",
"501001221_21": "「希望を謳いながら、悪意に身を焦がすその矛盾ッ!\\n わたしにとっては、たまらなく愛おしいッ」",
"501001221_22": "「違うッ!\\n これは殺意でも悪意でもないッ」",
"501001221_23": "「これは、あなたに届き続けるための希望ッ!!\\n この世界を……ッ」",
"501001221_24": "「あなたひとりだけに……\\n 悪意だけに、させるもんか――ッッ」",
"501001221_25": "「くぅ……ッ!?」",
"501001221_26": "「調ッ!?\\n 大丈夫デスかッ」",
"501001221_27": "(……戦いが始まってから、\\n どのくらい経ったのかしら――",
"501001221_28": "(5時間? 10時間?\\n とうに陽は落ち、帳が下りている",
"501001221_29": "(限界は、とうに越えているはず。",
"501001221_30": " ――フフ、もちろんそれは、わたしだって同じ)",
"501001221_31": "(手を抜くだなんて、もったいないことはしない。",
"501001221_32": " だからこそ……ああ、なんて満たされるッ!!)",
"501001221_33": "「……うん、平気。\\n だから、もっと人で攻めていこうッ」",
"501001221_34": "「了解デスッ!\\n 調がその気なら、アタシだって無限に頑張れるデスよッ」",
"501001221_35": "「この程度で挫けていたら、\\n ここまで支えてくれたみんなに、合わせる顔がないもんね」",
"501001221_36": "(どう見ても、誰もが満身創痍。\\n とても立ち上がれるような様子には見えない",
"501001221_37": "(だけれども、\\n 人、瞳の奥にある光は、消えていない",
"501001221_38": "「……ここで我々が敗れれば、\\n 後ろにいる多くの人々が傷付く」",
"501001221_39": "「なればこそッ!\\n 防人の名にかけて、歩たりとも退きはしないッ」",
"501001221_40": "「わたしたちが力を持つのは、\\n 力を持たぬ人々を護るためッ」",
"501001221_41": "「その意志は潰えないッ!\\n 最後まで、悪意に抗い続けてみせるわッ」",
"501001221_42": "「翼、今よッ!!\\n 飛びなさいッ」",
"501001221_43": "「心得たッ!!\\n 友の声を風に、羽ばたくわたしの<ruby=つばさ>剣</ruby>――御覧じろッッ!!」",
"501001221_44": "「ぐ……ッ!!\\n あぁあああああ――ッ」",
"501001221_45": "(わたしと、この子で、\\n これまで多くの世界を平らげてきた",
"501001221_46": "(もちろん抵抗されることはあった。\\n だから、その抵抗ごと、磨り潰して滅ぼしてきた",
"501001221_47": "(今回も、今までと同じだと思っていた。\\n だけどわたしは、一度負けた――",
"501001221_48": "「まだですッ!\\n ボクだってまだ、戦えますッ」",
"501001221_49": "「戦う力を持たなかったボクが、\\n 数奇な運命を経て、こうして力を手に入れたのは――」",
"501001221_50": "「今、みなさんと一緒にッ!\\n こうして肩を並べるためだと、そう信じますッ」",
"501001221_51": "「そうだよね。\\n 戦う誰かを、遠くから見ているだけなのは、辛いもの」",
"501001221_52": "「望んで手に入れた力じゃなかったとしても、\\n それでも、戦場で隣にいられることは、わたしの望みッ」",
"501001221_53": "「護られるばかりじゃない自分であるためにッ!\\n わたしは、ここに立ち続けるッ」",
"501001221_54": "(ミーナさん。\\n あなたの想いも、無駄になんかしない――ッ",
"501001221_55": "「1度負けたわたしに、慢心はない――\\n けれど、だからこそ、<ruby=あなた>希望</ruby>たちと、真っ向にぶつかりたかった」",
"501001221_56": "「……不思議ね、どうしてかしら?\\n あなたたちも、ずっと真っ向から、わたしに向かってきてくれる」",
"501001221_57": "「ハッ! そんなこと、わかるもんか。\\n お前の攻撃のおかげで、こちとら、考える暇もねぇ」",
"501001221_58": "「ただな、どいつもこいつも……、\\n 命を張って、お前に本気でぶつかってんだッ」",
"501001221_59": "「先輩として、あたしがここで、\\n 情けないところを見せるわけにはいかないだろうがッ」",
"501001221_60": "「ぐ、ぅ――ッ!!!\\n まさか、押されているッ」",
"501001221_61": "「あらゆる負の感情を身に纏った、\\n このわたしがッ」",
"501001221_62": "「フ――フフフッ!\\n こんな愉しいこと――終わらせてなるものかッッ」",
"501001221_63": "「ああああああ――ッ!?」",
"501001221_64": "「フフ。\\n これで――」",
"501001221_65": "「ああ……\\n まだ、立ってくれるのね。わたしのために……」",
"501001221_66": "「――何故だ」",
"501001221_67": "「何故、お前たちは、\\n そこまで、真っ直ぐに戦える……ッ」",
"501001221_68": "「どれだけ喰らいついても、果てることのない悪意を前に、\\n どうして……誰も、諦めないッ」",
"501001221_69": "「その姿は、まるで、わたしたちが……\\n いつか、本当に目指したかった、英雄のように――」",
"501001221_70": "「……でも、今のわたしたちは、\\n なりたかった英雄から程遠い」",
"501001221_71": "「ただ、目の前の現実に打ちひしがれて。怖くて、竦んで……。\\n 今も、あなたたちみたいにすぐに立ち上がれなくて……」",
"501001221_72": "「そんなことないよ。\\n わたしだって、フラフラだよ」",
"501001221_73": "「どうして戦えるのか……って、\\n そう言ったよね」",
"501001221_74": "「<ruby=ファム・ファタール>立花響</ruby>……」",
"501001221_75": "「それは――、誰のためでもない。\\n 自分たちが、そうしたいと思っているから」",
"501001221_76": "「そうしなきゃって、\\n わたしたちが感じているからッ」",
"501001221_77": "「だから、こんなところで挫けてなんかいられないッ!\\n この想い、伝えるまで、折れるもんかッ」",
"501001221_78": "「最後まで立ち続けてみせるんだッ!\\n それが、わたしの唄う、わたしの歌だッ」",
"501001221_79": "「――だからッ!\\n 負けるもんかあああぁぁぁぁッ」",
"501001221_80": "「この装者たちは、\\n どうしようもないほどに希望を唄う、<ruby=みらい>未来</ruby>の担い手だ」",
"501001221_81": "「あたしたちは、ここで何をしている……?\\n ただ絶望に<ruby=くずお>頽</ruby>れて、うつむいているだけなのか?」",
"501001221_82": "「違う、そんなことは許されない。\\n あたしたちは――英雄になりにきたんだッ」",
"501001221_83": "「そうです……少しでもいいッ! ほんの僅かでもいいッ!\\n わたしたちが、できることッ」",
"501001221_84": "「「何かを成さねば――ッ!\\n  ここより先に、進めるものかッ」」",
"501001221_85": "「――これはッ!?\\n アマルガム・キーパーの力が増しているッ」",
"501001221_86": "「キョウさんとヨウさんが、何かを掲げて……ッ!?\\n まさか、<ruby=アーティファクト>人工聖遺物</ruby>に働きかけてくれたんですかッ!?」",
"501001221_87": "「――いえ、\\n 理由を考えるのは後ですッ ",
"501001221_88": "「ボクですら、\\n これだけの力を引き出せているということは――ッ」",
"501001221_89": "「力が――、\\n ギアの内側から、湧いてくるッ」",
"501001221_90": "「フォニックゲインとは違う、\\n けれど、確かな力……ッ」",
"501001221_91": "「なんだか……。\\n これまでよりも、素直に身体が動かせるような……」",
"501001221_92": "「……きっと、\\n 手を繋げたんデスよ」",
"501001221_93": "「諦めないで、手を伸ばした……。\\n その結果が、返ってきたんデスッ」",
"501001221_94": "「……うん。\\n わたしたちが、そうしてもらったように、だね」",
"501001221_95": "「マリアたちの、あの様子――ッ!",
"501001221_96": " フフ……そうか。あの2人が、やってくれたのか」",
"501001221_97": "「ならば、こちらも負けてはいられないな。\\n ――行けるな 雪音」",
"501001221_98": "「当然だッ!\\n 負けて終わるなんて御免だからなッ」",
"501001221_99": "「悪意の種なんて名前のくせして、\\n こいつも、なかなか頼れるみたいだしな」",
"501001221_100": "「ああ。種が悪意だったとして、\\n 花は如何様にでも咲かせられるものだ」",
"501001221_101": "「水、土、空気……。\\n あらゆるものが、花の育ち方を決めるのだから」",
"501001221_102": "「なればこそ、わたしたちは、\\n 希望の花を咲かせる何かと成ろうッ」",
"501001221_103": "「……そうだな。\\n 始まりが敵だったとしても、最後までそうとは限らない」",
"501001221_104": "「確かな今で、手を繋げているんだったら。\\n そいつは、間違いなくあたしたちの力だッ」",
"501001221_105": "「『見放された世界』とやらの技術が、\\n 装者たちに力を与えて――」",
"501001221_106": "「わたしの植え付けた悪意の種さえ、\\n 別の力となって、わたしに向けられている――」",
"501001221_107": "「何度倒したとしても、決して折れず。\\n 必ず、わたしの前に立ちはだかる――」",
"501001221_108": "「……フフ。\\n こんなに絶望的な展開はないわね」",
"501001221_109": "「だけど、絶望こそはわたしの糧ッ!\\n 絶望を前に、わたしが折れることはないッ」",
"501001221_110": "「最高よッ! 万全以上のお前たちを食い尽くした時こそ、\\n わたしの悪意は完成する――ッ」",
"501001221_111": "「わたしもッ!\\n もう後先など考えたりはしないッ」",
"501001221_112": "「遙か過去から連なる悪意、その全てを重ねて、\\n あなたたちを喰らう力へと変えてあげる――ッ」",
"501001221_113": "「みんなまだ、戦えるよ。\\n だって、そうしたいって想っているから」",
"501001221_114": "「並行世界で出会った、たくさんの人たちも、\\n わたしたちと一緒に戦ってくれている」",
"501001221_115": "「うん。感じるよ。この胸に……響いてくる。\\n 背中を押してくれる、みんなのためにも――」",
"501001221_116": "「わたしたちは振り返らずに、\\n 前だけを見て、ただ進むんだッ」",
"501001221_117": "「終わらせよう。\\n ベアトリーチェ……」",
"501001221_118": "「これが――、\\n 最後の戦いだ――ッ」"
}