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2024-12-22 15:59:32 +03:00

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{
"501001011_0": "託す者、託される者",
"501001011_1": "「…………」",
"501001011_2": "「…………」",
"501001011_3": "「……仔羊のステーキだそうよ?\\n 美味しい」",
"501001011_4": "「は、……モゴッ。\\n ……、…………」",
"501001011_5": "「その……ベアトリーチェ様。\\n 何故、このようなことを」",
"501001011_6": "「わたしは別に、\\n 普通の食事を摂る意味がないんだもの」",
"501001011_7": "「だからせめて、あなたに食べさせてあげてるの。\\n わかった わかったらほら、口を開けて」",
"501001011_8": "「……然様ですか。\\n お手を煩わせてしまい、申し訳ありません」",
"501001011_9": "「いいのよ。\\n わたしが好きでやっていることだから」",
"501001011_10": "「…………」",
"501001011_11": "「……」",
"501001011_12": "「……ねえ?」",
"501001011_13": "「……はい?」",
"501001011_14": "「あなた、\\n どうしてわたしを復活させたの」",
"501001011_15": "「それは――」",
"501001011_16": "「蛇に纏わる聖遺物を集めること、\\n 装者たちの目を掻い潜ること……どれも簡単ではなかったはずよ」",
"501001011_17": "「だから……わたしを復活させたことは、\\n 単純に褒めてあげる。よくやったわ」",
"501001011_18": "「……ありがたき、しあ――」",
"501001011_19": "「――でもね」",
"501001011_20": "「とうに塗り潰された想い出まで組み込んだのは、\\n 余計だったわね」",
"501001011_21": "「……申し訳ありません」",
"501001011_22": "「……いいわ、許してあげる」",
"501001011_23": "「あなたは随分と長い間、\\n わたしと同じ絶望を……悪意を抱えてくれたんだもの」",
"501001011_24": "「そうでしょう、石屋。\\n いいえ……アルヴィース」",
"501001011_25": "「あなた、本当に――\\n 馬鹿がつくくらい忠臣だったのね」",
"501001011_26": "「……ッ!",
"501001011_27": " もったいない、お言葉です」",
"501001011_28": "「……。\\n 『あなたの主人として』……つ、命令するわ」",
"501001011_29": "「なんなりと」",
"501001011_30": "「もしもわたしが、次の戦いで潰えたのなら。\\n あなたが、わたしの『悪意』を継ぎなさい」",
"501001011_31": "「それは――」",
"501001011_32": "「口ごたえは許さないわ。\\n 何があろうと生きて、そうするのよ」",
"501001011_33": "「わかった?\\n アルヴィース」",
"501001011_34": "「…………。",
"501001011_35": " ……御心のままに」",
"501001011_36": "「ええ、それでいい。\\n それでこそ、わたしの従者よ」",
"501001011_37": "「……」",
"501001011_38": "「わたしは――。\\n どこまでも、わたしが『愉しんだ』悪意を肯定する」",
"501001011_39": "「お綺麗なものだって、嫌いなわけではなかったわ。\\n けれど……」",
"501001011_40": "「お綺麗なものより、それを砕いた時の感情の落差こそ、\\n 『美味しい』と思ったことを、わたしは、微塵も後悔しない」",
"501001011_41": "「だってわたしは、\\n 『祈りの巫女ベルダンディ』に非ずッ」",
"501001011_42": "「わたしこそが、\\n 『世界蛇の巫女ベアトリーチェ』ッ」",
"501001011_43": "「全ての並行世界を愉しみ喰らう、\\n 悪意の化身なのだから――ッ」",
"501001011_44": "「ああ、響……シンフォギア装者たち。\\n わたしは、自分自身の手で、あなたたちを折りたいの」",
"501001011_45": "「この想いは、間違ってなんかいなかった。\\n だから、最後の闘いの幕を開きましょう」",
"501001011_46": "「だからこそ、わたしは、わたしとしていなくちゃいけないわ。\\n わたしがあの子たちを手折ることに、意味があるのだから……」",
"501001011_47": "「だから……わたしとずっといてくれたあなた。\\n ヨルムンガンド……」",
"501001011_48": "「――」",
"501001011_49": "「あなたも、一緒に来てくれる?\\n わたし、あなたのことも大好きよ」",
"501001011_50": "「ずっと、ずっと……\\n わたしの悪意に、寄り添ってくれた……かわいい子」",
"501001011_51": "「……今度こそ、\\n おなかいっぱい食べさせてあげるわ」",
"501001011_52": "「――」",
"501001011_53": "「フフ。嬉しい?\\n そうよね、わかるわ。わたしも、嬉しくてたまらないもの」",
"501001011_54": "「さあ――行きましょう。\\n 食事の時間よ」"
}